今回の記事は、春の瀬戸内海で行ったライトスロージギング撮影の様子をお届けします。
使用したジグはもちろん「スーパーサブ(SUPER SUB)
アコウ(キジハタ)や真鯛、そして毎年恒例となったレアターゲット“ヒゲソリダイ”を狙うこの釣り。
基本動作は「上げて〜下げる〜」という単調な理論ですが、今回は“カラーの差”が結果を大きく分けました。
春のライトスロージギング攻略の一助になれば幸いです。
過去の実釣記事はこちら👇
2022年前編 / 2022年後編 / 2023年編
朝一、下げ残りから上げ返しで苦戦の展開
ここ最近、海況が安定せず「撮影できるのか?」という不安を抱えながら迎えた3月31日。
集合時間の15分前に港に到着し、みなさんと挨拶を済ませタックルで準備完了。
今回もお世話になったのは「第八中吉丸」。
朝の空気はまだ冷たく、船上には程よい緊張感と期待が入り混じっていた。本音は、この厳しい季節に良く撮影したなと…
朝イチ真鯛ヒットでイージーモードか?
開始水深は70〜80m。「SUPER SUB」100gのブラックレッドをチョイス。
このカラー選択が、後に“大きな差”を生むことになるとはまだ誰も知らない。
スタートから5分もしないうちにTG部長のロッドが曲がる。上がってきたのは、いきなりの良型真鯛!

「サブで真鯛きたー!」と船上に笑顔が広がる。

しかしその後、連発とはならずポツポツ拾い釣りの展開へ。
ジグを追う魚はいるが、食い切らない。低活性の瀬戸内特有の“もどかしさ”が漂う中…
それでも「SUPER SUB」を信じて振ってくれポツリポツリとアコウを釣ってくれる。


上げ返しも打開できず、拾い釣りが続く
潮が上げに転じてもパターンを掴めず、淡々と振り続ける。もちろん、他のジグを使っている人もいるが…
それでも「SUPER SUB」の持ち味である“安定フォール”が要所で効き、主役のアコウが顔を出す。


正午前、“ヒゲソリダイ”狙いにシフト
船長が潮と風のバランスを見て、大きくポイントを移動。
毎年恒例となりつつある“ヒゲソリダイ”狙いへ。
「さすがに今年はいないだろう」「いや、絶対におる!」と半信半疑の中で恒例行事再開!
水深は100gが適正。障害物の際狙いなので、タイミングは運は任せ。より強く「上げて〜下げる〜」をテンポ速め目のアプローチに切り替える。
二流し目でダブルヒット!船上騒然!
一流し目から反応はあるがフックオンならず…
続く二流し目――TG部長が「食った!」の声。
直後に「オレも!」とダブルヒットで、独特のヘッドシェイクと鋭い突っ込み!
期待を胸に海面下から現れたのは、超レア種の“ヒゲソリダイ”!
船上は「ヒゲソリー!!」と歓喜の声と笑いが入り混じる。



続いて吉田さん、ユッピもキャッチ。
「SUPER SUB」の安定感が今年も健在で、3年連続の結果を叩き出した。

午後らかの下げ返しでアコウ(キジハタ)連発!
ヒゲソリ祭りのあとは再びアコウ狙いへ。
潮が動き始めると同時に、「SUPER SUB」が牙をむく!
オーソドックスな「上げて〜下げる〜」のリズムから「ドン!」と一撃。
パロットカラーがこの日一番の当たりカラーに。



今回の撮影で、ジグカラーの差がここまで明確に出るとは誰も予想していなかった。
動画としても非常に興味深い内容に仕上がった。

今回の動画
今回のポイント
② 田中は検証のためブラックレッド中心(約6割)で構成。
③ 海況は穏やかで、100gが最も安定。
美味しいゲストたち
釣りも最高だったが、食もまた至高。
ヒゲソリダイは5日寝かせて炙りで。脂の乗りと熟成の旨味が絶妙で、一口で笑顔がこぼれる。

アコウは塩麹に2日漬けて焼き上げると、ふっくら香ばしく旨味が倍増。
塩麹焼きは全魚種におすすめ。ぜひお試しを^^

この時のタックルデーター
★【ロッド】
スローロッド#1
★【リール】
ベイト200〜300番クラス
★【メインライン/リーダー】
PE1.0号300m〜/フロロ5号2m
★【ジグ】
SUPER SUB 100g、150g
パロット、アカキン、グリキン、ブラックレッド
最後に
今回で3回目となる、瀬戸内海・春のライトスロージギング撮影。
毎回テーマは違えど、今年は“ジグカラー”の重要性を明確に実証できた回でした。
根魚シーズンが本格化する前の超難しいタイミングでの撮影…誇張する訳ではなく、V.I.SOULは「現場でのリアル」な結果だけを積み上げています。
厳しい状況にこそ「釣れるジグ」、それがスーパーサブです。
これからもその理念を胸に、現場第一主義で挑み続けます。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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また、今回登場した「SUPER SUB」の仕様については [公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、公式ECサイトからご覧いただけます。



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