【九州一周行脚】ガラリと世界観が変わり“釣り業界”の未来図を予見…

フィールドテスト

2023年も残すところ約半月ほど、、、

行くところ行くところで「今年はヤバいモノが売れない」という声が多かった印象的な年だったが、、、、、

おかげさまで、V.I.SOULはたくさんのお仕事をいただき、12月中頃まで今年分の製造業務が行われる予定。

そこから年末・年始の休暇までは、①来年以降の運営に必要な新たな仕組み作り②ニュープロダクトのすり合わせ③ミーティング④チャンスがあれば撮影⑤大掃除と、書き出すとまぁまぁ仕事量あるなと^^;

2023年からガラリと世の中の仕組みが変わり、さらに激動の時代が色濃くなり、舵取りをミスすれば瞬く間にジ・エンドとなるのでが超重要になる。は、無理にリリースするのではなく、より一層緻密に作り込んでいこうと。ウチは無駄に集まってグダグダするがないので、たまにあるはみんなの良いアウトプットの場となる。そしては、貧乏神が宿らないよう徹底的にw

こんな感じで、考えてないようで考えている。

さて、お題にもある通り、11月に入ってすぐに「九州一周行脚」(本土の陸っぱりメイン)に行き、世界観が180度変わり「急務で①〜③に反映させなければ!」と思った次第である!!

全行程20日間、総走行距離2,810㎞、50箇所以上の現場(漁港、岸壁、サーフ、河口、地磯)を、実際に目で見て肌で感じた結果、、、

本記事では、時系列に沿った「九州一周行脚」の様子、そこで得た事実をもとに、愛してやまない「自然、魚、釣り」の環境が今後どうなるか、、、、、

基本、こう言った類の話をすると、嫌われることの方が大きいけど、そこは慣れっこなので躊躇なく切り込んでいこう。

前置きが長くなったけど、単純に「良い悪い」の話ではないので、柔軟な思考でお読みいただければ幸いです。また、魚を釣ったことはほぼ書かないので、非常に退屈な記事なるかと思います。

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北九州一周行脚に至った経緯

単純に、外部から見た九州はとても魅力的だと思っていたから。プロトルアーのテスト含め、ショアテンヤなどの可能性を探るために、一周する価値が十分にあると判断。九州はほぼ未知の領域だったので、どっちに転んでもウチにとってはプラス(得られる経験値)でしかないと確信できたから。そして、V.I.SOULの今後の運営に繋がる“何か”があると、直感的に感じたから九州一周行脚に挑戦した。

九州本土を時計回りにぐるっと一周!

11月2日〜3日

当初は10月下旬に出発予定だったが、心に引っかかるモヤモヤがあり、数日遅れた11月2日、14時すぎに地元笠岡を出発。

下の画像は、出発前に全てを積み込んだもの。想定外の事態が起きても対応できるよう揃えたらエライ量に、、、まぁちょっとした夜逃げレベルw

山陽自動車道、笠岡インターから西方面(下り)に進み、途中、宮島で休憩しようと思っていたが、思いのほか運転の調子が良かったので、山口県美東までノンストップで到着。

夕食にはちょっと早かったが、寄ったついでに「美東ちゃんぽん」で腹を満たし、さらに西へ。

激しいアップダウン、急カーブの多い中国道をクリアし、関門橋をパス。門司インターから下道へ降り、“九州第一ポイント”を下見するため現場へ向かうも、そこには「関係者以外立ち入り禁止」の看板が、、、

今回の「九州一周行脚」で釣りをするところは、おおむね田中がGoogleマップで見立てたポンイトである。

あくまでもマップ上の判断なので、「釣り禁」「立禁」はある程度想定内であったが、初っ端から「あちゃ~」となり、そのまま第二ポイント付近へ。初日の移動距離362km。

九州入り初日から波乱の幕開となり、不安の中で迎えた2日目。序盤戦(福岡は2箇所だけ)は、どこもシャロー域が多く、とある河川の河口へ。すると、そこも、周辺一体「◯◯のため立ち入り禁止」、、、

嘆いてもしかたないので、急遽ピックアップした現場へ急行。ここもとある河川の河口域で、いわゆる河川敷と言われる場所。

フラットがバイトしてくるも、フックオン3秒後にフックオフ、、、

その後、周辺を隈なくチェックするも雰囲気ないので移動することに。

そこから転々とチェックを繰り返すが、ロッドを振る気にならない雰囲気により大分入り、、、宇佐、豊後高田から国東半島の半分を高速チェック!移動!!移動!!!移動!!!!

とある地磯にエントリーしようと思うも、とんでもない道に侵入し「車壊れる、、、」と思いながら四苦八苦w 大分在住の佐藤くんは、ここで鹿と睨めっこしたそうなww

そんな感じで思ったより移動ペースが速くなり、15:30に国東市のとある磯場に到着。シャローの岩礁帯だったが、夕方短時間だけチェックして終了。翌朝のマズメだけ再チェックすることに。

11月4日〜5日

4日、6時頃にド干潮の磯場へエントリー。

開始早々、「カン!」と、良い魚にスイッチが入った特有のバイトがあり、フッキングするもすっぽ抜け、、、「もしかしてあの魚がおる?」と期待が膨らむも、その後音沙汰なし。

そこから杵築、日出、別府、大分とチェックするも「まともに釣りできん、、、」という状況により、「キィ~~!」となりながら佐賀関方面へ。

この時点で、「瀬戸内海ってめっちゃ恵まれとるな~」と痛感することに。

そんな中、次の目的地に到着したのが13:30で、地磯への行き方や地磯のチェックに1時間を費やしたが、タックルなしでも重労働、汗だく、、、日中、Tシャツと短パンで過ごせるほど暑かったので地磯歩きは死ぬと思い、急遽、大分市内に戻り短パンを購入。

が、持ってきたはずのレッグガードがなく、アームガード二組という、、、w

明日の現場付近はなにもないので、食料の買い出しなどしていると夕刻前に。その日はおとなしくして次の日に備えたが、ここにきてルアー系の2人と会話ができたので、ちょっと安心したww

5日、1箇所目の地磯に着いたのが7時で、干潮のタイミング。朝から容赦ない快晴につき、すでに汗だくw 左横、200m離れた磯にはルアーマン(ショアジギ)、フカセのおじいちゃん(歩いた行ったのか?)この磯と左の磯は分離され、歩いて行くのは困難。

ここにきてやっと潮の流れを感じられたので、安堵のため息が漏れる。

1時間ほどみっちりチェックし、魚2匹GET。粘る必要なしとの判断で見切り、左横の磯場に行くため違う道へ。

道中、さっきショアジギしてたルアーマン2人とすれ違い挨拶。その時の2人の辛そうな表情が忘れられない。田中も今からそこに降りるのかと思うと、引き返したくなるがw 行くしかないということで、さらに急斜面を滑り落ちそうになりながら降りる、、、

磯場はすでに潮位が上がってきていて、打てそうな場所がなく無理やり打つも1匹で終了。ここでも、潮位の影響により一発勝負が仇となったが、魚が獲れたので良し!フカセのおじいちゃんが、背中一杯に荷物を抱え(多分20kgぐらい)両手でストック突きながら帰る様は圧巻だった。

10:30に車に戻れ、そこから臼杵方面へ行っていると、道路際に良さげ?な地磯があり寄ることに。

一瞬、磯際にヤズが見えたが無反応。沖目を小一時間チェックして、粘れる要素がないので移動。臼杵、津久見、スルーしても良い雰囲気だったが、少しチェックして無、体力を使い切り終了w

11月6日〜7日

この日は南風(8m前後)が強いので、ワンチャン「ヒラ狙えるかも?」と思いながら、津久見を5:55分に出発。

とある半島へ向け、グネグネと現場に到着。

ここで地元?ご年配のルアーマンが来られ、少しだけここいらの情報を教えてもらえた。やっと、それっぽい雰囲気の人に出会えたので、崩壊しかけた精神が少し修正w

安全装備を身にまとい、風裏でもビュンビュン吹く中、7:30にエントリー。以下の画像はイメージ。

水色も良く、オオモンハタが釣れそうな匂いがプンプン。 一番深いところでカウント45(8号で)だったので「何か起きそう!」と期待するも、違う根魚が2匹。2時間弱、ここはというポイントを探れたので、納得の結果で次に移行した。

さて、次に向かうは波止と地磯が隣接している現場。南の風が避けれる波止は、5人くらいエギンガーがシャクっていたので行かず、迷わず風表の地磯へヒラ狙いに。

思いっきり風表で、風速8~10mほど。ある程度覚悟はしていたが、4月の五島を上回る危険な状況で、釣りをする前に波長の大きさを見ながら、岩の濡れ具合などで慎重に立ち位置を決める。しかしウネリが大きすぎ、数投で見切りをつけ一山(崖?)越えることに、、、

険しさでは今までで最強レベルだが、難所を越えると良い感じのサラシが眼下に広がる。が、ヒラはペーペーレベルなので、あくまでもイメージ。

そんな中、安全第一で打てそうなサラシ、そして釣れそうなピンポイントにルアーを入れ込む。まぁ、そんなに簡単に釣れるわけはなく、そもそも、ここにヒラがいるのかどうかも不明、、、

基本、テンポ良くランガンするのが好きなので、打っては移動、打っては移動の繰り返し。そして遂に、念願のヒラスズキへリーチが掛かる!

またこれがピンもピン、大きいシモリと小さいシモリの間、しかも沖側(岩の裏)。そこだけで怒涛の6バイト!!

今後の貴重なデーターとなるので、それ以上は秘密ということであしからず、、、

14時前、この日も車に「ヒィーヒィー」言いながら戻り、次なる現場を思案していると、佐藤くんから電話があり「そっち行きます!」というので、洗濯やら買い出しに時間をあて、本日の釣りは終了。

宿泊場所の佐伯で、夕方、佐藤くんと佐伯ラーメンを食べ、次の日に備えて早めに就寝。

余談だけど、1ヶ月以上アルコールを飲んでないので、すこぶる体が軽く、思考もクリアなのでこのままキープしようと思う^^v

7日、佐伯から南下しようと思っていたが、目が覚めたら考えが変わり、急遽、とある島に渡ることに。九州一周行脚では、直感をすごく大切にする。

北風8mの予報だったが、風裏でショアテンヤをしようと。エサの調達に釣具屋を巡り、「これ売りもの?」ミイラ冷凍エビをGET、、、それプラス、5日の夕方にスーパーで買ってた熟成子イカと、熟成三昧w

風裏の場所は限られていたので、その中でも可能性が高そうな波止場を2箇所選択。

小潮最終日とあって、終始潮がなく不利な状況ではあったが、アタリ頻発で様々な魚種が釣れ納得!

良い潮を狙ってエントリーすれば、ワンチャン「陸甘鯛」も十分狙えるポテンシャルを感じられたので、大収穫!!

17時過ぎのフェリーで島を出て、そのままで翌日のポイント界隈へ移動し終了となった。

11月8日〜9日

8日は蒲江界隈から開始、、、が、イメージと全然違い、それに拍車をかける釣禁(どこも多い)の文字、、、、、下の画像は、道中、適当に撮ったモノ。

さらに追い討ちをかけたのが、スマホの通信制限。普段、こんなに外でスマホを使いまくることがないので、瞬殺で上限に達するというww 151に掛けて無限に変更しようとするが「次月からの適応になります」と言われ、チーン。

まぁ、これがスマホに依存する現代人の成れの果てということで、一時的な課金で対応、、、

そんな中、一応、現場を目で見て確認しようと周るも「こりゃないな」と判断。宮崎入りしようと東九州自動車道に乗ったは良いが、朝一にチェックした波止が心に引っかかったので、Uターン。

そこでショアテンヤするも、モゾモゾアタリだけで撃沈、、、やらなかったらズッとモヤモヤしていたので、まぁ納得ということで11:30、一気に宮崎を目指す!

約一時間、途中グネグネ道を通って目的地へ到着!!

ささっと昼食を済ませ、ガンダムに変身し地磯へとエントリー。「めちゃくちゃ雰囲気ある、、、」と思ったが、そうまくはいかない。

大場所のサラシはスルーして、大小シモリが点在していて、水深にメリハリがあるピンを狙って打つ。「良いとこ入った!」ピンに通しても無反応、、、一本だけあるプロト、コードネーム「SVR-003」があるも、際どいピンに怖くて投げれないw ※下の画像はイメージ

ガチャガチャの岩場を往復5キロ歩き、ヒラからの反応なく撃沈、、、

車に着いた頃は暗く、それでも潮を被ったタック類はきちんと洗い、水を切って乾拭きし、明日に備える。

18:20、延岡市内へ向かい、もろもろも買い出しを済ませて終了、、、50前のオッサンの限界運動量を遥かに突破している感が、、、、、w

9日は延岡サーフをやってみようと、とある河口付近のサーフへ。依然、東からのウネリが入り、釣り人は誰もおらず、サーファー達が次から次へと波乗りに。

そんな中、サーファーと挨拶を交わしながらエントリー、、、干潮からの上げだったので、浅くてできるところが限られていたが、ちょうど地形変化があるところにサーファーがいなかったので、そこを「チョンチョン」と重点的に。

途中、エネルギー補給しながら、、、

満潮の方が良いのかもと思い、別の仕事をしながら時間を潰し、14:50に再エントリー。

朝と同じポイントが空いてたので、地形変化の両サイドを、角度を変えながら執拗に魚を探す。

すると、沖のフラットからブレイクに差し掛かった時「コン!」とハッキリしたバイトがあるも、ショートすぎて掛けれず、、、延岡サーフ、ワンバイトで17:00に終了。

「ウネリの影響か」「ベイトの関係か」分からないまま次に日に備える。これが一発勝負、流れ者の宿命である。

11月10日〜11日

10日は朝から雨、、、雨は嫌いじゃないが、色んなものが濡れるので、遠征先では後の処理が大変なだけ。

が、そんなことを言ってる立場じゃないので、目的の地磯へと向かう。そんな中、現場に着く直前で通行止め。

九州入りして幾度となくおこなった、緊急リサーチ。行ってダメだったりするのは普通。今回も、行ったは良いが引き返すはめとなり、そして道を間違える。が、間違えたおかげで地磯の入り口にたどり着くという奇跡、、、

まだ気温が高く、ジメジメしていたでここは蚊の巣窟!という事で急いで準備し、地磯へと降りる。(車の中にはすでに数匹侵入)

ウネリとサラシはあるも、若干大場所ぽかったが、打つだけ打ってみようと磯に立つ。それっぽいところへルアーを通すも無反応、、、

あの手この手で攻略していると「カン!」と、ヒラ特有のバイトがあるも、フックオンならず。紙一重のところでアジャストできないが、ヒラの経験値が乏しいのは自分が一番理解しているのでオケw

結局ワンバイト、13:50までやり切ってに車へ戻る。そこからひとまず都豊へ向かって、次日に備えた。

11日、依然、東からのウネリが強い。かの有名な宮崎サーフがどんな状況か見てみたかったので、都農からとある海水浴場へ。遠目にはサーファーがたくさんいて、波乗りを楽しんでいる。釣りができる状況じゃないので、昨日濡れて乾いてないモノを全部出し、自然乾燥機にかけるw

その間にもろもろの仕事をすませ、無理だとはわかっていたけどもう1箇所のサーフを確認。(バシャバシャ)

そこから青島方面に向かうも、休日とあって市内は観光客?で渋滞ができるほど、、、渋滞を抜け青島に到着したが、ここも観光客だらけだったので、10秒ほど遠目に青島を眺め、ちょっと気になるポイント(地磯)をチェック。

現着すると、ちょうどそれらしい装備の人が磯から上がってきたので、少しだけ話を。土、日は打たずにと思っていたが「体がうずく」ので用意して地磯へ。が、潮がかなり上げてきてるので、打ちたい所へ行けず(行けば攫われる)。可能性薄いが、打てるとこだけ打って(数発)周り、雰囲気だけ感じ16:00で終了となった、、、

11月12日〜13日

12日、宮崎市内海界隈を7:30出発。ウネリが残っているので日南の地磯付近へと向かった。日曜日とあって、すでに地元のアングラーが各所に降りているので、空いているところを探し8:30にエントリー。

慣れてくれば色々見えてくると思うが、降りて打ってみて初めて「ここは潮位が高い方が良い」と気づくレベル、、、、、

米粒ほどに見える左の磯突端では、ショアジギアングラーが大きくないが数本魚を抜き上げている(たぶんヤズ)。

徐々に左に移動するも、無理やり打てば入るが魚が獲れない可能性が高いコースが多い。なのでドンドン左に移動し、打てるとことがないのでどん詰まりまで進む。この時点で11:20。

ここは何とか打てそうだが、油断したらどえらいウネリがくるので、ビクビクしながら。

そんな中、一瞬の隙をついて良い感じでできたサラシへアプローチ。水深があるシモリとシモリの間を通し「コッ」とバイト。その後、ボイルを一回目撃したので何度か通すも攻略できず、14:20に車に戻り次の場所へ。

途中、波穏やかな岸壁でプロトルアーの「SVR-003HF」のリップを少し修正、簡易補強。

そこらから宮崎南部の地磯へと向かった。駐車場に着くと同時に、ヒラ狙いのアングラーが来たので少し話を。とりあえずタックル持たずに地磯の様子を確認し、車に戻って再度磯へ。少しチェックするも、目がないと判断し車に戻る。

もう夕方だったが、タックル置いてもう一方の道から違う磯をチェック。こっちの方が雰囲気あったので、翌日早朝エントリーすることに。

13日の6:30過ぎ、獣道といえる道を登り降り到着、、、依然、東からのウネリは入っていて、北寄りの風か強くウィンドブレーカー的な上着を着てないとかなり寒い。

まともにウネリが当たる面は危険を伴うし、サラシはできるも魅力的に見えない。1箇所、サラシが入江の中に広範囲に広がり、フィーディングしてそうな状況だったが、音沙汰無しで見切る。

11:00、都井岬(有名?)界隈をチェックするも、行った時のタイミング(諸々の条件)が違う感じ、、、

シャローが多く、ベイトが絡まないと厳しいのかなと、、、、、

せっかく来たので、難所を越えながら端まで歩き、途中、数発撃つも不発。往復2.5㎞くらいあったと思うが、大きい岩が点在する磯だったので、午前のダメージも合わせて疲労困憊w

串間、志布志を経由し、15:44に鹿児島県に入り。そこから本日の宿泊地、鹿屋に向かった。ここから3日間、鹿屋を拠点に活動が始まる、、、

11月14日〜15日

14日、鹿屋の宿泊地を8:00過ぎに出発し、 東面を佐多岬に先端に向かいながら各所(地磯・漁港)をチェック。

車から見える漁港は4人ほど、みんな撒き餌主体の釣りをしている。次に寄った地磯は、底物2名、遠投ウキ(青物)1名の先行者。少し釣りをするも、粘る要素がないので12:00に車に戻る。

佐多岬方面手前のとある港へ、13:35到着。立入禁止の漁港でみんな釣りしてるのでスルーし、南大隅町、錦江町をぐるっと周るも「明日どうしよう」と途方に暮れる、、、ちょっと早いが16:30にこの日の業務を終了。

15日、鹿屋の宿泊地を8:30、桜島に向け出発。桜島フェリー乗り場周辺へ足を運ぶ。基本、漁港、避難港含め立入禁止みたい。とある漁港(釣り禁止)で、地元の釣り人に聞き込みすると「みんな普通に釣りしてる」「他県(横の県)からも結構釣りに来る」「◯◯も何も言わない」らしく、暗黙の了解で成り立っているっぽい。

鹿児島湾、その中の錦江湾は、とても養殖筏が多い。特に閉鎖的な湾内は、海が養殖エサ(ペレット)独特の臭い匂いで充満しており、自然の生態系リズムが狂っている感じがした。

「釣りできるレベルじゃ無い」と、13:22にこの日のチェックを早々に見切り、鹿屋へ戻った。

この時点で、かなりの違和感を抱いていたのは事実、、、とてもじゃないが、画像を載せれるレベルじゃないので割愛で。

11月16日〜17日

16日、3日間宿泊した鹿屋を8:40に出発し、霧島に向け車を走らせる。霧島で気になるところに寄り、姶良、鹿児島と、海沿いをぐるっと周る。

その間、常に海を気にしていたが、釣り人はほぼいない、釣船も数えるくらいしか浮いてない状況、、、たまたまこの日がそうだったかもしれないが、びっくりするくらい活気を感じられなかった、、、、、

12:30にマリンポートかごしま(岸壁)に寄ったが、ベイト(トビウオの子?)やグレがめっちゃ泳いでいるが、釣り禁止。そこから見渡しても、釣り船は皆無という。

時間が余りすぎたので数ヶ所釣具屋を視察し、14:00に宿泊地へチェックイン。そこで仕事をしていると、すぐ近くが釣り公園だったので突撃!閉園までの小一時間、ショアテンヤするも良いアタリ一回だけ、、、

みなさんコマセを一生懸命撒いていたけど、異常なしで平和な時間を過ごされていた。

17日、宿泊地を8:40に出発。9:06に指宿に向け走り、9:50に到着。(すぐ移動した)

ここら辺りから海の雰囲気が変わってきて、カツオドリがダイブする光景もちらほらと。釣りできそうな漁港もあるが、シャローが多いのでスルー。と言っても、この日は爆風なのでそもそも釣りができない。

カツオの産地、山川港まで走る。

そして、所用があって昔からある個人の釣具屋へと行ったが、ここで世界観がガラリと変わる出来事が。

180度方向転換する大きな転機が訪れる

今思い起こせば、九州一周行脚は「この釣具屋で鹿児島(九州)の釣りの歴史から今」を知るために、誘われたような気が、、、

さて、この釣具屋には“あるモノ”を買いに来たが、店主曰く今は無いと。そんな中、話の流れで、岡山から来たこと、釣りをしながら九州一周中で鹿児島に辿り着いたことなどで、話が進む。

すると店主は「九州に来て見てどうだった?」と聞いてくるので、正直に見たまま、感じたままを話した、、、

ここで、店主にスイッチが入り「鹿児島の良かった頃のこと」「悪くなった経緯」「現在の閑散とした様子」が雪崩の如く口から出てきた。

もちろん、それを鵜呑みにするつもりはなかったが、実際に自分の目で見てきて、釣り場で感じた事実と、店主の言ってることが合致。

九州に来てから感じてた違和感、その理由がはっきり見えた瞬間だった。

この日の爆風も追い風となり、さらに移動が速く!開門岳、枕崎、行く予定だった西の地磯群はスルー!!

一応、大きなワンド内にあるサーフ(有名?)を確認しに行ったが、まぁ釣りできる状況ではなく、一気に薩摩川内まで走り抜け、16:20に宿泊地へ到着。

11月18日

この日も時化で酷い荒れよう、、、本来なら、長島、天草、長崎、佐世保と、西面を北上する予定だったが、昨日の大きな転機により大幅にプランを変更!

ピックアップしていた釣り場を全スルーし、熊本県有明海沿岸に向け北上。長洲から多比良までフェリーで渡り、長崎市の中心部へ怒涛の大移動!!

昨日に引き続き、大時化で海岸線を走ると車が潮(塩害)でエラいことに^^;

翌日に離島へ渡るターミナルと駐車場の確認を済ませ、17:00に宿泊地へ到着。九州に来て1日の移動距離が最大となる「237㎞」走破、、、

11月19日〜22日

さて、ここからは駆け足で流れだけ。

19日から21日までは、とある離島へ渡り今後のプロダクトに大きく関わる釣りを展開。まぁまぁ厳しい状況ではあったが、それなりに収穫があり、21日の夕方長崎へ戻る。ここでもう一泊。

平戸から北九州にかけても周る予定だったが、ある程度予想が立ったのでゴメンナサイスルーという事で、、、

22日、長崎市中心部から佐賀県をかすめ、北九州で所用を済ませる。そこから山口県某所で最後の用事を済ませ、18:30、20日ぶりに笠岡の自宅へ帰還。「1ヶ月で周れるかな〜」と思ってた九州一周だったが、意外とあっけなく、、、、、

何はともあれ、事故やトラブルなく、体もすこぶる健康で「九州一周行脚」が遂行できたこと。

そして任務遂行中も、優秀なスタッフさんによりV.I.SOUL運営が円滑に進められたことが、何よりのご褒美だったのかもしれない。

九州一周を終え見えた「方向性」とは

自宅に帰ってきて数日間は思案に暮れていたが、はっきりと頭の中が整理でき今後の道筋が見えた。それを集約させた記事を以下のSNSで公開しているので、興味がある方はご覧ください。

最後に

物心ついた時から慣れ親しんできた「自然・魚・釣り」。その頃には想像だにしていなかった、釣具メーカーV.I.SOULの運営。

釣具アイテムを開発し、魚を釣る。そのアイテムを使っていただき、釣っていただく。

その行為は、「自然・魚」に負荷がかかるので、できるだけ「自然・魚」に配慮したルールの元、釣り環境を構築し、我々の子供、孫の世代まで未来永劫残す。

書くのは簡単、雲をも掴むような事だが、九州一周行脚を終え、まさに待ったなしのフェーズに突入していると実感できた、、、

具体的な施策は見えないし、焼け石に水かもしれないが、少数?の見識あるアングラー達でコツコツ行動するしか今はないかと、、、、、

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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