【ショアテンヤ】2,500円以内で真鯛を短時間キャッチ!コスパ最高の釣行

ショアテンヤ

今回の記事は、空いた時間にサクッと楽しめ、再現性の高い釣り「ショアテンヤ」がテーマです。

忙しくてなかなか釣行に行けない方に向けて、時短と費用対効果を重視した真鯛狙いの実例を時系列で紹介します。

さらに、この釣法は真鯛だけでなく、ワームを使った底物系の魚全般に応用可能。経験を積めば全国どこでも再現できると思います。
興味のある方は、ぜひ最後までお付き合いください。

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朝の上げ潮、短時間かつ低コストで挑む真鯛攻略

仕事が落ち着いた6月、久しぶりにショアテンヤの練習場へ足を運んだ。状況は読めなかったが、アフター狙いで「どこかに必ずチャンスはある」という確信が背中を押してくれた。

同時に活きエビの手配にも動く。地元ならではの人脈のおかげで比較的スムーズに入手できるのはありがたいことだ。

朝5時半、活きエビを受け取り現場へ

午前4時に起床し、ルーティーンを済ませて簡単な朝食をとり、ピックアップ場所へ。
この日のエサ代は 1,000円。手間をかけて活きエビを獲ってくださる漁師さんには本当に感謝している。

そのまま現場へと車を走らせ、7時前に到着して、潮はちょうど干潮。上げに切り替わるタイミングを待ちながら、海を眺めつつタックルを準備した。

【V.I.SOUL】ショアテンヤ専用タックル

V.I.SOULがショアテンヤ専用ロッドを開発してから、すでに数年が経つ。現場での実釣を重ねながら磨いてきたシリーズは、今でも第一線で通用する道具として、多くの釣行を支えてくれている。

この日も大鯛の可能性を考慮し、信頼できるタックルを準備。狙う魚に敬意を払い、ベストな状態で挑むことを大切にしている。

選んだのは、いつもの愛竿 VR-X 92S LV2で、テンヤは三笠テンヤ3号紫黒プラズマプロト

当日は珍しく無風だったため3号を選択。しかしヘッドが軽い分、エビを真っ直ぐ芯に刺さないと回転してしまうリスクがある。この点は小さな工夫だが、釣果に直結する重要なポイントだ。

上げ潮が効き始め、真鯛スイッチオン!

潮位が上がり始めた上げ三分のタイミングで、本格的にエントリー。

アップクロスにキャストし、ボトムを「チョンチョン → ス〜」とドリフトさせながら反応を探る。水深は3号でカウント12前後。

ただ、シャクリ後のフォールで対空時間が短いと感じたため、途中からは巻きシャクリに変更。

テンヤを浮かせるイメージで操作し、立ち位置をずらしながら数投すると──かすかな「モゾ」という反応が。

半信半疑ながら遅れ気味でフッキングすると、ドラグを出さずに「ガンガングンッ」とヘッドシェイク!難なく真鯛をキャッチできほっとした瞬間。久々にショアから味わう躍動感は、やはり格別だった。

さらにラインを変えて同じリズムで攻め続けると、小さな「コツ」というアタリ。すかさず合わせると、重量感は軽め。それでもテンションを抜かず巻き取り、上がってきたのは可愛いチャリコ。撮影後はすぐにリリースした。

ここまでで約30分。撮影や細かな作業を挟みながらも、この結果は十分に納得できる内容だった。

リアクションに反応!威嚇からの悶絶真鯛バイト!!

さらに横へ移動し、同じパターンで真鯛を狙っていると、巻きシャクリからのボトムドリフトでクロスからダウンに差し掛かった瞬間、フォール中に「ガゴッ!」と激しい衝撃が走った!

だが、フッキングと同時にバットエンドが肘から外れてミス。悔やむ間もなく、そのままテンションフォールを続けると、再び「ゴンッ!」と明確なバイト!今度は落ち着いてしっかりフッキングを決める。

手元に伝わる重量感から良型真鯛と確信。突進に備えてドラグを操作しつつ、掛けて数秒後に始まる「グングンジージジーー」というアフター回復真鯛の全開ダッシュ!

體の芯まで熱くなるような強烈な引きに耐え、水深5mのシャローで最後まで躍動感を味わい、会心のランディングに成功。

「三笠テンヤ」紫黒プラズマ3号プロトの親鈎は、真鯛の唇を正確に捉え、ガッツリとフッキング。理想的な展開となった。

結果として、正味1時間足らずでショアテンヤの最大効率を体現し、達成感と感謝に包まれながらこの日の釣行を締めくくった。

正直なところ、写真撮影をせず釣りだけに集中すれば、上げ潮の時間だけで“つ抜け”も可能だった気がするが、、、しかし、数を競うことには興味はなく、できる限り自然や魚に配慮した持続可能な釣りを大切にしている。

使用した活きエビ7匹、釣行費用2,494円

今回の釣行で使用した活きエビは、わずか7匹。エサ代は1,000円でした。

現場までは車で往復116km。燃費をリッター13km、ガソリン価格を166円で計算すると、交通費はおよそ1,494円。

つまり、今回のショアテンヤ釣行にかかった総費用は 2,494円
しかも真鯛を2枚お持ち帰りでき、自宅には午前10時前に帰還。その後の時間を趣味や仕事に有効活用できるので、まさに「時間」「コスト」「釣果」の三拍子がそろった効率的な釣りと言える。

手前味噌だけど、この結果はこれまで積み重ねてきた経験値と、信頼できる道具立てがあってこそ。

これからショアテンヤを始めたい方、さらに技術を磨きたい方には、専用の 「VR-X 92S LV2」 を強くおすすめします。そして、練習を重ねてください。

流用タックルでも可能ですが、最高峰の道具立てで現場に出向き、自然や魚に向きあうと、世界観が良い意味で変わるかもしれません。

今回のポイント

3枚目を釣った真鯛のフッキングミス後、そのままフォールに移行し再度フッキングに持ち込んだのが、リアクション一つテンヤの奥義の一つ
私も常に意識していますが、フッキングをミスると直ぐにリールを巻き回収するクセがある。ここをグッと我慢してフォールに移行できると、奥義の開眼と言えるでしょう。正真正銘のヒトツテンヤーの仲間入りです。この追撃スイッチが入るメカニズムが、エサとルアーの融合笠岡スタイルです。(「ヒトツテンヤー」とは一つテンヤをこよなく愛する釣り人を表現した造語)

この時のタックルデーター

【ロッド】
VR-X 92S LV2

【リール】
スピニング4000番(XG)

【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2.5号 1ヒロ強(FGノット)

【一つテンヤ】
三笠テンヤ」3号
紫黒プラズマプロト

【餌】
活きエビ

地元に近い現場で、久しぶりのショアテンヤだったので活きエビを使用。手返しは悪くなりますが、厳選「活冷凍エビ」(※今季完売)でもそこそこの枚数は獲れると思います。色々なエサが流用可能ですので、試してみてください。

最後に

インフレや増税の影響で、釣りに使えるお小遣いが限られてきた…という方も多いのではないでしょうか。

それでも自然の中で魚と向き合う時間は、やっぱり大切にしたいもの。そんな時に、「短時間」「釣れる」「コスパ」の高い ショアテンヤ は強い味方だと思います。

シンプルに「一撃必中」で狙って海の王者真鯛を獲る、その手応えは想像以上です。

私たちと同じように、ぜひあなたも体現してみてください。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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今回ご紹介した「ショアテンヤ」の費用対効果に加えて、サーフから狙う実践記事も公開しています。あわせて読むことで、ショアテンヤの可能性をさらに実感できるはずです。👉 活きエビ不要!本格サーフで“チョンチョン”一つテンヤ

また、今回登場した「三笠」の仕様については[公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、[公式ECサイト]からご覧いただけます。※現在一部のみ販売中です。

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