【ロックフィッシュゲーム】陸っぱりでオオモンハタを高確率に釣る方法

ロックフィッシュ

今年の5月から7月にかけて、瀬戸内海で驚異的な結果を叩き出した、岩礁帯上等「裏三笠

田中的にかなりやり切った感が強かった為、お腹いっぱいで次の構想をと動いていたおり、、、

思わぬ急展開により、愛媛県は南宇和郡愛南エリアに突撃フィールドテストに行き、十分な手応えを感じた9月中旬、、、、、

その時の様子は、以下よりご覧ください^^

なんとこの案件が、電撃撮影に繋がるという、、、

こうやって、自然の流れでとんとん拍子で事が運ぶ(裏では紆余曲折あったがw)ってことは、「迷わず行けーー!!」のGOサインなのでアクセル全開!!

という事で、陸っぱりのガチャガチャ岩礁帯(波止、地磯)から、回遊性の高い根魚を「巻き巻き巻き」で攻略した撮影の様子を、時系列に沿ってお伝えするので最後までお付き合いください^^

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愛媛県南宇和郡愛南町「西海半島」へ

毎度のことながら、できるだけ直前の風予報を頼りに、諸々の工程を組むのが一苦労な撮影案件、、、

撮影4日前の風予報で問題ないという事で、すべての手筈を整え、当日、4時に地元を出発。

途中、1箇所トイレ休憩を挟んで、片道約300キロ走破。最終目的地手前にある「道の駅 MIC」にて撮影前のトイレ休憩をすませる。

そこから今回の撮影の舞台である、西海半島目指しいざ!

愛南の風物詩ともいえる“養殖筏”が良い雰囲気を醸し出し、「あ〜もう釣れた!」と一人妄想に花が咲くw

風向きや強さにもよるが、このエリアは風裏に逃げれるポイントが多く、外がババ荒れでも比較的釣りが可能な穏やかな海域。

エントリーしやすい波止や地磯でも急深なポイントが数あり、根魚が潜むガチャガチャ岩礁帯で構成された“ロックフィッシュゲーム”のメッカともいえる、とても恵まれた海だ。

いきなり本命ポイントで「オオモンハタ」狙い

そんな中、道の駅から車を走らせる事15分、いつものワクワクを胸に迷いなく本命場所の地磯に到着。

ここはとてもエントリーしやすく潮通しが良い岬(張り出し)で、水深がキャスト範囲で20m以上ある一級場所。もちろん根魚が好きなバリバリの岩礁帯!

幸運にも先行者がおらず、スムーズな展開で撮影が開始された^^

撮影あるある想定外の展開にw

朝の下げ潮、潮回り最高という事で「一投目からアタる」と踏んで、この場所の中でも大型のオオモンハタが期待できるピンにエントリー。

が、予報とは裏腹に北寄りの風が強く(6mくらい)、立ち位置右手からほぼ真横の風向き^^;

まぁ、ボトムチョンチョンの釣りではなく、ボトム(海底)を取って「巻き巻き」するのでさほどダメージはないという事で、撮影を開始するも、、、

本命場所の本命ピンポイントにも関わらず、まさかまさかのノーバイトw 魚の気配がないww

「やっぱ撮影になるとあるあるじゃな、、、」と呟きながら、おうぎ状(角度変え)に一通りキャストを済ませ、無反応の本命ピンポイントを見切る苦渋の決断を!

横の岩に移動し本命のオオモンハタ!

今回のメインターゲット「オオモンハタ」は非常に回遊性が高い為、水温変化やベイト(餌となる小魚)の影響により頻繁に移動する。

という事は、アタリがなかったら移動していないという判断は、おおむね正解かと。(いつきの魚もいる)

なので、すぐ横の岩に移動。先ほどの本命場所より潮通し悪く、水深も少し浅くなっている。

裏三笠」8号で着底までのカウント35。

「巻き巻き巻き巻き」ですぐに魚から反応があり、上で食わせたかったがベタ底でのバイト!

サイズこそ出なかったが、約30分間(感覚的には2時間w)試行錯誤で捻り出した一匹に安堵のため息が、、、

そしてすぐ、キャストラインを少し右にずらし、同じような展開でボトムヒット!

と言った感じで、潮通しが良いところより、潮が落ち着いた内側に魚が溜まっている状況。

さらに右に投げれるポイントがあったが、横殴りの風が強くなってきたので、まだ獲れる感満載だったがここを見切り風裏を目指した。

実績ある波止、新規の波止をランガンアタック

今回の撮影のテーマの一つ、波止場攻略へと移行したのは良いが、3箇所ほど周ってみるもノーフィッシュ、、、

1箇所だけビッグバイトがあるも、フックオンならず。どの波止も魚っ気がなく撃沈となり、このまま終わってなるものかと、スマホ片手にプランを練り直す事に、、、、、


※画像はイメージ

この日、筋書きとしては午前の部、午後の部と分けていたので、この時点でかなりタイムロスしていたが、いつになく落ち着いていた。

午前の部、最後に行き着いた地磯で「ドーン」

さて、ことごとく想定外の連続により、絶対に外せない遠征撮影の午前の部が佳境を迎えるw

数箇所、波止場を周った結論は「今日は波止は無い」にいたり、再度、初となる地磯へ向かった。

この時点で11時過ぎ、午前の部が終了して昼休憩に移行する予定だったが、予定は未定w

ここは最初の地磯よりさらに中にあり、ほぼ潮が効いてない状況。ベイトの気配は皆無だったが、水色は良いなと思い、魚はいそうな雰囲気を感じていた。

カウント30くらい、「巻き巻き巻き」しているとすぐ、「ガン」とスイッチオンのオオモンハタ特有の衝撃バイトをVR-X 85B LV2で感知、フルフッキング!

朝から修正の連続だったが、諦めずにアジャストした結果、まずまずの本命「オオモンハタ」をGET!!この一匹で、ひとまずスイッチがオフに、、、

ここもまだ魚を獲れてたと思うが、午後の部が控えていたので打ち切って昼休憩へ。これが後、裏目になったのは誰も知る由がない、、、

昼食に美味しいうどんでエネルギーチャージ

最後の地磯を後にしたのが12時過ぎ。そこから愛南の中心街にあるうどん屋「白椿」で昼食をすませる。

肉うどんぶっかけ普通(冷や)に、おろしとちくわ天のトッピング!ひと時の休息を堪能!!大盛りはかなりボリューミーなのでご注意を。

ここのうどん美味しいので、行った際にはぜひぜひ^^

眠くなるうどんをすすり、案の定、睡魔と戦いながら午後の部の舞台へと車を走らせる、、、

しかし、午前のタイムロスが大きかったので、目的地の半分も来てない時点で13時を過ぎ。

午前の想定外は序章、午後は悲劇の連続

昼食を済ませ、午後の舞台のとある半島に差し掛かり、目的地へと向かうトンネルに行くも通行止め。かなりの距離迂回を強いられ到着するも、潮のタイミング外し激流に。そこから釣友に教えてもらってた場所へ向かうも、崖崩れ通行止めUターン。別の道で向い到着するも、不吉な張り紙があり退散。時間も少なくなり、神をもすがる気持ちでリサーチしていた場所へ行ったら、釣禁の看板。ここで、張り詰めた緊張の糸がプツリと切れ終了となる、、、

翌日は、レンタルボートの撮影が控えていたので、シクシクと泣きながら宿に向かった事は内緒、、、、

という事で、動画では編集の力でスムーズに展開しているように観えるが、裏ではかなり四苦八苦していたので「なるほどな〜」と思いながら動画をご視聴ください^^;

今回の動画

今回のポイント

①アタリがなかったらすぐに見切ってランガンして可能性を上げる
②波止場は高水温の影響を受けやすいので地理的に有利かどうがで選択
③マズメの優位性は無く太陽がしっかり昇ってからの方が釣れる
④釣れる時はエリア全域で一斉に釣れ釣れない時は一斉に釣れない傾向あり 
 
特に④は、以前の実績や潮回りに関係なく、まったくアタリが無い(あっても少し)という状況も珍しくない。分かりやすいとえばそうで、厄介といえばそれまで、、、
上記ポイントを頭の片隅に入れ、その日の状況にアジャストするしか方法はないと思う。魚釣りに簡単なワープはないみたい^^;

今回のゲストたち

硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:マハタ属「オオモンハタ」(大紋羽太)
脂が乗った良い個体は、背身を「炙り」腹身を「ムニエル」にするのがおすすめ。残ったアラは捨てずに「アラ炊き」すれば完璧です^^v

この時のタックルデーター

★【一つテンヤロッド】
ショアテンヤ専用機ベイトモデル
VR-X 85B LV2

★【リール】
小型両軸リール

★【メインライン/リーダー】
PE1.2号200m/フロロ6号2m

【一つテンヤ】(オフセットフック仕様の一つテンヤ)
裏三笠」(I型固定)8号
「マダコ」「ガンツウ」

★【オフセットフック】
2/0太軸

★【ワーム】
クロー系全般

ボトムメインで展開する瀬戸内海のロックフィッシュ同様、この海域の「巻き巻き」ロックフィッシュにも優位性があるタックルなでの、ご参考にされてください^^

最後に

いつもながら想定外の連続の動画撮影で、イメージ通りにはいかなかったが、なんとかアジャストして成立できたかなと、、、

9月は中弛み感強いが、これから10〜12月にかけて良いシーズンに突入するのと思うので「巻き巻きドーン!」のロックフィッシュゲーム、ぜひご体感ください!

瀬戸内海の本州側からだと労力が掛かると思うが、休日に数人で遠征すれば遠征費も安く済むし、瀬戸内では味わえない刺激がなによりのご褒美です!!

「ガチャガチャの岩礁帯を果敢に攻略できる!」がコンセプトの“岩礁帯上等”裏三笠で展開する「巻き巻きドーン!」本当にヤバいですよ、、、、、

さて、次回の記事は翌日に撮影したレンタルボートでのロックフィッシュゲームなので、お楽しみに^^v

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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