【ロックフィッシュゲーム】本格シーズンの根魚にフラれないアプローチ法

ロックフィッシュ

8月下旬に差し掛かってすぐの事、良くある突撃釣行となった愛媛県は南予エリアの「ロックフッシュゲーム」。

特に夏季、南予と言われるこのエリアはすこぶる根魚が豊富なのは知っていたが、本格的に攻略する気はさほどなかった。

が、今年4月に「岩礁帯上等」というコンセプトのもとリリースされた裏三笠(下の画像)が瀬戸内海で絶好調だったため、南予でのフィールドテストも浮上。

なぜ攻略する思考に至ったかというと、瀬戸内海の激戦アコウ(キジハタ)でかなりの優位性を感じられたから「南予ではどうなん?」という流れ。

という事で、今回のフィールドテストはどんな結果になったのか!?ぜひ最後までお付き合いください^^

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愛媛県愛南エリア「ロックフィッシュ」DAY1

このエリアの特徴は、ガチャガチャの岩礁帯で構成された現場が多く、波止や地磯などからキャストしても水深20m以上なんてざら、、、

なので、本命のハタ系の魚が豊富で、青物の回遊もあり、未だ見ぬターゲットのオンパレード!タフで激クソ難しい瀬戸内海(ど真ん中付近)で育った田中にとっては、願望が叶う海、、、、、(という妄想)

そんな超恵まれたエリアの南予を攻略しないのは、冷静に考えるとないなという事で。

21日から3日間(3日目はほぼ移動)、ガッツリ南予エリアの根魚を攻略しようと、初日の朝4時に出発。待ち合わせ場所の大洲で、いつもお世話になってるこいちゃんマソ氏、佐藤ドーン氏と合流し南予エリアランガン開始!

初日に回る場所は全てお任せだったので、超楽ちん〜^^v

そんな中、昼休憩を挟みつつ、駆け足で5箇所(漁港、地磯)ほどランガンしたが、小型のオオモンハタ数匹GETで、みんな暑さのため15時で力尽きる、、、w

この日、いつになく難しい状況だったので写真撮る余裕なく、昼に食べた美味しいうどんの写真しかスマホに無かった、、、、、

こいちゃんマソ氏、佐藤ドーン氏「色々ありがとうございました!」

愛媛県愛南エリア「ロックフィッシュ」DAY2

2日目は、前日の実践でイメージがついた答え合わせという事で、場所は全て田中の見立てでランガンすることにw

ショアから魚を釣る一番の醍醐味が、自分の嗅覚で魚を探すこと。(下はイメージ画像)

単独釣行でタイトにランガン予定だった為、愛南にある朝8時オープンのスーパーで氷やら飲食物を購入し、いざ開始!!

朝イチの地磯で「オオモンハタ」連発劇!!

まず1箇所目は、地磯から。

ここは比較的エントリーがしやすい地磯で、水深もあり潮通しが良さそうという事で、朝の第一候補に。

そんな中、現場に立ってみると良い感じで下げ潮が効いていて、釣れる気しかしない雰囲気!(いつもそうw)

事前のリサーチにより、水深20mはあると踏んでいたので裏三笠」8号(I型 固定)マダコをチョイス。

ロッドは瀬戸内海の大型アコウでこれでもかとブチ曲げた、信頼のVR-X 85B LV2

2、3投、様子を見つつトレースラインをズラして「巻き巻き」していると、「ゴツ!」と、完全スイッチオンの派手バイト!!

この一匹を皮切りに、イメージバッチリで再現できサイズアップ(30㎝級↓)成功。

あと少しのところで手前の根にスタックしたが、完全にテンション緩めフリーに魚を泳がせ、根から外れたところで無事ランディング。

一番の目的は、場所の雰囲気をインプットする事なので、少し立ち位置を変えキャスト(30mくらい)。

しっかり着底を感じたら間髪入れず「巻き巻き巻き」と10回転ほど巻き、フリーフォールで再度着底。基本の巻きスピードは 1秒間にリールを2回くらい。

着底後すぐに「巻き巻き巻き」と一定の速さで3巻ほどした時「ドゴ」と、どんなに鈍い人でも分かるくらいの衝撃バイトが!

キャストすればまだ釣れたと思うが、魚ばかり釣っていたらランガンして場所を見れないので、左横の別の岩へ移動、、、

そこは潮通しの良い沖へとキャストが可能な為、期待が高まる。

同じ様に、着底後すぐに「巻き巻き巻き」と3回ほど巻くと「ガン」と派手なアタリがあるもすっぽ抜け。そのまま巻くとすぐ「ズン」とランカー特有の抑え込む様なバイトを感じたので、これまた躊躇なくフルフッキング!

掛けた直後のロッドの絞り込み、からのダッシュでドラグが出たので「ええのきた!」と声が漏れる。

海底地形のイメージができていなかったので、やられたくないと必死の形相で終始ゴリ巻きに徹し、ミスなくランディング成功!!

ワムズレンLの働きでワームがズレず、追撃バイトがもたらせた会心の一撃!!!

文句なしの40オーバーだったので、一時間ほど釣りしたこのポイントを気持ちよく後に。と言いたいところだが、まだ左に移動でき、投げれば高確率で獲れそうだったのでヒクヒクしながら2箇所目へと、、、

上五島を彷彿とさせる磯場で裏本命「アカハタ」

1箇所目はちょっと降りて、ちょっと登ってというイージーな地磯だったが、、、

2箇所目にエントリーしたポイントは、普段運動してない人には厳しい(多分無理)であろう地獄の地磯、、、、、

「行きはよいよい」ではなく「行きも帰りも地獄、、、」という場所なので、あとは想像にお任せで^^;

汗だくで無事に降りたものの、そこは思いのほか浅く、エサ取りっぽいアタリのみ。ベラ系かな

右は断崖絶壁で立ち入れず、左の小岩山(50m級)を登って降り小移動。息を切らせながらキャストするも、PEバックラでラインが50m以上パーw

ぶつぶつと文句を言いながら復旧し、その1投目のフォール着底間際で「ゴン」と気持ち良いバイトがあり、ゴリゴリゴリゴリ!

うっすら見えた真っ赤な魚体に「あっアカハタ!!」人っ子一人いない地磯にこだまする絶叫で、良型アカハタGET〜!!

記念すべき陸っぱり初となるアカハタに、一瞬だけ暑さと疲労がぶっ飛んだ^^v

ここまでで完璧な仕事をしてくれたタックルに「よく頑張ってくれた!」と声をかけパシャリと一枚。(病気ではないw)

さて、この時点で正午前、、、まだまだやりたかったが、昼からも2、3箇所回る予定だったので地獄の登りを堪能しながら車に戻った、、、、、

壮大な自然で構成された南予に翻弄される

そこからドライブがてら、半島をぐるっと一周するルートをとり大自然の豊かさに癒されながら、ゆったりと流れるひとり時間を満喫。

そしてとある駐車場で昼食をとり、下見がてらふらっと散策、、、

崖だらけで◯亡事故案件になる可能性大だったので「今回は勘弁しといてやる」と、次のエントリーポイントへ移行、、、、、

で、またまた地磯(ちょっとハード気味)にエントリーするも、雰囲気最高だったが根魚の気配なく撃沈、、、記事的には数十文字となったが、結構な労力を費やしたのでかなり無念、、、

最後、もう1箇所の地磯に行ってみたが、さすがに降りる体力が残ってなく断念することに。

しかし、一人でリサーチしての単独釣行だったので、経験値としてはかなり稼げた感があり大大大満足!記事を書いていて驚愕したが、2日目に周ったポイント全て地磯というw よっぽど潜在意識で安定より刺激を求めているんだなとww

さてさて、3日目は瀬戸内側に戻りながらちょっと釣りしたけど、ほぼほぼ移動だったので割愛という事で^^

その1週間後、釣友の佐藤くんから吉報届く!

エントリーポイントは違えど、同じ界隈で三笠」4号CRレッドにて「ハマフエフキ」(タマン)を見事GETし!

とある漁港で、オオモンハタの25〜40㎝までをたくさん、、、裏三笠」4号(II型 遊動)マダコ&ガンツウでが火を吹く、、、、、(数がエグいので割愛)

4号を使うくらいだから、水深も10mあるかないかの場所で、田中はスルーするような小場所と位置付ける漁港の中付近。

先入観を排除してこそこの様な結果に結びつくんだなと、とても良い思考の勉強になった!

今回のポイント

基本、本命のオオモンハタは「巻き巻き」で釣る。でもこの「巻き巻き」はアタリを感じてフルフッキングするので、一つテンヤ好きな人にも超おすすめ^^

①着底後、巻きスピードは一秒間に2回転くらいで
※今回は10巻回きでフォール10巻回きでフォールを繰り返した
②アカハタはアコウ(キジハタ)を底で誘う「チョンチョン」でOK!
※活性高いと巻きでも食ってくる
初日、ついつい瀬戸内海の癖で、無意識にボトムの釣り方してたら「巻いてください!オオモンは上です!!」とこいちゃんマソ氏に言われ「はっ」と我に返ったのは、ここだけの話w

今回のゲストたち

硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:マハタ属「オオモンハタ」(大紋羽太)
硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:アカハタ属「アカハタ」(赤羽太)
硬骨魚網:スズキ目:フエフキダイ科:フエフキダイ属「ハマフエフキ」(浜笛吹)

この時のタックルデーター

★【一つテンヤロッド】
ショアテンヤ専用機ベイトモデル
VR-X 85B LV2

★【リール】
小型両軸リール

★【メインライン/リーダー】
PE1.2号200m/フロロ6号2m強

【一つテンヤ】(オフセットフック仕様の一つテンヤ)
裏三笠」(I型固定)6号、8号
「マダコ」「ガンツウ」「クレイジーレッド」

★【オフセットフック】
2/0太軸

★【ワーム】
クロー系全般、シャッド系全般(最大で4インチまで)
※魚影が濃いせいか、今回はどのワームも横並びぽかった

最後に

瀬戸内海のど真ん中、魚が超絶乏しい海域で釣りをしている田中にとって、今回の釣行は刺激的であり、想像以上のポテンシャルを感じれた!

これを経験するとしないとでは、全く今後の展開が違ってくるので、突撃釣行して心底良かったと^^

愛媛県南予エリアのロックフッシュゲームは、まだまだ無限の可能性を秘めているので、フィールド保全を含めて楽しめたらと思う。

まいかい手前味噌で恐縮だけど、V.I.SOULが自信を持って世に送り出した“岩礁帯上等”裏三笠が瀬戸内海だけでなく、愛媛県南予での「巻きの釣り」として成立したのが嬉しすぎ!

機会があれば、あなたも「巻き巻き巻きドーン!」にご挑戦ください!!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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