瀬戸内海でライトスロージギングを成立させるというと、一見、眉唾物、雲をも掴むようなおとぎ話のように聞こえるかもしれないが、、、
それを、優れた仲間とともに再現させてきた。
外洋より魚種が少なくキャパの乏しい瀬戸内海で、良い個体を獲るためにより洗練させた“ライトスロージギング”(LSJ)。※ライトショアジギング(LSJ)と間違われやすいけど勘弁してね
※ライトスロージギングとは、ライトタックルを使用し、スロージギングの概念がない瀬戸内海(潮無し+激浅)で戦うべく進化した釣り方ライトタックルを使用し、スローの概念が浸透している外洋で“スレたキッカーフィッシュ”にリーチすべく進化した釣り方
その立役者となったのが、瀬戸内海特化型スロージグ「SUPER SUB」だ。
2020年に構想が浮上し、瀬戸内海でスローの礎を築いてきた釣友に巡り合え、開発に拍車がかかり今までの“常識を破壊”(良い意味で)する結果を次々と樹立た。
田中のSNSなどで、その都度情報を公開していたが「あれは嘘」、そう噂されていたらしい、、、w なぜなら、瀬戸内海でのスロージギングでは、ありえない釣果だったからww
そんな中、トントン拍子でプロジェクトが進行し、お陰様で無事、2022年3月吉日「SUPER SUB」がリリースされた。(予定では2月だった)
そして、数日後の3月13日、リリース記念ともいえる一発目の撮影に挑んだ!
想定外!?まさかのゲストや根魚が好反応!!
メインターゲットは、瀬戸内海ではハシリの根魚をに狙う!(アコウやクロソイ)
お世話になった遊漁船は、なにかとご縁がある広島県竹原市は明神から出船している「第八 中吉丸」だ。
海況穏やかな中、6時半に出船し、ぶっつけ本番の伸るか反るかの撮影が開始!!
ハーフピッチでいきなり大鯛ヒット!!!
船長アナウンスで水深92m、潮は上潮から。
朝からまぁまぁ深い水深だったので、田中は迷わず150gをチョイス。この日の根魚に効くであろうと予想し、カラーはブラックレッドで。
最初ワンピッチで誘うも、魚の活性を考慮しすぐに柔らかめなハーフピッチに変える。
その数分後、4mくらい上げてきたところで「ズン!」と重量感がある会心の抑え込みが!!
水深があったため、慎重に確実に正確にお祈りするようにw 絞り込みの強いターゲットとの距離を詰め、、、
ボカーンと浮いてきたのは大鯛ともいえる、見事なプロポーションの真鯛!!
が、掛かり所が悪かったのか、浮いて寄せにかかった瞬間に痛恨のフックオフ、、、
一部始終を見ていたカメラマンとTG部長、「ギャーーー!」と雄叫びを上げるw
そこからアコウの連発劇開始!!
一方、田中がヒーヒー言いながら真鯛と格闘中、オモテでサカイさんが船中ファーストヒットのアコウGET!100gのパロット!!
撮影班が後ろに張り付いていたので、船長カメラが大活躍^^v
これを皮切りに、瀬戸内根魚の真打アコウが連発でヒット!!
誘いは、やはり柔らかめなハーフピッチで、ロッドの返しもゆっくり目に抜いてやるイメージ。動画で確認してみてね!
テクニシャンに大型アコウ降臨
そんな中、右舷トモで釣っていたテクニシャンのユッピに、何やら手応えの良い魚がヒット!
左舷の方でバタバタしていたので、最後らへんしか見れなかったが、瀬戸内スローのキャリアが半端ないので、所作が綺麗すぎて言葉にならない^^
グリキン100gで完全スイッチオン!ハシリの気難しい大型アコウを見事GET!!
ていうか、オレ以外のメンバー全員、瀬戸内海でスローを高次元で再現できる、かなり変態の猛者なんだけどね、、、w
「上げて〜下げる〜」ライトスロージギング
ユッピが大型アコウを獲った直後、「クログチも出るよ〜」と船長アナウンスが入り、田中とTG部長に密かにスイッチが入るw
サブが暴れ過ぎないよう、抑えながら入力と出力を繰り返し「クログチ獲りたいな〜」と、邪念だらけの「上げて〜下げる〜」を繰り返す、、、w
超絶美味な“クログチ”に昇天
するとほぼ底ベタ、ハーフピッチ3回でこれまた良い感じの抑え込みが!
アコウとは少し違い、若干ティップがコンコン叩く感じがしたので「これはまさか?」と思ったが、良型のクログチGET〜!!!
朝一にしくじった真鯛の汚名挽回と思ったことは、ここだけの話、、、w
上潮も緩みだしたタイミングで根魚追加
で、またまたナイスサイズのアコウを、ヨシダさんがアカキン100gでGET!!!
この人もまた、今回のメンバーでも業師の一人!こんな人達とスローしてるから、ヒトツテンヤーの田中でも成長スピードが速い^^
こんな感じで、2時間半程で撮影成立!!帰ろうかー!!!という恐ろしい前半戦となった、、、
恵まれたメンバーさん達に感謝
この前編動画では、ネタが満載すぎて全てを載せるとエライことになるので、写真など端折らせてもらった。
まぁみなさん、手練れすぎてかなり助けられ、本当に感謝しかないが、、、
後編はさらにテクニカルな展開になり、よりそれが際立った見応えのあるシーンが満載?!なので、ぜひお楽しみに^^
今回の動画(前編)
瀬戸内海でライトスロージギングが通用する一つの指標になると思うので、興味がある人はぜひご覧ください^^
前編の動画はこちらから
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前編を攻略したポイント「5選」
②どの色にもヒットしたが“ブラックレッド”の再現性は随一
③「上げて〜下げる〜」をハーフピッチで展開
④下げる時のロッドの返しを丁寧に(ジグの暴れを抑制)
⑤ロッドの番手を抑え「ネチョ〜」と誘うイメージ
今回(前編)のゲストたち
誰一人として、前編がこんな結果になるとは思いもせず、バラした真鯛からはじまり多彩な魚種で華やかな撮影となった!(個人的には真鯛は獲ったと思っているw)
この時のタックルデーター
スロー用6.6~610f/0~2番
★【リール】
ベイト/200~300番/1500番
★【メインライン/リーダー】
PE1.0~1.2号300m〜/フロロ5~6号4m
★【ジグ】
SUPER SUB100g 150g
ブラックレッド、グリキン、アカキン、パロット
V.I.SOUL「ONLINE SHOP」
今回使用した「SUPER SUB 」は、下のオンライショップでご購入できるので、よろしかったらぜひ^^
最後に
「ハシリの根魚なので何本か獲れりゃ〜御の字じゃろ〜」と、今回の撮影が敢行されたが、、、
まぁこのような出来過ぎ、やらせ感が半端ない結果となってしまったが、これは紛れもない事実なので冷静に受け止めてほしい、、、、、
では次回後編の詳細な様子は、数日後に紹介するのでお待ちください。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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