2021年から着想・開発し、2023年3月にリリースされた「小三笠」。
以前もお伝えしたが、最軽量の「三笠テンヤ」2号〜3号ではフックの大きさがミスマッチで、細いワームを使用したライトゲームの領域ではショートバイトが多発し、フックオンが難しかった。
それを、瀬戸内海の春の風物詩“イカナゴ”に狂ったフィッシュイーター用にチューニングした「小三笠」は、本当に理にかなっています。詳しくは以下のリンクからどうぞ^^
リリース前の2022年春には、厳しいシーズンの中でも「真鯛」「アコウ」「ヒラメ」を連発!この状況が悪い中に結果が出せる事こそが、そのアイテムの能力の高さを物語ると、手前味噌だが思っています。その時の様子は、以下のブログ記事をご覧ください。
そして迎えた2023年、待ちに待ったイカナゴシーズン到来という事で、フィールドテストに行ってきた様子をシェアします^^
2023年瀬戸内海イカナゴパターン開幕戦
「小三笠」がリリースされる約1ヶ月前から、パゴス矢野駅前店店長の酒田氏から「行きましょう!」と誘われていた。
とびしまエリアがホームの酒田氏だが、人が多く目当ての場所に入れないことを懸念し、今回は田中オススメの場所に行くことに^^
3月終わり、日本海の激闘ライトスロージギングから中2日で瀬戸内ライトスロージギングの撮影をこなし。※時系列が反対になるけど瀬戸内ライトスローの様子は次の記事で
その翌日という、ちょっと頭がおかしいスケジューリングの元、「たけはら海の駅」に昼頃到着。
拠点となる大崎上島へ渡る
時刻表を見ずにフェリー乗り場に着いたが、7分後に出発ということで、乗船券購入、トイレ、昼食購入と慌ただしい展開に、、、
フェリーで移動中、少しでも体力を回復するべく仮眠をし、30分弱で大崎上島に到着。
久しぶりの上陸なので、ドライブがてら数カ所港を転々とし、人気のない場所で弁当を食べる。
そうこうする内に時間が経ち、とある港で酒田氏と森川氏と合流!
人気を避けるべく一級ポイントへ移動
今回、大崎上島在住の船長「第八 中吉丸」の中村船長と運良くタイミングが合い、人を避けるため渡船をお願いしていた!
みんなと合流直後、船長に電話すると「いつでも動けますよ!」とのことだったので、夕刻を待たずに出発w
可愛い愛犬2匹に迎えられ、イカナゴパラダイスかもしれない場所へと向かった^^
到着後、まだ明るいうちから各々釣りを開始するも、魚からの反応はイマイチ、、、魚っ気なく、果たして常夜灯がついたらどんな展開になるのか、ドキワクドキワクしながら、、、、、
明るい内に「小三笠」の準備を
今回メインで使用するのが「小三笠」+パゴスオリカラワーム「イカナゴゴールデンタイム」。
細身のワームが、小三笠と良い感じでマッチしているので、魚がいれば釣れない理由はないと自信みなぎる!
が、今のところ魚がいる雰囲気がないので、食べたり飲んだりが忙しく、話にも花が咲くw
常夜灯が付いてすぐ魚のスイッチオン!
そんな中、薄暗くなってくると水面を良型メバルやシーバスが、パシャバシャと踊り狂いだす!
さっきまでの静けさはなんだったのか?というくらい、一気にボルテージが上がる!!
潮のタイミング的には、下げの残り潮なので潮流は遅くもなく速くもなくといった感じ。これを良い感じと言うのだろうか?!
そして、待ちに待ったファーストバイトが、酒田氏を襲う!!!
幸先よく本命の一つ「アコウ」GET
イメージは、アップ気味にキャストしてボトムを取り、「ツンツン」(シャクリ)からのテンションフォールを繰り返しながら、ダウンにドリフト展開しアタリを誘発させる。
すると、「コツ」と小気味良いバイトがあるので、しっかりフッキングを決める。
ここ最近お目にかかれない、見事なカサゴも釣れ上々の出だし!!
大本命の「真鯛」が連発ヒット!
常夜灯がついて30分もしない内に、狙っていた大本命「桜真鯛」をGET!!
フッキングに至らないアタリも多々あるが、ラッシュ突入でまさかの展開に!!!
贅沢にも真鯛のダブルヒットがあり^^
真鯛とアコウのダブルヒットもあり!!!
海の中の桜が満開となる!!
海の底は、イカナゴでスイッチが入っているであろう、フィッシュイーターの桜祭り状態^^v
田中的には、ゲストの2人に釣ってもらうのが最重要ミッションだったので、安堵のため息がもれる、、、w
途中、潮止まりからの上げ転流でスローダウンするも、その後の上げ弱流でもポロポロ拾え、、、
3月終わり、まだハシリであろう“春のイカナゴ祭り”は、最高の釣果となった!!!
水面で目視できるイカナゴは一匹もいなかったけどね、、、w まぁこんなもんかなとww
2人の「最高に楽しかった〜!」の言葉が、田中にとってはなによりのご褒美であった^^
予定通り、22時に終了し満腹大満足で帰港となった^^v
田中は宿に戻って1人余韻に浸り、2人は二次会で真鯛を数枚追加したそうなv^^v
田中は居残りで検証を続けたが、、、
今回お世話になった宿は、釣り好きの主人が営む「いづみ旅館」。
翌日の朝食後、2人とは別れて一人居残り、、、
夜に地波止で再挑戦、沖の本流はかろうじて流れているも、陸に寄れば寄るほど小三笠も流されない池状態、、、、、
想定外の潮の緩さにより、魚さんのスイッチはオンにならずw
なんとか手のひらサイズのアコウが癒してくれ、フグバイト警報発令ww(良い魚の潮加減ではない証拠)
いつもなら直ぐに見切る状況だったが、数カ所回りキャストするも好転せず終了。
変な下心は全くなかったが、居残りしてのこの結果に納得で納竿^^ 居残りせずに帰っていたら、間違いなく悶々として夜も寝れなかっただろうw
という事で、清々しい気持ちで大崎上島を後にした、、、
今回のポイント
ちょっと本質的?で抽象的なポイントになるけど、、、
②イカナゴが目視できなかってもボトム(海底)を丁寧に探れ
③今回は特に「アップ」から「クロス」までのドリフトが良かった
今回のゲストたち(プラ含む)
この時のタックルデーター
「VRKS-LV1」
★【リール】
スピニング/3000番
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m〜/フロロ1.75号2m
★【テンヤ】
「小三笠」2号〜3号
★【ワーム】
2.5〜3インチのライトゲーム用
V.I.SOUL「ONLINE SHOP」
今回使用した「小三笠」は下のオンライショップでご購入できるので、よろしかったらぜひ^^
最後に
2023年、瀬戸内海のイカナゴに狂ったフィッシュイーターを狙う、テクニカルかつゲーム性の高い展開、いかがだったでしょうか。
個人的には「なんで撮影しなかった!!」と発狂しそうになったが、、、w まだハシリのタイミングでのこの結果は、今後に期待が持てると^^
「小三笠」をボトムで展開する「ツンツン」(2ステップ)「ス〜〜〜」(Tフォール)「コンッ」とアタリを誘発させる、めっちゃテクニカルな領域。
誰でもできる簡単な釣りではないが、これでしか味わえない醍醐味があるので、気になる方はぜひ挑戦してみてください^^
イカナゴパターンや、超シャローを狙う時はワームに拘らず積極的にエサも使うので、本質は「ライト一つテンヤ」というイメージ。
ワームだけ、餌だけに拘らず、みなさんで可能性を広げられると面白い展開になると思います!
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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