【2023年開幕】瀬戸内海“イカナゴパターン”に最適なライトな一つテンヤ「小三笠」実釣レポート

ライトテンヤ

今回の記事は、2023年3月にリリースられたライトな一つテンヤ「小三笠を使用し、瀬戸内海、春の風物詩“イカナゴパターン”を攻略した実釣レポートです。

1号〜3号の全ラインナップが揃ったタイミングで、イカナゴに狂ったフィッシュイーターをどう狙ったのか──。

その戦略と実釣結果を交えながら紹介します。興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。

リリース前の2022年春には、厳しいシーズンの中でも「真鯛」「アコウ」「ヒラメ」を連発!その時の記事は👉DAY1DAY2DAY3

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2023年瀬戸内海イカナゴパターン開幕戦

「小三笠」リリース直前のタイミングで、パゴス矢野駅前店の酒田氏から「行きましょう!」と誘われ、約一年振に結集。

酒田氏ホームのとびしまエリアの混雑を避け、私のおすすめポイントを選定。

拠点となる大崎上島へ渡る

ということで、期待と不安が入り混じる中「大崎上島」へ。

フェリーで移動中、過密スケジュールの体力を回復するべく仮眠をとり、30分弱で大崎上島に到着。

少し時間をつぶしながら、とある港で酒田氏と森川氏と合流。

人気を避けるべく一級ポイントへ移動

フェリーで大崎上島へ渡り、現地の船長・中村氏(第八中吉丸)と合流。

人気を避けた一級ポイントで、いざ“春のイカナゴ戦”がスタート。

今回は、第八 中吉丸の中村船長と運良くタイミングが合い、とある場所に渡してもらった。

常夜灯が灯り、フィッシュイーター覚醒!

薄暗くなると水面をメバルとシーバスが騒がせ、潮が緩やかに左から右へ動き始める。

使用ルアーは「小三笠」+パゴスオリカラワーム“イカナゴゴールデンタイム”。

まさに理想の組み合わせ。

潮のタイミング的には、下げの残り潮なので潮流は遅くもなく速くもなくといった感じ。

そして、待ちに待ったファーストバイトが、酒田氏を襲う!

幸先よく本命の一つ「アコウ」GET

アップクロスでボトムを取り、「ツンツン」→テンションフォールを繰り返すと「コツ!」。

鋭いバイトで上がってきたのは、まずまずのアコウ!

その後、大型カサゴもヒットし好スタート。

真鯛・アコウ連発!

常夜灯点灯からわずか30分で本命「桜真鯛」をキャッチ!

フッキングに至らないアタリも多々あるが、ラッシュ突入でまさかの展開に!

その後、真鯛ダブルヒット、アコウとの同時ヒットも続き、現場は“春の桜祭り状態”に。

「小三笠」特有の小型フックと軽快なリアクションの動きが、イカナゴを追うフィッシュイーターにドンピシャで刺さった瞬間だった。

潮止まりからの転流も攻略!

潮が緩むタイミングでも「アップ〜クロス」のドリフト展開でコンスタントにヒット。

途中、潮止まりでスローダウンするも、その後の上げ弱流でポロポロ拾え…

3月終わり、まだハシリであろう“春のイカナゴ祭り”は、最高の釣果となった!

ゲスト2人の「最高に楽しかった!」という言葉が、何よりのご褒美になった。

居残り検証と翌日の答え

翌日は宿「いづみ旅館」で一泊し、単独で再検証。

しかし、陸寄りは潮が緩く、魚のスイッチは入らず。

手のひらサイズのアコウとフグに癒され終了。

結果としては不発だったが、「小三笠」の操作性と反応傾向をさらに把握できた有意義な時間だった。

という事で、清々しい気持ちで大崎上島を後にした。

今回のポイント

① 潮周りとタイミングを最優先に判断すること。

② イカナゴが見えなくてもボトムを丁寧に探る。

③ 「アップ〜クロス」ドリフトが圧倒的に有効

同じポイントに複数回入って潮流とアタリの関係を掴むことで再現性が上がる。イカナゴが見えなくても“信じて探る”姿勢が釣果を分ける鍵になる。※いれば必ずアタル

この時のタックルデーター

★【ロッド】
VRKS-LV1
★【リール】
スピニング/3000番
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m〜/フロロ1.75号2m
★【テンヤ】
小三笠」2号〜3号
★【ワーム】
2.5〜3インチのライトゲーム用

最後に

2023年春の瀬戸内“イカナゴパターン”は、まさにライトなリアクション一つテンヤの真骨頂でした。

「小三笠」の軽快な操作性と反応の速さが、真鯛やアコウの本能を確実に刺激。

“ツンツン”“ス〜〜〜”“コンッ”──この一連のリズムで魚を誘う、繊細で奥深いテクニカルゲームです。

そのぶん難しさもあるが、ハマった瞬間の爽快感は格別。

さらに「小三笠」は、ワーム・エサのどちらでも展開できる柔軟性を持ち、“ライト一つテンヤ”という新しい領域を切り開く存在でもあります。

春のイカナゴに狂ったフィッシュイーター相手はもちろん──

常夜灯周りや潮の緩いシチュエーションなど、さまざまな状況でぜひ試してみてください。

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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今回登場した「小三笠」の仕様については[公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、[公式ECサイト]からご覧いただけます。

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