【2022年春爛漫】ライトなテンヤとミドルゲームが共演したら凄かった!

ライト一つテンヤ

時を遡ること2020年3月下旬、春の風物詩「イカナゴ」に狂った魚たちを狙った、よりライトな笠岡スタイルに初チャレンジした。(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

その時の様子は、以下のブログ記事をご覧ください^^

そして2021年、昨年、一昨年がイカナゴバブルだったのか、全くといって良いほどイカナゴがいない状況で、手の打ちようがなく惨敗、、、

迎えた2022年4月4日、パゴス矢野駅前店の酒田氏から「真鯛釣りにいきましょう!」とオファーをいただき、因縁?のとびしまエリアへ!

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イカナゴパターンの秘密兵器「小三笠」プロト

イカナゴが常夜灯の光に集まるこの時期、真鯛、アコウ、メバルなどのフィッシュイーターは、本能剥き出しにして狂いまくる。

しかし、吸い込みバイトは繊細で、ちょっとした違和感で瞬時に吐き出す傾向が強い。

2020年のチャレンジで、その事に気付いていたので“あるアイテム”を具現化していた。

それが、正真正銘の「小三笠」である!

既存の2号3号の「三笠テンヤ」との違い

それは、下の画像をご覧いただくと一目瞭然、針の大きさ。

エビを付けて展開するリアクション一つテンヤ笠岡スタイルでは、下の画像の一番上グリーンの三笠テンヤは重要なアイテムだ

しかし、こと「ライトテンヤゲーム」「ミドルゲーム」で多用する“小さいワーム”では、ヘッドと針、ワームとのバランスがちょっと合わず、魚が吸い込んだ時に違和感を感じやすい、、、

そこで、ある程度の強さがあり、細軸で刺さりの良い小さい針でチューニングされた「小三笠へ行き着いたのである。

プロトタイプ「小三笠」のサイズ展開

上の画像、無垢の鉛の上から順に3号、2号、1号。現段階では、その間の1.5号2.5号もリリースするよう動いている。

理由は、「ライトテンヤゲーム」「ミドルゲーム」はライトなタックルで繊細かつテクニカルに、ボトムを取る展開がメイン。

潮の流れ、水深、魚の活性など、少しのヘッドの重さがシビアに関係するので、この「小三笠」に関しては、サイズを刻もうかと。

2023年のイカナゴが出る季節までに発売予定。ヘッドは無塗装のまま、ワンパックに2個か3個入りでリリースされると思うので、お楽しみに^^

アタリの数が段違いな「小三笠」

さて、前置きが長くなったが、この日の潮回りは最高。そして月もなく、不安視された風も思ったほどの影響なく、あとは肝心なイカナゴちゃんがいるかだけ。

そんな中、酒田氏のお友達が場所をしっかり確保してくれ、万全の態勢で“イカナゴパターン”の「ライトテンヤゲーム」がスタート!

カサゴ、メバルのアタリが連発!

待望の常夜灯に灯りがつき、外向きの上げの本流は流速を増す。

そんな中、誰か「イカナゴおるわ!」と声を発し、一気に人間側にスイッチが入るw 水面を見渡すと、愛しのイカナゴちゃんが^^v

今回持参した「小三笠」で一番重かったのが2号だったので、外の本流はスルーし内向きの転流をメインに狙う。2020年もそうだったような、、、w

すると、針を小さくしたのが功を奏し、既存の三笠テンヤ2号3号では比べのものにらないくらい、アタリが連発!

しかも、今までフッキングできなかったサイズのカサゴやメバルがフッキングでき、理想に近づいた手応えが!!

ナイスサイズのメバルもGET〜^^

小さい魚の写真は撮ってないが、全キャストの70%(アタリ)くらい魚に反応させているので、思い描いたイメージと完全にリンクした瞬間でもあった。

どんな魚かは別として、魚に反応させれるというのが「ライトテンヤゲーム」「ミドルゲーム」には重要かなと。

無数のアタリから「真鯛」アタリを誘発

魚に反応させれてアタリが多いということは、集中力が持続し続ける。

その繰り返しがあるからこそ、本命の真鯛を信じて狙えるのである。

一瞬の潮の変わり目で待望の真鯛!

そう信じて、念入りにボトムをワンステップ(1回シャクリ)、フォールを繰り返していると、、、

文章、言葉では表現できない、メバルやカサゴとは明らかに違う「ゴツ」という吸い込みバイトが!

フックオンした時の重量感、そこからヘッドシェイクの躍動感、あまりにも興奮しすぎて言葉を忘れる始末、、、

真鯛特有の鋭いツッコミに耐え、いなしながら無事ネットイン!酒田氏はじめ、みんな凄く喜んでくれたので、感無量!!


喉から手がでるほど欲しかった、ピンク色のヒレピン個体、念願の真鯛を釣り上げることができた!

この時マジで、興奮で手足が若干シビれていたのはここだけの話、、、w

合計4回くらい真鯛らしきアタリあり

この日、日が変わるか変わらないかまでチャレンジしたけど、結局、獲れた真鯛は一枚。でも十分満足している^^v

そして、真鯛らしきアタリは4回ほどあった。

なぜ真鯛のアタリが4回あったか分かるかというと、今までの経験とタックルバランス。吸い込む力や瞬発力が、タックルを通じて感覚としてわかる^^

とにかく厳しい状況の中で、この貴重な一枚を獲ったことに価値があるなと^^v

「ライトテンヤゲーム」のシャクリのコツ

特にこの季節のナイーブな真鯛には、超重要なので大袈裟にシェアしようかとw

テンヤはスッとリフトするようにシャクルべし(一回で十分)

ダートさせるように、糸ふけを作って「ギャン」と強めにシャクルと、テンヤ(ジグヘッド)が動きすぎるし、ラインが海水を切りすぎて真鯛に違和感を与えてしまう。

イカナゴに狂った真鯛が大きな群でいて、活性が高い時は関係ないと思うけど、今回みたいな魚が少なくいまいちスイッチが入らない局面では、上記のポイントを意識するのが大事。

まぁ低活性でも高活性でも、常にシャクリの強さは意識しながらゲーム展開する、それが好結果に繋がっている。

今回釣った魚たち

硬骨魚網:スズキ目:タイ科:マダイ属「マダイ」(真鯛)
硬骨魚網:スズキ目:メバル科:メバル属「シロメバル」(白目張)
硬骨魚網:スズキ目:メバル科:カサゴ属「カサゴ」(笠子)

この時のタックルデーター

★【ロッド】
フラッグシップモデル「VRKS-LV1

★【リール】
スピニング/3000番

★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2号2m
★【テンヤ/ジグヘッド】
「小三笠」プロト2号

シャローのキャスティング、軽量テンヤでゲーム展開する時に、絶大な信頼を置いているのが最高峰のVRKS-LV1

ちょうど良いレングスに、テンヤ操作性、感度、フッキングからランディングまで、一連の動作がノンストレスで展開可能な設計で、不意の大物にも全く不安感がないロッド。

本当に腕を上げたくて、高次元のゲーム展開をイメージしているアングラーには、超オススメ^^

5万円台と高いイメージはあるが、何年も色あせない性能とデザイン、ルアー全般に流用可能なポテンシャルなどを加味すると、お買い得でしかないかと思う^^v

最後に

広島発「ミドルゲーム」の生みの親、酒田氏とお仲間に助けられ、2022年最高のスタートが切れた!が、時すでに中盤戦を超えた感はあった、、、w

これを皮切りに、短いシーズンで検証を重ねつつ、今後に繋がるデーターや情報をみんなにシェアできればと思ってた、矢先、、、、、

この次の日、思い立って“とある島”でイカナゴパターンの「ライトテンヤゲーム」「ミドルゲーム」の再現性を、再検証することに^^

とても面白い検証結果、さらなる可能性が広がった釣果に^^v では次の記事をお楽しみに〜!!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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