【SUPER SUB】岩国沖でライトスロージギングやった結果…

ライトスロージギング

ブレードジギング発祥の海域とされる、山口県岩国沖。岩国米軍基地のすぐ沖で、水深はおおむね20m前後のシャローエリア(浅場)。

ブレードジギングとは、オフショア(船釣り)から展開する釣りで、40g前後のメタルジグにブレードを付け、キャスティングして底をとって高速で巻くシンプルな釣り。

基本、リールを巻くスピードは高速!良く言われるのが「リールから煙が出るほど巻く!」とか「PEラインが燃え上がるくらい巻く!!」と表現される、、、(後者は田中が作った)

メインターゲットは「サワラ」で、晩秋から脂がノリまくり超美味なので、みんなこぞって狙うようになったと。

諸説あるが、サワラカッター(サワラの歯で切られる)から逃れるためや、直線で追いかけてくるサワラに見切られないために、高速巻きが主流になったとか。

そんなブレードジギングだが、3年くらい前をピークに、取り巻く環境の変化や悪化で、サワラの個体数が激減しているというが、信憑性は、、、

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岩国沖でライトスロージギング撮影

という事で、V.I.SOULが誇るライトスロージグSUPER SUBでも通用するんじゃね?との思いつきから、ブレードジギングの聖域「岩国沖」で、ライトスロージギング検証の撮影となった次第だ。※ライトスロージギングとは、ライトタックルを使用し、スロージギングの概念がない瀬戸内海(潮無し+激浅)でも戦えるべく進化した釣り方。ライトタックルを使用し、スローの概念が浸透している外洋で“スレたキッカーフィッシュ”にリーチすべく進化した釣り方

なぜそう思ったかというと、瀬戸内海特化型として開発されたこのジグ、どこの海域(日本海や太平洋)で投入しても好釣果をもたらせてくれるので、岩国沖でも釣れない理由はないと。

そして、この海域でそんな事するヤツはいない、データーとして存在しない(知る限りでは誰も挑戦していない)という二つの理由から、ぶっつけ本番の撮影検証に挑んだのである!

実は、「いや〜厳しんじゃね?!」とか「あんた頭おかしいの??」と言われたが、「誰もやってないならやるしかねぇじゃろ!」と、いつもの突撃特攻に踏み切ったw

それも、撮影1ヶ月前の話、、、海況穏やかな11月8日、牡蠣筏撮影でお世話になって間なしの「YELLOW TAIL」船長に、再度ご無理を言って^^

で、もうお一方、ご無理言ってお越しいただいたのが、ジグ撮影でお馴染みのTG部長^^v (実はいつも乗る気満々w)

朝一の「サワラ」チャンスタイム

今回の撮影、岩国沖のイメージがなさすぎたのが功を奏し?、不安1割、ワクワク感9割の中、6時に出船し、釣りを開始したのが7時頃。

「釣れてません状況は厳しいです」の前評判通り、非常に船が少ない、、、4,5年前にちょっと来た時と比べ、閑古鳥状態、、、、、(片手で数えられる船の数)

しかし、朝のチャンスタイムを逃すべく、水深20mでもお構いなしにSUPER SUB100g投下!

朝の一発目って、油断大敵であると常に意識はしているが、まさかのファーストコンタクトでバイト!!

もちろん、フックオンならずw このファーストバイトを逃したのが、地獄のはじまりだったとはまだ知る由もないww

思った以上に潮はなかったが、サブ100gは「上げて〜下げる〜」でしっかり潮を掴んでアクションしている、、、

不本意ながらも本命場所あきらめる

その後、魚からの反応は返ってこず、暗雲立ち込める中、可能性がありそうな場所へ移動。

「岩国沖」のテーマからは外れたが、背に腹は変えられないという事で、厳島のすぐ側、水深が35mくらいのポイントへ。

着いてすぐ、いくらか魚とファイトしてる船があったので、ちょっと期待するも地合い短く終了。

イ○シ○船団からプレッシャーがかかり、釣り船団は散り散りになり青息吐息w

全くヒントがない中、ハーフピッチメインの「上げて〜下げる〜」で打開策を見つけようと。

愚直に「上げて〜下げる〜」を繰り返すと、、、

「こりゃ厳しいね〜」と呟きながら、落ち着きがない?TG部長はというと、田中と真逆の戦術展開をw

ライトスローでもダメ、インチキ釣法でもダメという事で、隠れて「シュラシュラシュラシュラー!」と、高速巻きのブレードジギングにシフトww

このブレブレ戦術も、すぐに疲れてライトスローに原点回帰。

そんな中、いつもの感覚で150gのサブをハーフピッチで「上げて〜下げる〜」していると、「コン」と突き上げ気味のバイトが!

この時点でお昼前、、、

微かなヒントを元に、再現しようと同じ要領で「上げて〜下げる〜」を繰り返し「コン」とバイト!

しかし、3度目4度目とバイトは再現できるものの、肝心の魚は上がることはなかった、、、、、

最後のチャンスを求め「岩国沖」へ

ぶっちゃけ、ここまで厳しい展開になるとは想像していなかったが、心境はかなり落ち着いてた。

なぜなら、オレたちがやっている「ライトスロージギング」に絶大な信頼を寄せていたから。それくらい、あらゆるシチュエーション(海域)で結果を出してきた自負がある。

船長は気がきじゃなかったと思うが、常にこの日の最善策を考えてくれてたのも、不安にならず集中できた要因だったと。

そして午後1時前、再び船首は西へ向かった、、、

潮流0ノットの領域で「上げて〜下げる〜」

オレたちはどこに行くのか聞かされてなかったが、この移動時に軽い睡眠をとる。TG部長とカメラマンはガチで寝てたと思うw

走ること数十分、到着した場所は本丸である「岩国沖」!

正直、また岩国沖に帰ってくれるとは思ってなく、船長の心意気を感じ、再び闘争本能に火がつく!!

が、潮が無し子ちゃ〜〜〜ん、、、

水深は朝と同じ20mくらい、潮が全くないシチュエーションなのでSUPER SUBにとって超得意なシチュエーション。

しかし、150gのサブでは潮かみが悪かったので、100gのサブに交換し調整。(この感覚が重要)

微かなヒントで「ハマチ」「サワラ」ドンドーン!!

ジグを100gに交換したことで、潮流0ノットでも潮を掴むサブ。

ここからは直感だけど、いつものユックリな「上げて〜下げる〜」ではなく、ロッドのティップを使う感じで「ピッピッピッ」とサブを小刻みに跳ね上げる。

しかし、強すぎるとジグがエビ(アシストフックがリーダーに引っ掛かる)になるので、ジャークのさじ加減は慎重に、短いストロークでも丁寧にフォールを入れる。フォールイメージは、バックスライドからのストップ。

上記イメージを、ハーフピッチで展開してすぐ「ドーン!」と、ライトスロージギング特有の猛烈バイト!

PE1号だけど、ベイトリールなので余裕のファイト!!

数度の突っ込みを凌ぎ、上がってきたのは本命ではない「ハマチ」。この時の安堵のため息は、一生忘れることはないだろうw

朝から7時間、長いながいノーフィッシュの呪いから、やっと解放された、、、

この決定的ともいえるヒントを元に、さらに修正したのがTG部長。

プロトのサブ50gに交換し、同じようなジャークとフォールイメージで展開すると、、、

「ドーーーン!!!」

「ヤズヤズ小さい」とか言いつつ、余裕ぶっこいていたが「サワラじゃっ!」と船上の空気が一変!!!

大本命「サワラ」、終了間際にGETな〜〜り〜〜〜^^

この日、ほとんどの船が恐ろしい釣果だったそうなので、まぁ良く獲れたなと^^v

「岩国沖」で展開するライトスロージギング、前代未聞の動画なのでぜひご覧ください!

今回の動画

今回のポイント

なかなか無い厳しい状況だったが、諦めずに打開策を模索し続けた結果かなと。ちょっと抽象的な今回のポイントになるけど、動画と照らし合わせながらご参考に^^

①結果を出し続けてきた戦術・戦略をブレずに続けること
※これで結果がでなくても後悔せずに納得できる
③ハーフピッチにこだわった事(今まで一番釣っているジャーク)
④潮の加減で変わるジグの潮掴みを感じとり微調整した
⑤ピッチの速いジャークでフォールもしっかり入れる

今回のゲストたち

硬骨魚網:スズキ目:サバ科:サワラ属「サワラ」(鰆)
硬骨魚網:スズキ目:アジ科:ブリ属「ハマチ(ブリ)」(鰤)

この時のタックルデーター

★【ロッド】
スローロッド#0#1
サーべリングロッド(スペック不明)

★【リール】
ベイト200〜300番クラス、1500番

★【メインライン/リーダー】
PE1.0〜1.2号300m〜/フロロ5〜6号2m
★【ジグ】
SUPER SUB 50gプロト、100g、150g(大活躍)
アカキン、グリキン、パロット

V.I.SOUL「ONLINE SHOP」

今回使用したSUPER SUBは、下のオンライショップでご購入できるので、よろしかったらぜひ^^

最後に

かなりのタフコンディションで、しかも初の試みとあってアジャストできず、最後までもつれにもつれたライトスロージギング撮影&検証。

正直、周りの船がブレードジギングで魚を普通に釣っている状況だったら、それなりに勝負ができたと思うが、、、

まぁ、よくこの状況で魚を捻り出せたなというのが、率直な感想。ある程度の釣果が出ているタイミングで、再度挑戦したいと思った。

という事で、岩国沖での「上げて〜下げる〜」で楽しい「ライトスロージギング」。あまり釣れてない動画で楽しさは半分も伝わってないと思うが、タックルも傷みにくく、身体にも優しいので超オススメですよ^^v

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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