4月4日と5日に、念願のイカナゴパターンを再現・成立させた田中は、次の良い潮周りでさらなる可能性を求め、虎視眈々と獲物を狙っていた、、、
4日の様子は以下からどうぞ^^
5日の様子は以下からどうぞ^^
潮、風、月などの自然状況がアングラー側に味方するタイミングを見計らいながら、18日に挑んだ大崎上島イカナゴチャレンジ。情報公開が1ヶ月ほど遅れているけど、この時の様子を時系列に沿って紹介します。
イカナゴおらず万策尽きる?!
潮のタイミング(時間帯)は前回の時より少し早いが、他の要素はほぼ同じで非常に釣りがしやすい状況。
そんな中、エントリーポイントに入ったのが午後8時頃で、誰一人いない貸切状態。
が、お目当てのイカナゴの姿はなく、不安にかられながら「ライトテンヤゲーム」Powered by「笠岡スタイル」を展開する、、、(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)(「ライトテンヤ」とは小さいワームやエサを使用した吸い込みバイトの弱い春先にも対応できるようチューニングさせたライト一つテンヤ釣法)
やはりイカナゴがいない海は平常時で、それに狂ったフィッシュイーター達の晩餐会は終わったかのように思えたが、、、、、
真鯛らしき超ショートバイトが、4回ほどあったので「もしかすると目がある?」と脳裏をよぎる。
明暗を分ける4つの選択肢
イカナゴの姿はなく、ノーフィッシュに終わった事で「家に帰る」「東に行く」「西に行く」「この島に残る」かの4つの選択肢があった、、、
「家に帰る」という選択肢はすぐに除外され3つに絞られたが、どれをチョイスするか難し選択に迫られる^^;
知り合いに電話したりして情報を仕入れてみるが、東も西も有力な情報なし、、、
いつもの田中スタイル、伸るか反るかということで「大崎上島」に残ることを決意した。
そしてゆっくりと迎えた19日の朝、夜に備えて少しリラックスモードで島時間を堪能。
真昼間の港最奥部で真鯛と遭遇
この日、いつもの遊魚ではなく島で仕事をしていた中吉丸の船長のところに所用があり、昼前に仕事場で話をしていたところ、、、
何気なく足元の海に目をやると、チヌっぽい魚が1匹泳いでいた。
「春じゃな〜チヌも浅場をウロウロ、、、」「あっ!真鯛じゃ!!」「いやいやこんなとこおらんじゃろ?!」「ホンマ!真鯛じゃ!!」「こりゃ何か良えことあるかもw」
と、2人とも大興奮で、悠々と泳ぎ春を意識している真鯛を眺めたのである^^
その時撮った動画を田中のインスタで公開しているので、よかったら以下のリンクからどうぞ。
大崎上島「星と陽」でランチ
その後、中村船長の知り合いのお店へ昼食をいただきに^^ 船長がおごってくれた^^v
上記写真は田中が食べた「お刺身定食」。オープンすぐに行った時はオレ達だけだったが、すぐに人が押し寄せてきたので予約して行った方が良いかも!?
関東から7年前に移住され、漁師もしつつ夫婦で古民家を改装して営んでいる「星と陽」。こういう個性的なストーリーを歩んでいる人は大好き^^
落ち着ける雰囲気で、料理も美味しかったので島に行く機会があったらぜひ!
まさか?!常夜灯の周りにイカナゴがっ!
さて、夜に仕事(釣り)がある時は、日中こんな感じでかなり力を抜いて鋭気を養う田中。なぜなら、こと仕事(釣り)となると、かなりかなり集中力を消費するので、オフの時間を大切にしないと廃人になるからw
そんな中迎えた午後8時前。
前日同様、エントリーポイントには人っ子一人いない状況で、まずは第一関門突破と心の中でガッツポーズ!が、この時はイカナゴらしき影はなかった、、、
幸先よくアコウ(キジハタ)GET
この日もほぼ無風、上げの潮が少し早いので「小三笠」3号に、禁断のアオムシ(アオイソメ)をセット。ワームだけにこだわらないのが、ライトテンヤゲームの真骨頂!
いつも通り、アップからダウンにボトムをトレースしていた数投目に「コツ」と上品なバイト。
ホッと一安心、小型ながらコンディションの良いアコウをGET^^v
そして、何の加減かわからないが、遂に愛しのイカナゴちゃんが水面をワラワラと泳ぎ出す、、、!!「うおーっ」と雄叫びを上げたかったがグッと堪えw
陸っぱり瀬戸内海最大級「座布団ヒラメ」
イカナゴを目視で確認してすぐ、「小三笠」はそのままで2インチのストレートワームにチェンジ。
そこから20分くらいか、ノーバイトのまま時間だけが過ぎる、、、
「小三笠」を流すラインを微妙に変えながら、足元5m付近まで寄せてきて回収しようと思った矢先「ドゴンッ!!」
距離も近かったこともあったが、真鯛のそれとは違う今まで感じたことのないトルクフルなバイトが!!
フッキング直後の重量感、一向に浮いてこないターゲット、引きの雰囲気からして「これタモに入らんヤツじゃ」と察する、、、
怒涛の突進はないにしろ、何度もドラグを出され巻いてを繰り返しながら、徐々に距離を詰め、、、、、
常夜灯に照らされ薄らシルエットが見えた瞬間「うげっデッカ!」と周りをキョロキョロ確認。なぜなら、この時持ってきてたタモ枠(45㎝)では入る大きさではなかったからw
が、無謀にも一回タモ入れにチャレンジするも、案の定バックで逃げる大ヒラメww
数十m近くに砂浜らしき場所があり、障害物をかわしつつそこまで引っ張っていき、フィッシュグリップでランディング、、、その時の情景を今思い起こすと、まさに奇跡的、、、、、
「感度」「レスポンス」「パワー」トータルバランスを兼ね備えたフラッグシップモデル「VRKS-LV1」を使ってて、本当に良かったと思う。なまくらロッドでは獲れてない可能性大、、、
産卵前の肉厚な80オーバーの大ヒラメ
ランディング直後、はぁーはぁー言いながらすぐに中村船長に電話すると「すぐ行くけー」と応援に駆けつけてくれた^^
「小三笠」3号が、絶対に外れない最高の位置(かんぬき)に貫通!フックも伸びることなく、主導権を握られることなく完璧なゲーム展開で大ヒラメ獲る!!!
中村船長と子供が駆けつけてくれ、記念写真を撮ってくれた^^「船長、子供ちゃんありがとう〜!」
お礼に肉厚大ヒラメは差し上げたが、大きいタライに一杯一杯だったので、マジでデカかったんだなと、、、
可愛いチャリコを追加して
その後、ちょっとだけ魚を狙ってチャリコを追加。
イカナゴもワラワラ泳ぎ潮も残っていたので、まだチャンスはあったけど海に感謝して深追いするのをやめた。
朝のフェリーで「大崎上島」をたつ
早い段階での夜の大捕物を制し、比較的ゆっくり休めて迎えた朝。
散歩がてらフェリー乗り場のおっちゃんと、いつもの釣果話に花を咲かせながら、島をあとにした、、、
絶対に覚えて意識するポイント
これで3回目だけど、それだけ重要なのであなたのDNAに刻まれるくらい、意識しながら実践してほしい。
強くシャクリ過ぎると、水の中でラインが鳴るので、良い魚は警戒して口を使わない。魚に聞いたのでこれ本当だよ、、、、、
今回のゲストたち
瀬戸内海で釣れる魚なので、珍しい魚はいないけど一応載せておくね^^
この時のタックルデーター
フラッグシップモデル「VRKS-LV1」
★【リール】
スピニング/3000番
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2号2m
★【テンヤ/ジグヘッド】
プロトタイプ「小三笠」3号
★【ワーム/エサ】
ストレート2インチ/アオムシ(アオイソメ)
最後に
今年、本格的にイカナゴシーズンを狙ってチャレンジしてきた「ライト一つテンヤゲーム」。
そのために開発したアイテム達が真価を発揮し、十分に手応えを掴んだ2022年春。
シーズン問わず、昼夜問わず、エサもワームも自由に使い、様々なターゲットを視野に入れながら可能性を探っていこうと思う。
2023年の春までには、「小三笠」をリリースするのでヒトツテンヤーのあなた、お楽しみに!(「ヒトツテンヤー」とは、こよなく一つテンヤを愛する釣り人を表現した造語)
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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