今回の記事は、2022年、初挑戦で念願のイカナゴパターンを成立させた釣行の続きを共有します。
リアクション一つテンヤ「笠岡スタイル」を、より繊細かつ大胆に展開できる「ライトテンヤ」の釣獲力の高さ。(「笠岡スタイルとは」ショア・オフショア共にリアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)
活きエサを使わず、ワームメインで「イカナゴパータン」を攻略した詳細を、時系列に沿って紹介するので、最後までお付き合いください!
釣行の舞台は広島県竹原沖に浮かぶ「大崎上島」
2022年の初挑戦で、前日に念願のイカナゴパターンを成立させた。その良いイメージのまま再現性を狙うべく、次の日の朝、フェリーに乗って思い入れ深い大崎上島へ渡った。
前日の様子はこちらをクリック。
この島へは、2021年の同時期に調査に訪れているため、島をくまなく探索済みであり、イメージは完璧。
非常に短い春のイカナゴシーズンを当てるための下準備は万端で、前日の再現する事をテーマとした。
日中は比較的のんびりしたペースで各所を下見しながら、今年のエントリーポイントの雰囲氣を探る。
意外とこの島は釣り禁止の場所が多いため、もちろん釣禁場所は避けて通った。
問題は、本命ポイントに運良くエントリーできるかどうか、という点だ。
本命ポイントには先行者の姿が
大崎上島は、生活に不自由しないくらい栄えている。まずはスーパーで買い出しをして、早めの夕食をいただいた。
そして、暗くなり常夜灯が効くまで他の人に氣配を悟られないよう、近くに車を止めて待機した。自分で書いていてなんだか探偵のようで怪しすぎる。
なぜここまでする必要があるかというと、今後、様々な理由から、釣れても釣れなくても「派手に立ち回ってポイントを壊す」ことのないようにするためだ。
特に、釣り禁止ではなくエントリーしやすい場所は、人が集まりだすと釣禁になる可能性が高まる。
職業柄、このあたりは非常に氣にしているため、人がひっきりなしに訪れる超人氣ポイントには行かない。 そのような理由で、そそくさと移動することにした、、、
サブポイントに避難してライトゲーム
サブポイントといっても、イカナゴがいればワラワラと現れ、それを目当てにフィッシュイーターたちが集まる。条件が揃うと、お祭り騒ぎになるポイントだ。
目当ての上げ潮が流れているので、少し期待して行ったものの、イカナゴの氣配は感じられなかった。
メバルとタケノコメバルに癒さる
個人的には、ここでは真鯛というよりメバルがメインであると考えているため、遊び用に作った「三笠ジグヘッド」1.0gを投入した。
イカナゴがいなくて平常時だったため、キーパーギリギリのメバル、タケノコメバルがポロポロと遊んでくれる程度、、、
これはこれで面白いが、趣旨が大きく異なるので、持ち帰り用に活けで数匹キープした個体をリリースし、本命の場所に戻った。
この時すでに、23時になろうとしていたが、夜行性ではないので眠氣が襲い掛かる、、、
常夜灯に群がるイカナゴを発見!
目を擦りながら本命ポイントに戻ったものの、依然として同じ先行者(おじいちゃん)がいて思案に暮れた。
しかし、「そこへエントリーしても大丈夫」と、神のお告げがあり(ある理由で)突撃した! 無理やりポイントを奪ったわけではないw
するとそこには、ワラワラと常夜灯に群れる“イカナゴ”がいたのである!!(心の中で大絶叫w)
まさに絶妙なタイミング!なんと上げ潮の終わり、1時間半前の滑り込みであった!!
待望の1匹目!真鯛と腹パンのアコウを捕獲
タックルは前日と全く同じ、フラッグシップモデル「VRKS-LV1」に「小三笠」2号をセット。
潮の流れる方向を読み、アップでキャストして35カウント前後で着底。2.5号か3号があればベストであったが、この日は無風に助けられた。
ボトムをワンステップ(一回シャクリ)で、潮に乗せながらダウンの方向へドリフトさせ、手前に寄せてくる。これは、どこでも通用する基本の動作なので、ぜひ覚えてほしい。
すると、半分くらい寄せてきたときに「コツ」とアタリがあった。少し糸フケを取り、ストライクでフッキングすると、真鯛特有のヘッドシェイクを感じた!
イメージ通り、完全にイカナゴパターンに合致した「ライトテンヤ」が再現でき、それを繰り返す、、、
そして、少しだけキャストラインを変えて、同じようにボトムをツンス〜で誘うと、「ゴン!」と良型アコウ(キジハタ)!
このアコウは、イカナゴ(5㎝くらい)を腹一杯食べていたので、底付近にはかなりの数のイカナゴがいたのだろうと推察できる。
再現性の高いイカナゴパターン!真鯛が連発する「お祭り騒ぎ」
ときおり、上げの流れが速くなり、2号では底を見失いそうになるギリギリの展開もあった。
しかし、信頼のタックルバランスと無風に助けられ、「小三笠」を丁寧にボトムトレース。
「コンコン」と同じパターンでヒットが続く
1枚目と次のアコウを釣った時とほぼ条件は同じ。上げ潮でアップにキャストしてダウンに差し掛かる手前、ワンステップ(一回シャクリ)のTフォールで「コン!」と明確な吸い込むバイト!
サイズこそ選べないが、小型から中型の桜色の真鯛が上品な吸い込みバイトで連発した!!
再現性どころか「ここは船の上?」と錯覚してしまうほどのラッシュ状態に突入、、、
何度か、着底すぐにテンヤを押さえ込まれたフッキングミスもあり、こういうのは大きい真鯛の可能性が高い。
少し離れた場所にいた釣り人も帰ったのか、話し声や氣配がなくなり、一人で大興奮しながら再現性を繰り返した。
もちろん、大きなジェスチャーはご法度で、雰囲氣を察知されるような行為は一切しない。
同じポイントだが、写真撮影の際に照明を当てたり当てなかったりしているので、色味が違うのはご愛嬌ということで。
ボトムをドリフトさせて、真鯛特有「コン!コツ!」という吸い込みバイトから、「グングンジーッ」とヘッドシェイク。何度体験してもこの躍動感は、唯一無二で色褪せることがない。
上の写真の魚は「もう回収しようかな~」と、かなり手前にシャクってヒットさせた、良型真鯛。と思っていたら、家に帰って驚愕した、、、(後述)
そんな中、もう少し上げ潮が続いていたが、何度でも再現できると確信したため、「ありがとうございました」と、小さい声で一礼をして終了した。
思わぬゲスト、真鯛と黒鯛のハイブリッド「マクロダイ」
最後に釣り上げた真鯛(すぐ上の写真)に、現場でも少し違和感を感じでいたが、翌日家に帰ってクーラーから出してびっくり!※照明を当てているので分かりにくいが、婚姻色とは全く違う黒がさしている。
側線より少し下、目の下のラインあたりから上が、チヌ(黒鯛)色をしている。
そこで知り合いに聞いたり調べてみると、真鯛と黒鯛のハイブリッド「マクロダイ」と判明!
ウロコを取って腹を出した後に写真を撮ったが、今まで真鯛を膨大な数見てきているので、この違和感に氣付かない訳がない。
もう食べたので証拠はこの写真しかないけど、氣になる味はというと、、、
脂は乗っていたものの、チヌ(黒鯛)色が強かったし、独特の香りを発していた!
「ライトテンヤ」のシャクリのコツ
シツコイようですが、前の記事と同じ「コツ」をあえて載せます。
ダートさせるように、糸ふけを作って「ギャン」と強めにシャクルと、テンヤ(ジグヘッド)が動きすぎるし、ラインが海水を切りすぎて真鯛(魚)に違和感を与えてしまう。
イカナゴに狂った真鯛が大きな群でいて、活性が高い時は関係ないと思うが、今回みたいに魚がまばらで、通常活性化では上記のポイントを意識する必要がある。
しかし、活性が低い高い云々、常に上記のシャクリを意識してゲーム展開すると、結果的に釣果に繋がります。
今回釣った魚たち
この時のタックルデーター
前日と全く同じで、一番信頼をおけるタックルで挑みました。
フラッグシップモデル「VRKS-LV1」
★【リール】
スピニング/3000MHG
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2号1.5m
★【テンヤ/ジグヘッド】
プロトタイプ「小三笠」2号
最後に
「ライトテンヤ」の再現性という観点では、最高の結果に終わった今回のフィールドテスト。
前日の価値ある一枚から始まり、イメージがリンクして本命の真鯛にアコウ、再現性の高さが際立った釣果になった。
帰りのフェリーで、この2日間の光景を再度頭でイメージしながら、夜釣りが苦手(夜は寝る派)なのに鞭打った體を労い帰路についた。
メーカーのバイアスを排除し、事実だけを共有しました。「小三笠」に類似したアイテムは多いですが、これがあなたの一つの武器になることを願っています。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます!
これからも一緒に、「釣り魂」を燃やし続けましょう。
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