今回の記事は、3月に開催されたジャンプワールド大洲店、土居田店さん主催の「一つテンヤ教室」に、先生兼サポーターとして参加した時の様子をお届けします。
初心者さんの参加も多く、いつもの実釣撮影とはまったく違う――“教える現場”という新しい挑戦。
しかも、開催時期は甘鯛シーズンも終盤戦。
果たしてこのタイミングで、初心者さんに釣ってもらい「一つテンヤ教室」として成立できたのか…。
現場で見えたリアルな一日を、時系列に沿ってお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
【V.I.SOUL初】宇和海での「一つテンヤ教室」
今回お世話になった遊漁船は、宇和海を拠点にしているお馴染みの「海道丸」さん。
無事7時に出船し、参加者のみなさんと軽いミーティングを終えていざ出撃。

春らしい穏やかな空気の中、期待と少しの緊張が入り混じる船上から「一つテンヤ教室」がスタートした。
今回の「一つテンヤ教室」のテーマ
まず大前提は、楽しんでもらうことなので、小難しい理論ではなく、“基本の徹底”にフォーカス。
宇和海のメインターゲットである「赤甘鯛」「白甘鯛」だけでなく、魚種豊富なこの海域ならではの多彩なアタリを感じてもらうことが今回の目的。

開始からアタリ多く多彩なゲストが釣れる!
参加メンバーは、初心者さんからベテランさん、女性やお子さんまで幅広く、まさに“教室”らしい和やかな雰囲気。
狙う水深はおおむね40〜60mライン。
「しっかりシャクって、テンションフォールで食わせる」「アタリがあったらしっかりアワセる」
この基本動作を愚直に繰り返してもらうと、すぐに船上に歓声が!
「ウッカリカサゴ」や「イトヨリ」など、多彩なゲストが次々ヒットし、初参加の方々も笑顔がこぼれる最高のスタートとなった^^v






素直に基本に忠実だと釣れる
アタリがあってもなくても、初心者さんでもベテランでも、伝えることは一つ。
基本通り「シャクってTフォール」「アタリがあったらアワセる」をしつこいくらい声かけする。
できるだけリズムも一定に、Tフォールの着底までのカウントは4くらいを意識してもらうイメージを。
それを、ボトム(海底)から50㎝の幅で展開する。理由は、上にあげすぎると「エソ」が食ってくる確率が上がるから。

まさかの初ゲストに船上興奮
そんな中、まさかの伊勢海老が釣れ!!!(漁業権の関係ですぐにリリース)

初心者さんも徐々に慣れ始め、上手にシャクって掛けていたので、基本だけの戦術展開は功を奏したと思う^^v

誰かが常に竿を曲げる好循環

魚が釣れるて喜ぶのは当たり前。それだけではない、言葉にできない落ち着いた雰囲気が船上を駆け抜ける。

みなさん、真面目に真剣に一つテンヤを楽しんでいたのが、何よりのご褒美になった^^


大本命の「白甘鯛」「赤甘鯛」乱舞!
そして、超弩級の「白甘鯛」も釣れ!!!


「赤甘鯛」も多数釣れ!!!



船長はじめ、お店のスタッフさん、サトウ君などのサポートも手厚く、初となる「一つテンヤ教室」は、大成功で幕を閉じた!
詳しい内容は、ぜひ動画をご覧ください。
今回の動画
今回の攻略ポイント
②Tフォールの着底までのカウントは4くらいを意識
③できるだけリズムを一定にボトム(海底)から50㎝の幅で上記を展開する
④①から③を愚直に繰り返すのみ
一つテンヤを少しかじったことがある人、ベテランの方ならそれぞれ自分のスタイルや考え方があると思う。
でも、どんな釣りでも――「基本を知り、基本に戻れること」 って本当に大切だ。
その点、初心者さんは素直に基本を繰り返すからこそ、むしろ良い結果につながることが多い。
この日も、まさにそんな“素直さの強さ”が光り輝いていた。
この時のタックルデーター
みなさんの手持ちのロッド(色々)
★【リール】
みなさんの手持ちのリール
★【メインライン/リーダー】
データーなし
★【テンヤ】
「三笠テンヤ」「超三笠テンヤ」8号,10号
Bグリーンゴールド、クレイジーレッド、CRゴールドなど
最後に
今回の「一つテンヤ教室」を通して、まだ“一つテンヤ(リアクション)の楽しさ”を知らないアングラーさんに、その魅力を少しでも伝えられたなら本望です。
釣ってもらって、笑顔を見られる――
その瞬間こそ、何にも代えがたい喜びであり、次への原動力になります。
最高の笑顔に立ち会えるこの仕事をしていて、本当に良かったなと感じた一日でした。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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