例年、11月頃から宇和海では本格的に「甘鯛(白、赤)シーズン」が到来する。
もちろんそれは、船から一つテンヤなどで狙った場合だが、こちとらちょっぴり思考が狂っているので、ショアからの一つテンヤ(ショアテンヤ)「笠岡スタイル」で狙っている、、、
(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)
獲れるか獲れないかでいうと、獲れる可能性は極めて低いだろう、、、
でも、ワンちゃんあると思っているので、田中は獲れるまでチャレンジしようと本気で思っている^^
そして今年も宇和海の釣り吉達から、「そろそろ甘鯛良いですよ〜」「陸から狙いましょう〜」と悪魔の囁きがやってきた^^v
甘鯛の魚影の濃い「宇和海」へ
という事で、11月9日、一人分だけどぎっしりタックル類を詰め込み、午前3時前に自宅を出発した、、、
さすがに今回は日帰りは厳しいので、一泊、島の民宿に泊まる予定。
どっちかというと、プライベート釣行に近いイメージなので、メバリングやアジングをするタックルも詰め込んだ。でも、それ用に三笠型の小型ジグヘッドを仕込んでいるので、いつものごとく仕事とプライベートの混同に^^;
夜から朝にかけて高速は工事だらけ
いつもなら、しまなみから行く工程が、生口島北と南が夜から朝にかけて通行止(工事のため)なので、瀬戸大橋経由でゆったり向かった。
しかし、また工事で松山インターから下道を走り、ぐにゃぐにゃ山道を小一時間かけ、大洲まで走る、、、
思ったより過酷な山道だったので、工事終了の6時まで待って高速走れば良かったと、後悔したのはここだけの話w
7時前に「矢ヶ浜」到着
集合時間が8時だったので、一箇所だけ休憩しながら安全運転で、無事「矢ヶ浜」に^^
本来だと、宇和島市「新内港」から船に乗る予定が、なんと強風のため出船場所が変更、、、
そう、初日は、強風(北より)のためまともにエントリーできない雰囲気が濃厚だった、、、、、
今回の拠点「戸島」へ
実は、「戸島」へ行くのはこれで3回目。
ライトゲームのメッカともいえる魚影の濃さで、知る人ぞ知る聖地的な島。ギガアジやギガメバルが狙えるポテンシャルは超一級!(らしいがまだ未体験)
愉快なメンバー4人で
メンバーはというと、「こいちゃんネル」というYouTubeを運営しているこいさんと、戸島で生まれ育った「海道丸」の酒井船長(案内役)、愛媛でフィールドモニターしてくれてる佐藤くん、そして田中の4人^^
酒井船長のプライベートボートで、強風吹く中ブッ飛!戸島へ5分ほどで到着!!
酒井船長が移動用の軽トラを用意してる少しの間、桟橋でメバリングを^^
桟橋はデイでもメバルが狙える
写真はないが、ここではデイメバ(小型メイン)で普通に釣れ、サクッと2,3匹釣ってたので、魚影は濃い様子。
桟橋下に目をやると、かなりの数のメバルが確認できたので、レンジを探ると良型も十分可能性があると思う。
この日は風がボーボーだったので、キャストして落とし込むのが至難の技だった、、、
甘鯛が狙える一級波止から「ショアテンヤ」
そんな中、軽トラの荷台にタックルを積み込み、ランガンスタイルへ!
メンバーが4人なので、もう一台軽トラを借りてきて、2台体制で島内を練り回るw
強風が吹く中悪戦苦闘、、、
何箇所か見ながら向かった先は、戸島で甘鯛を獲るには一番可能性が高い、某波止。
ここは、キャスト範囲で水深20〜30m以上ある、激深の波止!
しかし、背中からくる強風(瞬間最大風速約10m)のため、ティップが振られて訳わかめ状態、、、
風の影響を避けるため、波止の付け根付近で釣りをしてるが、長手の沖側をまともにやれないのが痛い、、、、、
そんな感じで、カサゴやイソベラ、小さいカワハギぐらいしか釣れず、満身創痍w
迷いアジが運良くヒット
ショアテンヤが思うようにいかなかったので、移動前、苦肉の策のメバリングを。
すると、三笠型のジグヘッド1.0gで、20㎝ほどのアジをGET!
アジの群れがいて再現できると思いきや、この1発で終了だったので、昼休憩を挟み次の場所へ移動した。
戸島裏の「郡」へ
もののけが出そうな険しい山を軽トラで越え、北側の小さな漁港「郡」(こおり)へ。
真昼間からメバルとアジが入れ食い
本当に申し訳ないけど、釣りに夢中で写真が非常に少なく、「嘘じゃね?」って思われるかもしれないが、、、w(ここから終わりまで写真少ない)
足元や、ちょいキャスでアジとメバルが入れ食い状態^^
めちゃくちゃ多きいサイズはいないが、25㎝までが良いリズムで釣れ続ける、、、
瀬戸内海ではなかなか経験することのない状況により、帰りたくない病が発症していたことは内緒、、、、、
アジは港の中を回遊しているのか、ヒットゾーンが変わったりしてたので、ちょっぴりテクニカルで面白い^^
男4人がキャッキャしながら釣りを楽しむ様は、側から見るとカオスにちがいないw
アジの泳がせで青物無双!
そんな中、佐藤くんが釣れたての丁度いいサイズのアジを泳がせて大物を狙っていると、、、
10秒もしないうちに、ティップがビクンビクンと暴れ出し、ギューインとロッドが絞り込まれる!
「きました!きました!!」の叫び声と同時に「ジーーーッ!ジィーーーー!!」と唸るドラグ音!!
何度もなんども突っ込みをみせる獲物との格闘を制し、無事、ランディング成功!
上がってきたのは、まずまずサイズのハマチ!!
そこからはエサのアジを釣る係と、ハマチを狙う係との共同作業に!
アジを投入すれば百発百中であたってくるハマチを、二本、三本、四本と追加、、、
ハマチ一本入りきらないクーラーだったので、その場でハマチを解体しながら、作業は続いたのである^^
それでも無双状態は続き、獲ってもとってもキリがないのでリリースをしながら、疲れ果てて終了を迎えた。まさにエンドレス、、、、、
迷いながらも、大きいタモ枠をチョイスして大正解!瀬戸内海思考で「絶対こんなデケータモいらんよな?」と思いながら持ってきたのでw
夕方に「なかた民宿」へ
そして、使い果たした電池を充電するため、今回の宿「なかた民宿」へ。
いつもながらの豪華な晩ごはんを、腹一杯堪能!
味もボリュームも文句なし、この後の夜釣行のために、しっかりとエネルギーを補給した^^
夜に再び「郡」へ
美味い晩飯食って、休むまもなく再び夜の海へ向かった4人w
最初、違う波止で釣りしてたけど、強風やらなんやらで、写真が一枚もないので割愛、、、
メバルとアジと極秘の魚
郡についたのが、夜の9時ころだと思う。
安定のメバル、アジ(エササイズが多い)が釣れ続け、夜のライトゲームを堪能中、、、
暗がりに、瀬戸内海では釣れない(いない?)“釣り人の心をくすぐる魚”を発見した酒井船長、、、
昼間の再来、泳がせによりその魚をヒットさせ、トルクフルな引きと○○○○を味わいつつランディング成功!ここでも大きいタモが大活躍!!たぶん、小さいタモ網だと破壊されてたと思うw
ベイトをたらふく食ったその魚は、内臓脂肪がバチバチで旨味の極み!!一本もらって帰ったが、めちゃくちゃ美味かった!!!
少し風の落ちる明日の朝から、ショアテンヤが再開されるので、23時すぎに撤収した、、、
過去に「陸甘鯛」を狙った動画
2回目に来たときに、ショアテンヤで甘鯛狙った動画があるので、よろしかったら以下からご覧ください^^
一つテンヤ行脚Vol.19 in愛媛県宇和島市“戸島防波堤”
ショアテンヤで甘鯛?!冷凍エビだけで挑戦!!
最後に
すこぶる魚影の濃い、宇和海に浮かぶ「戸島」。
瀬戸内海では味わえないポテンシャルを初日から感じられ、良い意味で固定概念が書き換えられた。
初日から強風に悩まされたが、日中から当たり前のようにアジやメバルが釣れ、泳がせでハマチが無双状態、、、
まだまだ、田中的には井の中の蛙状態だけど、このような体験を糧にしながら、こんなおっさんでも成長(進化)できればと思っているw
2日目も予想だにしない出来事が起こるのではないだろうかと、胸をドキドキさせながら日付が変わった頃、就寝についた。
つづく、、、、、
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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