鬼門と思っていた青物&真鯛にも効く!?瀬戸内海特化型スロージグの実力

ライトスロージギング

3日前の練習場での釣行時に、「一人キャンセルが出たので来る?」と、いつものスタンスでTG部長からお誘いがあり、、、w

その時の釣行紀は以下からどうぞ^^

9月26日(日)に、癒しの釣りのていで参加してきた。

この時まったく仕事をするつもりはなく、勉強のためタイラバでも巻こうかと思っていたが、何かに誘われるように “瀬戸内海特化型スロージグ”「SUPER SUBを振ってしまった、、、、、

こう言う時って、不思議と何かしら起こるのだが、案の定、予想だにしない出来事の連続だった!

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まさかまさかの「青物連発!」で目から鱗が

当日お世話になったのは、ちょいちょい重要な局面でご縁がある第八 中吉丸。大崎上島に拠点を置く遊漁船で、出船場所は広島県竹原市明神岸壁。

少し肌寒い中、明神を6時半に出船しポイントを目指した。チャーター船だったし、微塵も仕事をするつもりがなかったので、かなり脱力気分での出港となるw

そんな中、1ヶ所目に到着するも、反応が乏しいのですぐ2か所目へ移動。

「仕事はせん!」と豪語したわりに、ちゃっかりとSUPER SUBをセッティングしている。(ほぼ無意識なので重篤な病w)

潮流1.5ノットでも意外と操作可能

この瀬戸内海特化型スロージグのスーパーサブ、開発当初から現在にいたり、無類の根魚ハンターである。※瀬戸内海特化型は、あくまでも瀬戸内で開発されたというイメージで、もちろん外海でも使用可能。

しかも、潮がない(0ノットでも)練習場などで、メモリアルフィッシュ含めかなりの実績を叩き出してきた。そんな状態でも、潮を掴んでアクション可能なスロージグ。

なんだけど、イコールそれは、

潮受けは良くても、潮抜けは悪いジグ

とも言える。しかし、見た目とは裏腹にオーソドックスな使い方ができる。

なので、潮流が速いポイントは苦手(操作性が悪い)だと勝手に思い込んでいた。が、イメージとは裏腹に、ストレスを感じさせない操作性に、良い意味で拍子抜け、、、

潮流1.5ノット、水深約30mのカケあがりでトップが15mくらい。周りには青物を狙う船がひしめき合い、良いラインを流そうと虎視淡々と狙っているw

あまりこんなポイントに来る事がない田中は、新鮮な緊張感を感じたのか迷いなくSUPER SUBを投入!

「タイラバ巻くって言ったがな!」と誰かさんからツッコミが入る中、お構いなしにサブで「ドーン!」

しかも、ジギングエキスパートばかり乗船している中、修行中のオレが一番乗り〜^^

誘いはハイピッチからのスローピッチ

青物がターゲットだったため、いつものスローメインなシャクリではなく、シャンシャンシャンと上げのみで5m、そこからスローピッチに移行し、5mで食わせを入れた。この5mの食わせのスローで「ドーン!」

偉そうに書いてはいるが、素人ではないけど玄人でもない。なんとなくのイメージでシャクッたら食ってきたwオレは正直者なので隠さず書くよww

だって、いつもは潮無しの海で根魚メイン、シャクリは1/2とか1/3とか刻むのが多かったので経験値なさすぎ、、、

青物と言っても、ヤズクラスがメインだったけど、このヤズを釣るのが難しいらしく。現に、周りの船は沈黙状態が続いていた、、、、、

まぁね、一回きりのまぐれでは意味がないのは承知してるので、再現を狙ったら「ドーーン!!」

不利なポジションにもかかわらず、船上で真っ先にあたっていたので、パターンにハマっていたのだろう?!

これにはみんな、「おっあいつ中々やりよる」と思ったに違いないw

あるジグカラーがハマった瞬間

その理由は、みんなオレが使っていた「赤金」にカラーチェンジしたから。特にこの時は、「赤金」への反応が顕著だったのは間違いない!

下の写真は、TG部長がカラーチェンジしてから獲ったヤズのダブル!!それまでは殆どあたりがなかったみたいなので、釣りってめちゃくちゃ奥深いなと^^

ルアー要素が色濃い釣りって、カラーがすごく重要になる。

20種類とか◯○みたいにカラー展開しているモノはさておき、基本となるカラーで魚からの反応を確かめてアジャストするのは、上達する上で必須条件なのでね^^

ヤズを制するものは瀬戸内を制する

と言う格言があるらしく、それもあながち間違いではないような気がした。別に制そうなんて思ってはないけどね。

さて、みんなそこそこお土産を確保したので、2時間ほどで次のポイントへ移動となった。

喉から手がでるほど獲りたかった「魚」

ヤズが獲れた事で心の中がパッと晴れ、移動中、一気にリラックスモードへ^^

MAX水深70m以下と比較的水深も浅く、最大潮流2ノット(船は同調)までだったので、ストレスなくSUPER SUBを使い続けられた。

今までのサブの概念が、良い意味で書き換えれた瞬間であった^^

突如ジグを襲撃してきた大物

ボチボチ遊びながら何ヶ所か周り、昼前に水深65m付近のポイントへ。

オレは相変わらず、ヤズを獲ったパターンのシャクリを続けていた。これには訳があって、このワンピッチのハイ&スローを自分のものにしたかったから。

それと、このシャクリが「真鯛」にも効くのではないだろうかと思ったから。なぜそう思ったかは感覚的なもので、けっして引き出しが無いから続けたのではないw

軽快なワンピッチでシャンシャンシャンと上げ、シャーンシャーンと下げを入れて、

バックスライド&ウォブリング&ストップ(不定期)

のややこしいフォール(ここ重要)を効かせ、底から5m誘った時、「ドゴンッ!」とかなり強烈なバイトが身体中に衝撃として伝わってきた!!

瞬時に「真鯛きた!」と思ったが、なんか引きが違ったので「オオニベ」かもと船上がザワザワしだすw

真鯛特有のヘッドシェイクは感じられないものの、時折強いツッコミで応戦する魚、、、

ポンピングしないよう、できるだけ一定のテンションを保ちながら徐々に浮かせ、薄らとピンク色の魚体が見えた時「真鯛きたー!!!」とガッツポーズ!

  

TG部長、船長やみんなで喜んでくれ、自分史上で心に残る価値ある一枚となった!そして、少しだけ自信にも繋がった^^

今まで水深10mほどの潮の無い練習場がテスト場だったため、真鯛との縁が遠かったが、、、根魚しか釣れないレッテルを貼られつつあったSUPER SUB

一番獲りたかった魚をGETでき、ふっと肩の荷が降りたのはここだけの話w

超絶美味の「海鮮丼」で至福の時を

メモリアルな真鯛をGETしてすぐ、昼時を迎えた。

このメンバー、よく船上でランチ会を開催するwしかも、そのランチの内容は本格的なものばかり、、、

今回は、朝から釣りで調達した食材を使った、

アオリイカ+ヤズ+真鯛のハーモニー

スーパーサイヤ人特性の“秘伝の漬けダレ”に浸した「極上海鮮丼」!!

船上で食べると、どんな料理(カップラーメンなど)も美味しいのは当たり前だが、それを加味しなくても激美味だったこの海鮮丼!!お店を出せば行列必至と言っても過言ではないレベル、、、

釣りはさておき、船長も加わりながらのランチタイムは、まさに至福のひと時!

マシーンのように、1日中、釣果だけを追い求める釣りに飽きている田中にとって、とても居心地が良く癒される時間となった^^

これぐらい余裕を持って釣りができれば、自然循環の範疇で釣りが楽しめて良いと思っているが、いろんな価値観があるからね〜。

鬼門と思ってた「青物」「真鯛」を再現成功!!

「青物」「真鯛」をGETし、超絶海鮮丼までいただき、これ以上はない状況だったけど、、、

またと無い機会だったので、シャクリの練習を繰り返すと、、、、、

まったく同じパターンで「良型真鯛」

を獲ることに成功!!

上げと下げの融合。しっかり上げでアピールしなければ、下げが生きない。下げが生きないと言うことは、魚は釣れない。これ、リアクション・一つテンヤ「笠岡スタイル」との共通点がありありなので、どこかで深掘りできればと思う。

世界一SUPER SUBを振っている男、世界一SUPER SUBを語れる男、TG部長。

ありがといことにこの日もサブを振り続けてくれ、最後にコンディション良好のハマチをGET〜!!

今回の釣行で、なぜこのジグで釣れるのか、なぜ強い局面があるのか、自分の中に落とし込め自信へと繋がった。

ざっくり使用したタックルは?

ロッド/スロー用#1番
リール/両軸300番(PG)
ライン/PE1.0号※重要
リーダー/フロロ6号

本当にざっくりだけど、参考までにどうぞ。ロッド以外は、一般的なスローの要素はほぼなし。

ここが「瀬戸内海特化型スロージグ」「瀬戸内スロージギング」「セトスロ」「笠岡スタイルスロージギング」「カサスロ」と表現している由縁。

ネーミングはどうなるか分からないが、ちょっとやばい領域が待ち受けているのではと、楽しみでしかない^^

最後に

今回お世話になった遊漁船第八 中吉丸

今までいろんな個性豊かな船長が営む遊漁船に乗ってきた。そして、貴重な経験をさせてもらってきた。

その中でも、漁業や釣りを通じて真剣に未来のことを考えている船長の一人。釣らせる腕前はもちろん、懐も大きい船長なのでオススメです。

ただ、人と人との関わり合いなので、タイプが合う合わないはあると思うので、その辺ご理解ください^^

今回はちょっとできすぎた感があるけど、貴重な海の資源もいただき、旬を迎える前のヤズも美味しくいただき幸せすぎる!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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