2025年になって、もうすでに半分に差し掛かろうとしている、、、毎年のことながらヤベー(良い意味)なと思う今日この頃。
3月と4月、立て続けにとんでもない出来事を体験し、完全に思考がぶっ飛んでパラダイムシフトを起こしたオレ。その様子をざっとインスタで綴っているので、酔狂な方はお読みいただき、さらに酔狂な方はどうぞフォローをw
左手骨折からの復帰戦、遠征準備開始
さて、そんなこんなでまともに釣りができない日が続いたが、やっと左腕がまともに使えるようになった4月下旬。
春先の不安定な気候や、魚の活性が刻一刻と変わる小難しいタイミングで、4日間の遠征準備を前日の午後から着手。
V.I.SOULの独自世界観、ショアテンヤ、岩礁帯上等「ロックフィッシュ」(ショア&ボート)、絶賛開発中(あと何年かかるかな?)の“日本的擬似餌思想”、ライト一つテンヤ。
この4軸を想定し、実際に現場で得た肌感で戦術を組み立てる算段。
上記画像の右から、優先順位が高いロッド群。説明が長くなるので割愛で。
けっこうまとめた道具類でもかなりの量となったが、単独での遠征なので後部座席いっぱいに詰め込み、ちょっとした夜逃げのようにww
結論からいうと、今回の遠征はショアから狙うロックフィッシュメインとなったが、地獄のような低活性の中でもしっかり調整でき、2つの重要な攻略要素が浮き彫りとなった。その1つは「必殺技」で、今後のロックフィッシュ攻略における超重要な技!
いつもながら時系列に沿った長い記事になるけど、興味がある方は最後までお付き合いください^^
戦友と、とある島で落ち合うため「しまなみ」南進
という事で、比較的ゆっくり目の午前5時前に自宅を出発。意外と車の少ない道を、のんびり走行で目的地に向かった。
途中、朝食と一服がてらSAに寄り、朝ラー1番乗りでちょっと幸せな気持ちにw
朝はまだ肌寒く、少しケムっていたが食後の一服が美味しかったのでオケ^^v
ある根魚をショアから狙い「裏三笠」領域展開
かなり余裕がある走行だったが、YouTubeで勉強しながらだとあっという間、8時半頃に現着。戦友と積もる話がありすぎたので、釣りはさておき話に花が咲き時間を忘れ、、、
「そろそろ◯◯狙いましょう!」という事で、「裏三笠」I型(固定)6~8号&「VR-X 85B LV2」である根魚を狙う。※この時 I型を使った理由は、ボトムリアクションでタイトに攻めたかったから。
午前中は波止場がメインで、水深目安はカウントで20~35くらい。程よく岩礁になっていて、いつも良型のカサゴが遊んでくれる“カサゴ島”といえる場所。
が、そのカサゴのアタリさえなく、いつもと様子がずいぶん違う感じ、、、※この状況になったおおむねの理由が2日目に判明。
午前中に波止場、午後からは岸壁チックな場所に入ったが、まったく本命やカサゴからは音沙汰なしで「ん?何かが変じゃな??」と2人共ニンマリw ただ1ヶ所、タイミングさえ合致すれば面白そうな場所があったので今後に期待。
※上記画像はイメージ
まぁ、40年以上釣りをしていると、たまにはこんなこともあるので想定内^^v
諸事情により、15:30にはホテルにチェックインしたかったので、早めに現場を後にし夜の極秘任務へ!大きい声では言えないが、ギガアジを狙った任務なので、現段階では一切情報開示できない、、、サクッと任務終了で、20:00過ぎにホテルに帰り次の日に備えた。
日本的擬似餌思想からのロックフィッシュ移行
今回の大きな目標の一つ、“日本的疑似餌思想”で狙う「ヒラスズキ」。
数日前の予報では、南のウネリが入り良い感じになると予想していたが、とっても凪、、、w
これも想定内だったので、えっちらおっちら現場まで降り、初場所だったので雰囲気を感じつつ、プロトルアーの動きチェックして車に戻った。戦友はというと、降る途中に足が限界を迎え早期離脱、、、、、
上記画像はイメージ
地場ならではの“超絶美味な悶絶昼食”
なんだかんだで釣ってもないヒラに時間を取られ、気付いたら昼前。店に入って食べるのが面倒だったので、直売所で旬の「筍ご飯」と「初鰹?」を買い、とある漁港でペロリ。春の極みでめちゃ美味く、コスパ最強だったので、次回以降このプランが採用された^^v
そんな中、そろそろ魚を釣らんと仕事にならんという事で、ショアから根魚を狙った戦略に全振りすることに!
オオモンハタ&その他根魚狙いに戦略変更
で、昼飯を食った漁港の波止はショートバイトだけ、、、
その次に初場所となる波止にて、待望のオオモンハタGET!!型は小さかったが、本能スイッチが入ったアタリは「ガッ!ガツ!!」と強烈そのもの。キャスト→フリーフォール→着底→巻きフリーフォールの繰り返し。(水深は8号で30カウント)
けっこう上のレンジ、15回転前後でアタリが頻発。前日のデーターで、戦友が使っていた“シャッド系ワームがどうやら効くみたい。(形が扁平以外なら何でも良い)
この直後、同じ展開で40クラスがバイトするも「ガッガッ」とティップが入った瞬間、嫌がってすぐに離される、、、※ここで戦友から「必殺技」を教えてもらう^^v
ただ、海全体、魚の活性は劇低だったので、I型(固定)を選択していたのが仇となった。戦友はII型(遊動)を使っていたが、この状況下ではII型が有利と判断できた。
戦友の戦術パターンと、オレの戦術パターンを精査し、優位性あるものだけ抽出。この季節特有のパターン(勝ち筋)がイメージできたので、戦術にブレがなくなる。
途中、雨模様で肌寒くなり、「春なのに春は遠いね〜」とチャーチャー言いながら、ランガンで高活性の根魚を探す、、、
が、ランガンの甲斐なく、状況は好転しない15:00頃、この日の調査を打ち切った。なぜなら、19:00から会食が控えていたので^^
戦友3人と数年ぶりとなる会食へ
という事で、めっちゃ久しぶりに氣の合う戦友たちと、釣り談義、今後の構想などで話が盛り上がり、良い刺激となった会食だった!
が、「キッコーナン」たる醤油がツボにハマり「マンじゃろ?ん?ナン??w」と、全ての話がぶっ飛ぶほどの衝撃を受けたのは、ここだけの話ww
実は本遠征の真の目的、“人に会う”だった事は内緒^^
超ランガンスタイルでのオオモンハタ攻略
さて、「会食の次の日は朝ゆっくり開始が当たり前じゃん」なんてなー愚の骨頂!意外と仕事は真面目にする田中(自分で言うw)は、朝5時前にホテル近くの弁当屋へ徒歩で買い出しに。
この弁当屋は、前の日の夕方ホテルで「明日の朝飯と昼飯どうしょう?」と検索しまくってたら、灯台下暗し。めっちゃ近くにあって、しかも朝の4時からやっているかなり氣合いが入った店で、その心意氣に大共感!
激安!かつ最高峰!!の弁当で氣合いMAX!!!
シャケ弁当(朝,650円)とサバ弁当(昼,650円)を買い、7時過ぎに現場の漁港で美味しくいただいた^^ この値段でこのクオリティーがマジヤバく、元氣・氣合いMAXギラギラ状態に!
食い終わって一服していると、野良猫がやってきて癒しの一時を。こいつらマジ可愛くて、逞しすぎて尊敬でしかない。オレら人間より、1000倍強いわ!!
「裏三笠」(遊動)&シャッド系ワームで領域展開
そんな感じで野良猫と数分遊んでエントリー、波止の根元と中間に先行者あり。しかし、お目当てはドン深の最先端だったので難なく現着。
先の2日間のデーターで勝ち筋が見えたので、「裏三笠」(遊動)10号を選択。10号でも着底までカウント40という弩級ポイント。季節の違いはあれど、昨年の秋にオレと戦友がそれぞれ大型のオオモンハタを獲った一級網代!!
が、エントリー直後に天候が激変し、横殴りの雨風により攻略を阻まれる、、、しかし、何とか底取りはでき、狙いどころを数投攻めるもカスリもしない展開、、、、、
「そろそろ移動するか」と思った矢先、けっこう上の20巻きで「ガゴッ」とヒット!いつも意識的に使っているホッグ系ワームが不発続きだったので、シャッド系に変えたのが奏功した。
チンラタする暇はないので、30分ほどで見切り小移動、水深の兼ね合いで8号にチェンジ。(水深は8号で10~25カウント)
時間効率と再現性の最大化で捕獲確率上昇
今回の現場で1番浅いポイントだったが、速めのリトリーブを意識しながら上のレンジで食わせるイメージ。案の定、10~15巻きで「ガッガッ!」とスイッチが入ったバイト!!超気持ち良い!!!
小型ながら、衝撃的なバイトにより2連発で本命のオオモンハタGET^^v 画像は一匹で割愛。
超ランガンスタイルなので、ここも小一時間ほどで見切り、前日に40クラスが口を使った波止場へ。3ヶ所目だったが、まだ9時過ぎで心に余裕もある^^
が、一通り攻めるもショートバイト1回で、これまた早々に見切り4ヶ所目へ!
※上記画像はイメージ
このタイミングで風が暴れだし、やりにくさMAXな中、魚からの反応(1バイト)は得られず5ヶ所目、6ヶ所目と今までに経験がないランガンの極みw
5種類以上の根魚が入り混じる場所でオオモンハタ確変!
結局、なんだかんだで6ヶ所目に着いたのは12:30。ここは人氣の無い岸壁チックなところ。朝一買ってたサバ弁当を美味しくいただき、間髪入れずにエントリー!(水深は8号で30カウント前後)
一発大物、レアな根魚が潜む超一級ポイントなので、心を落ち着かせ集中力全開で挑む、、、
おおむね戦術は決まっていたので、8号(遊動)にシャッド系(4インチ前後)。巻きスピードは速めを意識し、バイトがあって乗らなかったら“必殺技”発動!!※必殺技は後述
で、釣りを展開してすぐ「コツ」と活性の低そうなショートバイトがあり、“必殺技”発動w
“必殺技”発動直後「ガコッ」と本氣バイトを誘発させれ、本命捕獲成功。(小型、、、) まぁ魚の大きさはどうでも良く、初めて“必殺技”が決まり脳内シナプスが繋がった事が全てで、後の展開に大きく作用する事となる。
6ヶ所目、、、
巻きで狙った根魚に効く“必殺技”開眼!!
7ヶ所目で小型ながらオオモンハタが獲れ、ここでも“必殺技”を発動させる局面が訪れ、オレ的には納得の1匹!今回の発動は、発動後にすぐバイトは無く、フォールの着底後の巻き3回で本氣バイト!!
2日目の午後に、戦友からショートバイト後のアプローチの仕方をアドバイスされ、意識を強制的に矯正したら、目から鱗の結果となった!!! オレの中に落とし込めたので、必殺技開眼w
そんな中、早朝から活動し、釣りに没頭しすぎて力が枯渇したので、15時過ぎに現場を後にした、、、
最終日は北進しながら調査、戦友がいる釣具屋へ
4日目は朝ゆっくりホテルを出でて、帰る方向(北進)にある漁港へ調査がてら。ここは、ショアから狙えるレアな根魚が釣れる場所。が、冷たい風が吹き、魚からの反応が皆無だったので終了。
帰り道にとある釣具屋により、別の戦友と小話して帰路についた。
※画像はイメージ
今回、中・大型の根魚が全くと言って良いほど反応しなかったが、その大きに要因は水温の変動推移。
2日目に戦友と会食してた時「良い感じで上がってた水温が数日前に15℃の潮が入って」と、、、
一氣に水温が2,3℃下がったら、そりゃ魚もたまったもんじゃないなと。特に、神経質な大型個体はさらに難しくなるのは必然、、、、、
それでも戦友との今後に向けた構想イメージ共有、必殺技開眼と、オレ的にはお金では買えない財産が手に入ったので、費用対効果は無限大!
今回のポイント
春先の不安定かつ外部の悪要因で、活性がダダ下がりの根魚に効く本質的な技。(業界に蔓延る小手先のテクニックではない) 信じる信じないは自由なので、話半分くらいのイメージで^^ できれば、実践して判断してもらえたら嬉しいかな^^ ※下記、前提条件は低活性の状況
②ワームは圧倒的に“シャッド系”がアタリ多くチャンスが増える
上記ポイントと必殺技を織り込めたおかげで、釣果が50%アップした。つまり、いつも通りの戦術に固執していたら、釣果は半減以下になってたと確信できる、、、知ってると知らないのでは、何でもそうだが雲泥の差が開く、、、、、
今回のゲストたち
この時のタックルデーター
★【ロッド】
ショアテンヤ専用ベイトモデル&ロックフィッシュ
「VR-X 85B LV2」
★【リール】
小型ベイトリール
★【メインライン/リーダー】
PE1.2号200m/フロロ6号1.5m
★【リグ】
「裏三笠」(II型遊動)8~10号※一部、I型使用
ガンツウ、マダコ、グリキン
★【オフセットフック】
3/0太軸
★【ワーム】
4インチ前後(主にシャッド系)
毎度のことながら、一般的なロックフィッシュ用のロッドと一線を画す「VR-X 85B LV2」。ティップの繊細さ、ブランクスパワー、高感度、、、まさに非の打ち所がないオリジナルロッド。この一本があれば、めちゃ足場の高い磯場以外のルアー系はおおむね攻略可能。岩礁帯上等「裏三笠」で根魚を狙ったら、手前味噌だけど鬼に金棒^^v 現時点でまだ在庫があるみたいなので、意識の高いアングラーさん、ぜひぜひ^^
V.I.SOUL「ONLINE SHOP」
今回使用した「裏三笠 」は、下のオンライショップでご購入できるので、よろしかったらショップをご覧ください^^ みなさん、Amazonペイでサクッと買われてます^^v
最後に
今年はどこも季節が遅めに動いている感じで、なおかつとても不安定、、、今回の遠征先でも、その影響をモロに受けた感は強い。
ただ、この難しい状況を判断でき調整できたのは、これから来たるハイシーズンに向け良い修行となった。
まだまだ浸透してないが、V.I.SOUL独自世界観の新ロックフィッシュ戦略は、全国どこでも通用する本質的な概念。百聞は一見に如かず、現場にこそ真実がある!
ここまで読んだあなたは、かなりウチよりのキチガイじみたアングラーかなと。(最高の褒め言葉) 右へ倣えが慣習のクソつまらない釣り業界(日本全体)を、真にワクワクできる業界へと徐々に変えていきましょう^^v
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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