【新アイテム2種】ベイトキャステイングロッド・瀬戸内海特化型スロージグ

フィールドテスト

今年の8月は異常に雨が多いが、全体的に涼しくてとても過ごしやすいと感じている今日この頃、、、

どちらかといえば釣りに行きやすい状況だが、ある案件にエネルギーを引っ張られてて、思うように撮影フィールドテストが進まなかったお盆前後、、、、、

そんな中、ここ数年、あるキッカケで絡むようになったTG部長から「どうせ暇でしょう?」と、連絡がありw 暇ではないけど、基本的に融通が効くだけという事で^^

9月4日(土)、5日(日)の2日間、田中的には久しぶりの地元の海へ行ってきた。

今回は2日間あるので、欲張りにもテーマを3つ立てた。仕事を絡めた釣りに行く時は、何があろうとこのテーマを遵守する。なぜなら、ブレないから。

では時系列に追っていくので、最後までお付き合いください^^

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テーマ①「VR-X 85B LV2 」をぶち曲げる!

初日の4日は、朝方までけっこうな大雨で、深夜には土砂降りの音で寝れずに睡眠不足、、、

なのでゆっくりめで、福山のボートパークに6時30分集合。いつもながらのんびりした雰囲気の中、TG部長と2人で沖へ。

と言っても、最初に向かったのは、数分で着くいつもの場所、、、ここ、田中のインスタで良く登場する、スロージグのテストを行っているところ。

ここで早速、テーマ①の実行に移る。

陸っぱり「笠岡スタイル」のベイトロッド

陸っぱり(ショアテンヤ)で真鯛やアコウを狙って、高確率で魚が獲れ、なおかつ再現性の高い「笠岡スタイル」(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

その主流となるロッドが、「VR-X 92S LV2」のスピニングロッドだ。2020年リリース分は完売、2021年増産分は在庫わずか。

それのベイトバージョンが「VR-X 85B LV2」。まだプロトの段階なので、WEBサイトには反映されていない。※作った経緯はここでは割愛

このサンプルが上がってきて、約1ヶ月くらい経っただろうか、、、(実は去年から2本目となるプロト)

なかなか、テンヤを背負って操作したり、魚をかける機会がなかったので、船から使ってとにかくブチ曲げてやろうと、非常にウチらしい感じ^^v

まさかのゲストに船上が大盛り上がり

朝一のここ、ざっと水深が10m前後で、潮の流れは不安定。どちらかと言えば、流れにくいところ。

どちゃ濁りってほどではないが、大雨の影響により水色は良くない。

この日、プロトのベイトロッド「VR-X 85B LV2」には、

19アンタレス HG LEFT
②PE1.2号 200m(メーカー名忘れた、、、)
③フロロカーボン5号(SEAGUAR Grandmax FX
三笠テンヤ5号(CRレッド)
真空冷凍エビ「とれんがなッ!」(プロト)
の組み合わせで。

本当は8号くらいを使ってシルエットを大きくしたかったが、中古の5号があったので迷わずそれをチョイス、、、

ボトムの障害物周りを適当にキャストしては、軽い力で「チョンチョン」とシャクリ、フォールを繰り返す。

92Sをベースに作った85Bの感触は、軽くてシャープ、操作性も感度も申し分ない、絶妙な塩梅に仕上がっている。

すると、着底間際に「ガツッ」とバイトがあったのでフッキングすると、一気にテンションが抜けた!まさかと思って糸フケをとると、魚が上に泳いでいた。

上に泳いできたので、小型のタチウオか?と思ったら、まさかの良型カマス!たぶん、テンヤでカマスを釣ったのははじめて。

これから、秋が深まると共に超美味しくなる瀬戸内海のカマスに、2人ともいつになくテンションが上がるw

食材確保のためTG部長は必死にジグ、田中は再現を狙うも後が続かず移動することに、、、

新規アコウポイント開拓でボッコボコ(妄想)

一応、この日はアコウの新規ポイントに行き、ポコポコ釣ってロッドテストをするのが個人的な野望w いやテーマww

しかし、無情にもその場所にはタイミング的な要素が関係してだろう、魚の気配はなかった、、、、、

ものの30分ほどの調査で「今はダメじゃね!戻ろう!!」と、プチ東の遠征があっさり終了し練習場へ。

元の場所に戻り「大型アコウ」連発!!

プチ東遠征から元の場所に戻ると、下げの潮がまぁまぁ効いている。

田中は引き続きプロトのベイトロッドを手に、アコウメインに探る。(この時はワーム使用)

しかし、全く反応なく2時間半くらい経過。

ワームから冷凍エビにチェンジした瞬間

ここでTG部長が「冷凍エビの方がえんじゃね?」と口ずさむので、ワームから冷凍エビにチェンジ。

カマスを釣った時と全く一緒のゲームを展開で手前にシャクリ寄せ、テンヤは徐々に船下に近くなってきたその時、「ガッツン!」と根魚特有のバイトが!!

ブチ曲げたかったプロトロッド「VR-X 85B LV2」が、綺麗に弧を描く!!!(動画じゃないので想像で)

ショア・パワーテンヤゲームを想定したタックルにより、余裕のやり取りで船に上がってきたのは、大型アコウだった。

船からとは言え、このクラスに何もさせないブランクス性能、イメージを超えた出来栄えにほっと一安心した瞬間だった。

このサイズのアコウに何もさせず余裕すぎたので、半分拍子抜けしたのはここだけの話w

ショア専用と思っていたが、ボートで使っても違和感ないのでありかなと。

テーマ②「VR-Z 220B LV2」をブチ曲げろ!

どんなロッドか分からない人が多いと思うので、触りだけ説明すると、

リアクション・一つテンヤ「笠岡スタイル」用に作られた安価で使える船用ロッド
・一連の所作、シャクリ&フォールがストレスなくできるロッド
バランス、操作性、感度が良いためテンヤが根掛かりしにくい
「釣れた」ではなく「釣った」を再現できるロッド
・現場で使ってる時にできるだけトラブルが起こらない設計(先折れなど)
・安価なのでぶっちゃけ見た目がシンプル(カッコ悪いと思う人もいるかも)

詳細なロッドスペックは以下から確認できるので、よろしかったらどうぞ。

さて、朝からジグを振り続けていたTG部長だったが、この状況に心が揺らいだのか、テーマ②用に持ってきていたVR-Z 220B LV2を手にするw

ここからオレの仕事をTG部長が奪い、テーマ②に移行。(ありがとう^^)

船でも中々釣れないもっと大きいアコウが

そんな中「食ったー!」と大きな声が響き渡る!

オレがアコウを釣った次の流し、気持ちよ〜く余韻に浸っている最中にw

見ると、ブチ曲げたかったロッドが、良い感じでブチ曲がっているではないか!!

やり取りからして、かなりのサイズだと分かったが、このロッド(ブランク)も余裕すぎ!終始、伸されることなく、魚を圧倒した。

「ねっ言った通りでしょ」とアピールするTG部長に「さすがですね^^」と、社交辞令的な返しで対応w

50アップのアコウを獲ったタックルは

先にも述べたけど、パワーテンヤゲーム寄りの仕様で、

だった。

まぁ瀬戸内海の50アップのアコウでは、オーバースペックな気もするが。

ちなみに、下の画像が冷凍エビをセットしたもの。ワームから冷凍エビに変更したので、孫針は取ったまま。エビが大きめだったのも良かった気がする。

帰る間際に「プロトスロージグ」を投入

お互い大型アコウをポンポンと釣ったことで満足し、「そろそろ帰る?」と言いつつ、、、

瀬戸内海特化型スロージグプロト「SUPER SUB」を、TG部長がちょっとだけ振った。

すると何者かがヒットし、ガンガンガンと叩きながら上がってきたのはキビレだった。

こんな感じで、初日の4日(土)は3時間半ほどで終了した^^

このジグのことも、今回は割愛するけど、「笠岡スタイルスロージギング」だの「カサスロ」だの、現時点では好き勝手言っている。

でも、今までに存在しなかった一つのジャンル(引き出し)になると確信しているので、言ってること(表現方法)は、あながち間違っていないと思う。

多くのメーカーがこの瀬戸内エリアのスロージギングに参入し、開拓することができなかった。(そう聞いている)

今まで星の数ほど世に送り出されたメタルジグの中でも、瀬戸内海に特化したスロージグ「SUPER SUB」。(スーパーサブ)こんなジグは、今までに無かったと言えるのではないだろうか。

・水深10mの潮がない(0ノット)状態でも潮をつかんでアクション可能
・100gのセンターバランス、ショートジグ(これでキックバックする)
・パッと見のシルエットは80gくらいのジグ

※特に1番上が“瀬戸内海特化型”と言える理由
・ロング、セミロング、ショートジグの4つの動きが展開可能

スロージギング命の人にとってはムカッとするかもしれないが、ウチはウチで魂込めてやってるので何を言われても気にはしない。

どれだけの人がこれを受け入れてくれるのか、そこも分からないし、正直、あまり売れないとも思うw でもそこにワクワクがあるので、ウチは探究心を持って前に進むだけ。

この辺も徐々にベールを明かしていくので、お楽しみに^^

テーマ③「瀬戸内海特化型スロージグ」で魚を獲れ!

さてさて、ここからは2日目の話へ。

無事、天気も回復し、この日のボートパークは駐車場が溢れかえるくらいの多さ。

そんな中、6時に集合して3人で、前日、大型アコウを獲った場所へ。

潮が無いのになぜか魚が、、、

2日目は、テーマ③をやり通すのみ。

だが、昨日とはうって変わって潮が流れない。しかし、この状況下でスーパーサイヤ人がジグで早々に中型アコウGET!

田中はスローが数ヶ月ぶりだったので、感触を確かめながら「SUPER SUB」を操っていると「ガツン」からの「ガガガガガン」と派手に上がってきたのは、キビレだったw

なんとかアタリが出せれたが、好転の兆しなく、

幻の「瀬戸内クロソイ」が出る秘密の場所

へ移動することに。しかもここ、超ド級サイズの「クロソイ」がいる。

多くは語れないが、この場所で数々のドラマが生まれている。

もちろん、根魚に無類の強さを誇ってきた「SUPER SUB」で、たくさんの恩恵を授かった。

この日も案の定、ヤツ(クロソイ)がバイトしてきた!

サブを水深15mほどのボトムへ落とし、3分の1ピッチくらいで「ヒュンヒュンヒュン」と上げメインで刻みながら約3m上げる。

そこから「ヒューンヒューン」と2分の1、少し下げよりの食わせの間を作ったシャクリに移行。

その2回で「ズーン」と重いバイトがあり、巻き合わせから臨戦体制へ入るも、「ガーンガーン」とこの魚特有の締め付けにより、あえなくフックオフ、、、サイズは大きかったと思う、、、、、

が、落ち込んでいる間などなく、すぐさまフォールを入れたジグに別の何かがバイト!

魚は変わってしまったが、完璧なゲーム展開により「はい昇天!」

ジグを半分丸呑みにした、ナイスサイズのアコウGET!!

そこから、遠征に釣果なしをモットーにしているTG部長、クルージング?がてら遠征に行くも、もっともな結果に終わる、、、w

その後、カマスやアコウを追加しおもしろい展開であったが、画像がないのと長くなるので割愛ということで^^

そして昼前に帰港し、3人で美味い和風ちゃんぽん食った有意義なフィールドテストとなった!

まとめ

2日間にわたる、V.I.SOULのテスト・検証、いかがだったでしょうか。

ベイトバージョンの、ショア・笠岡スタイル(ショアテンヤ)専用機
「VR-X 85B LV2」のテスト
リリース後の「VR-Z 220B LV2」の実践導入
瀬戸内海特化型スロージグ「SUPER SUB」のテスト
「笠岡スタイルスロージギング」「カサスロ」(仮称)の可能性

こんなに上手く行く日はないくらい出来過ぎな2日間だったけど、どちらかと言えば上手くいかない結果の方が多いので^^ まぁフィールドテストってその繰り返し。

ぶっちゃけ、めちゃくちゃ地味で労力がかかるこの作業。ただ時間をかければ良いものができる保証などなく、、、

パクってしまえば簡単だし、後出しジャンケンでなんとでもなる。似たようなモノも、少し見せ方を変えれば人を釣ることは可能だ。実際、そんなことが横行しているこの業界(どの業界も)。

いつまでオンリーワンを追求でき、ユーザーさんにワクワクを届けられるかわからないが、できる限り全身全霊で挑戦できればと思っている^^

これからも、こんなスタンスでコツコツ頑張っていくので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

「釣り魂 NEO」に引っ越ししてきて、まだ2回目の投稿だけど、長い文章をここまでお読みいただきありがとうございます〜^^

コメント

  1. むっち より:

    ショアからテンヤのベイトロッド!
    1番出して欲しいものでした!楽しみにしております!😄

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