【前代未聞】撮影中に「全27魚種」釣り上げたチート級釣法【後編】

パワーテンヤ

「パワーテンヤゲーム」の極みとも言える、シャローでのキャスティング!

そして、大型のアカハタを狙ったバーチカルの「パワーテンヤゲーム」。

前編に続き、中編もあり得ないほどスムーズな展開により、2時間足らずで終了。田中も含め、みんなまだやりたそうだったが、釣れすぎるので半ば強制終了、、、

中編の様子は以下からどうぞ^^

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“未開の海域”足摺方面へ

そして後編は、船長が客を連れて行くのは初めてのポイント、、、

と言うことは、日本で初めて一つテンヤを投入するってことじゃね?と、一同、妄想が膨らみ大興奮!!

そんな中、ガチの太平洋へ!瀬戸内海で温ぬく暮らしてたら、こんな所しょっちゅう来れないので、みんなのソワソワ感が凄いw

テンヤのフォールが決まらず苦戦

アカハタポイントから30分ほど走っただろうか?

ここは水深70m前後の岩礁帯で、船長いわく「クエも出ますよ!」とのこと、、、

ワンチャンあるかもしれないと思いつつも、撮影機材のトラブル続きで心ここに在らず、、、、、

そんな中、20号の「三笠テンヤを投入し潮加減を感じるも、水深のわりには操作感が悪い。

特有のうごめく潮流と塩分濃度

いつもなら、水深70mくらいだと20号あれば問題なかったが、今までにない違和感を感じていた。

この時の潮の流れは、0.5ノット前後だったので、潮流が影響してないのは間違いない。

では、操作性を鈍くしている正体とは何だったかというと、

① 生き物のように蠢く潮の動き
② 塩分濃度が濃い海

黒潮色強いこの2点が、“操作性を悪化”させている要因だと。

抽象的な表現だけど、目で見ただけの流れとは違う“潮の動き”があり、それはまるで生き物の様。おそらく、海面から海底を不規則に動いていると推察できる。

それと、物体を浮き上がらせやすくする濃い塩分濃度だ。テンヤは浮き上がりやすく、ラインのフケも出やすいのだろう。

なので、30号にチェンジしてもテンヤを思うようにシャクれず、Tフォールも決まらず、思う様に魚にスイッチを入れれないジレンマに、、、

頭の中ではアクションさせてるつもりでも、テンヤは底でフワフワ(あまり動かない)なっている状態。

魚にスイッチを入れる「リアクション」封じ

笠岡スタイルの真骨頂は、テンヤを機敏に上げ(シャクリ)、スーッと下げ(Tフォール)るメリハリなんだけど、、、(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

ただ、エビがついた仕掛けがフワフワしているだけの状態では、良い魚(サイズの良いフィッシュイーター)のスイッチが入れれない。

まさに、リアクションを封じられた状態、、、

オジサンのオンパレード

テンヤが底でフワフワしているので、オジサンが連続で反応してくる、、、w

これはもう、完全なるエサ釣りと一緒の状態だね。

まぁ、魚が釣れるだけ良いんだけど、やっぱり狙いはビクトモしない根魚や青物なので^^

根魚は、安定のウッカリカサゴやアヤメカサゴが釣れるも、サイズが伸び悩む展開続く。

しかし、この時点でのトータル魚種は鰻登り増えているので、とんでもない記録が出るのでは?とみんなかなり意識はしているw

最大級のオオモンハタが!

微妙な均衡を打ち破ったのが、この撮影でも絶好調の瀬戸内海特化型スロージグSUPER SUB

いつになく集中力が続いているTG部長が、またもや良い魚をヒットさせた!!

50㎝をゆうに超えるランカーサイズ

前編のマハタほどではないが、それなりに重量感があり引いていたので、マハタだと思っていた。

海面に浮いてきた時も、マハタ色をしていたので「マハタ!マハタ!」とランディングするも、、、

それは、あまりお目にかかれないほどランカーサイズの、オオモンハタだった!

初めてオオモンハタを釣ったTG部長、しかもこのサイズなので、顔がクシャクシャになりながら喜んでいた^^

テンヤ組を圧倒し続ける実力に、ちょっと、嬉しく思っていたのはここだけの話、、、w

もしかしたらだけど、「ホウセキハタ」の可能性も否定できないと今になって思っているが真相はいかに!?

ワンピッチでしっかり上げ下げで食わす

誘いは前編のマハタと同じで、上げで誘って下げで食わす王道スタイル。

良い魚は特に、海底から誘い出してある程度浮かせて食わせるのが、我々がやってるライトスロージギングの基本。

念願のカンパチヒット!!

そして、この撮影の途中からSUPER SUBを使い出したサトウくんにも、強烈なツッコミをみせる魚がヒット!!

この時の様子を動画でチェックしてみたが、反発のあるテンヤロッドのティップで、ジグを軽く弾いてフォールさせた瞬間にバイト!!!おそらく、底付近での操作中だったと思う、、、

「根魚!?マハタ!!」と外野は好き勝手言ってたが、、、

かなりロッドが絞り込まれ、「ジィージィーーー」ドラグが出ていたので、まさかと思っていた。

そのまさかで、食べて美味しいサイズの、しかも体高のあるカンパチがネットイン!!

釣った本人が「頑張って良かった〜」と心の声を発したので、ちょっぴり幸せな気持ちになった^^

局面きょくめんでメモリアルフィッシュを運んでくれるSUPER SUBには、何かしら目に見えないパワーがあるのかも?

と、本気で思っているのは、単なる親バカだろうか、、、w

前人未到の大記録「27目達成!!!」

スマホが海に落ち(後日地元の海で)、この時の写真がないので正確な時間はわからないが、、、

足摺界隈に来たのが正午前で、そこから3時間強釣りして、15時には終了したと思う。

恵まれた海峡により大成功

なにはともあれ、あり得ないほど穏やかな太平洋だったので、みんなの日頃の行いが良かったのかな〜、、、

前編、中編、後編の三部作となり、数日かけて撮影した錯覚に囚われるが、たった1日、激動の出来事だった。

全27魚種の紹介

終わってみると、キッカーフィッシュをSUPER SUBで獲り、三笠テンヤで魚種を稼ぐコンボ技により、今まで聞いたことのない27種類もの魚をGETする快挙達成!!

順番は完全無視で、TG部長の殴り書きをそのまま載せたので、ご勘弁をw

カンパチ,サバ,ハチビキ,マハタ,アカハタ,オオモンハタ,バラハタ,カサゴ,ウッカリカサゴ,アヤメカサゴ,イズカサゴ,オニカサゴ,ユメカサゴ,ハマダイ,エビスダイ,ヒメダイ,キツネダイ,アズマハナダイ,アカイサキ,イラ,アカササノハベラ,カンムリベラ,ハギA,ハギB,アカエソ,オジサン,ロウソクチビキ

上の写真には21魚種写っているが、「20魚種しかおらん!」というツッコミは勘弁してねw

小さくてリリース可能な魚は、その都度、海へ逃がしているのでご理解よろしく!

今回のタックル

「パワーテンヤゲーム」のタックルは、

★【ロッド】
VRKB-LV2」「VR-Z 220B LV2
★【リール】
「 オシアコンクエスト301PG」
「 オシアコンクエスト200HG」
★【メインライン/リーダー】
PE1.0号300m〜/フロロ6号
★【テンヤ】
三笠テンヤ」25〜30号
(COゴールド、クレイジーオレンジ、ブライトグリーンゴールド)

パワーテンヤゲームのタックル考察

特に後編は、足摺海域の独特の潮(塩)加減により、テンヤの操作が過去最高に難しかった。要は、糸フケがコントロールし難いって事。

フラッグシップモデルのVRKB-LV2は、トータル性能でこの海域にベストマッチ。メインラインをこれ以上細くするのは、デメリットでしかない。

ということは、テンヤを変更することで修正できると思う。

結論を言うと、今回間に合わなかった超三笠テンヤ」20〜30号があれば、しっかりシャクれて、フォールさせれるので、もっと良い魚にスイッチが入れれたと、、、

「スロージギング」のタックルは、
★【ロッド】
スロー用#2~3(超塾スペシャル6f)

★【リール】
オシアコンクエスト301HG

★【メインライン/リーダー】
Fライン1.2号/リーダー6号

★【ジグ】
SUPER SUB」(100g)
(グリキン、イワシ(プロト))

スロージギングのタックル考察

前編、中編、後編含め、おおむね上記のタックルでスロージギングに挑んだTG部長。(サトウくんはV.I.SOULのロッドだったので参考外に)

一般的なスローの概念だと、PE3号にリーダー10号、ジグも200〜300gくらいで展開すると思うけど、、、

それに比べて、TG部長が使用したタックルはどうだろう?かなり非力で、大きい魚が掛かったら獲れないと思うのが一般的ではないかと、、、、、

けど、それでは口を使わない魚も多いってことに着眼しなければいけないと、個人的には思っている。

なので、「そんなライトなタックルじゃ大物は獲れない!」という以前の問題で、タックルが強すぎると、その大物も警戒して口を使わないことがある。

確かに、ぽっと出でスロージギングの概念を覆す様なことをすると(今回の件)、良く思われないかもしれない。

しかし、ウチの仕事は今までに無いワクワクを追求することなので、今回の結果がまさに物語っているのではないだろうかと思う。

今回の動画

一つテンヤ行脚Vol.27後編 in高知県沖の島〜足摺
〜魚の楽園〜27魚種の“新記録樹立”!

最後に

V.I.SOUL立ち上げ5周年、ズーッとやり続け、進化し続けて、このような記憶に残る記録を残せることができた。

別に、マハタやカンパチ、27魚種釣ったのを自慢しているのではない。

まだまだこれからも、誰も知らないワクワクの可能性が待ち受けていて、それをウチは発掘できる。

そして、売り込みなしでユーザーさんに共有できること。それがV.I.SOUL独自の強みだと思っているので、どうぞご理解を^^

この結果も、今回撮影に協力してくれたメンバーや、純丸船長のおかげでしかない。

一般的に考えると眉唾物の結果になったが、これがまぎれもない事実です。

リアクション・一つテンヤ「笠岡スタイル」&「三笠テンヤ
「ライトスロージギング」&SUPER SUB

チート級のこのコンボ、あなたも機会があればぜひぜひ!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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