極寒期やナイーブな局面で良く釣れる(売れる)「三笠テンヤ」シリーズ

お知らせ

ちょっとイヤらしいタイトルになりましたが、手前味噌な話を、、、

V.I.SOULを立ち上げてからというもの、馬鹿の一つ覚えのようにリアクション一つテンヤ「笠岡スタイルの可能性、ゲーム性の高さ、再現性の高さ、1匹を狙って獲る達成感、一撃必殺で掛ける釣りを、飽きることなく続けてこれた。(「笠岡スタイルとは」ショア・オフショア問わずリアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

ショア・オフショア問わず、キャスティングだろうがバーチカルだろうが、シャローだろうがディープだろうが、瀬戸内海、日本海、太平洋などさまざまな海域、あらゆるシチュエーションで。

ぶっちゃけ、そこに水があり魚がいれば、日本中、世界中、宇宙中で再現できる自信がある。約40年、いち釣り人としていろんな釣りをやってきたけど、これだけ興奮できる釣り、様々な魚を獲る能力に長けた釣りは知らない。

飽きるどころか、いまだに無限の妄想が降ってくるので、ワクワクが止まらず嬉しい悲鳴が、、、w
無限に湧き出る妄想なので、行動し続けても死ぬまで(100歳の予定)にそれを全て達成するのは不可能、、、、、ww

なぜこの領域までこれたかというと、ひとえに、販売いただいた店舗さん、使い続けていただいてるユーザーさんのおかげでしかない。

「ありがとうございますm(_ _)m 今後ともよろしくお願いします」

信頼してくれてるユーザーさんから「三笠は釣れる」「なるほど!だからこの形か!!」「よくこの形思い付いたね!!」というお褒めの言葉、控えめな口コミが原動力です^^

だからこそ“ブレずに”続けてこれたし、少しでも恩返しできるよう、販促や現場でお役立ていただける情報を、不器用ながら発信してこれたと思う。

なぜ、このタイミングで記事を書こうと思ったかというと、水面下で熱狂的な「ヒトツテンヤー」が増えていると実感しているし、日本津々浦々で計り知れない潜在的能力があると思っているから。(「ヒトツテンヤー」とは、こよなく一つテンヤを愛する釣り人を表現した造語)

まだまだ影響力はないけど、YouTube公式チャンネルで公開している動画「一つテンヤ行脚」がはまさにそれ!

前置きが長くなったけど、創造主であるウチだからこそ、広告媒体に依頼せず記事にする責任があるのという事で、最後までお付き合いいただければと^^

この記事を公開するタイミングが2月最後なので、もうすでに海の中は春に突入しているが、今後にお役立ていただけると嬉しいな^^v

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変な形の「三笠テンヤ」シリーズとは

さて、タイトルにもある通り、、、

瀬戸内海の極寒期ではシーズンオフという概念があったが、それもここ3年くらい前から「真冬の低水温期でも三笠テンヤで釣れる」という噂が噂を呼び、オフシーズンと言われてた12月、1月、2月の極寒期でも、テンヤが売れている。(売れているとストレートに表現するとイヤラシイかなと思ったがあえて)

具体的な名前は出せないが、とてもとても有名な店舗さんでは、この極寒期の売れ行きの9割がた「三笠テンヤシリーズ」という、、、

1年で一番ナイーブでコンディションが良く、ブッリブリに肥えた極上の真鯛を釣るために、多くのユーザーさんにご愛用いただいているのは事実。(真鯛意外の魚種にも好実績)

なぜ、釣果的に一番厳しいシーズンに「三笠テンヤシリーズ」は釣れるのか?

特殊ともいえる形状に秘密あり

「三笠テンヤシリーズ」には、大きく分けて三笠テンヤ」(鉛)超三笠テンヤ」(タングステン)の2種類がある。※2023年春以降に発売される「小三笠」「裏三笠」は「三笠テンヤシリーズ」の派生バージョンなので割愛

鉛製の三笠テンヤを陸っぱり(ショアテンヤ)で使用すると良く分かるが、足場が固定され潮の影響をモロに受ける局面での操作性の良さ、着底感度、シャクリやすさ、ドリフトのしやすさなど、リアクションありきの設計が随所に盛り込まれている。

タングステン製の超三笠テンヤともなると、さらにその動作が高いレベルで展開でき、水深があり潮押しがキツイ状況、二枚潮に苦しめられるシチュエーションでも高いレベルでリアクション一つテンヤを実践できる。

もちろん、鉛のシルエットの大きさが効く時もあれば、小さいシルエットのタングステン製が効くシチュエーションがあるので、決めつけない柔軟な思考も必要不可欠。

そんな「三笠テンヤシリーズ」の特徴を以下で紹介するけど、まずは下のカサスタ展開イメージの画像をご覧ください^^

「笠岡スタイル」の展開イメージ

この釣りの大まかな一連の流れは、①フリーで着底させる(キャストしてからの場合も)②テンヤを機敏にシャクる(アピール)③Tフォールでバイトを誘発させる(食わせの間)。

②と③を繰り返しながら、魚からのバイトを誘発させる「エサ釣りとルアーフィッシング」が融合した一つテンヤの進化系。

この機敏なシャクリで魚の本能スイッチが入る(リアクション)ので、「活きエビ」「冷凍エビ」「ワーム」などテンヤに付けばなんでも使用可能!

テンヤを着底させ、ロッドティップで「ピン」とか「ピンピン」と機敏にテンヤをシャクるのがキモで、海域を選ばず狙えるターゲットも多すぎて紹介しきれないほど^^;

比較的水深が浅い海域でのキャスティングでは、「ピンピン」と2回シャクリが良く効き多用するが、水深があり潮押しが強く二枚潮っぽい局面は、ロッドのベリーまでを使った「グーん」としっかり1回テンヤをシャクるのがおすすめ。

初心者さんなどは、2回シャクリが難しいと思うので「ピン」と1回シャクリで全く問題ない^^v

ボトムで展開するイメージが強いと思うけど、浮いた魚を「宙」で釣ることもできるので、機会があれば実践してください!

「三笠テンヤシリーズ」が釣れる秘密

さてさて、もう一度上記の展開イメージでテンヤの動きを想像しながら、再度貼り付けた全方位画像をご覧にいただき頭の体操(妄想を膨らませる)をしてくださいw

あらゆる展開動作を考慮した形状

カサスタの展開動作を順を追って、箇条書きでポイントをまとめたが、イメージできる人は分かりやすいかもしれないが、イメージできない人には訳がわからないと思うので、分かるていで進めます。

①フリーフォールでは頭を下に一直線に海底へ!
(エビなどが真っ直ぐセットされてるのが前提)
②引っ張った方向に素直に動き水を受け(押し)つつ逃す前面フォルム
(シャクリでも巻きでも止めても高い安定感を誇る)
③真上にシャクっても斜めにシャクっても水裂き波動を発する上部Vカット
軽い入力で初動が速く適度な抵抗感が感じられるのが特徴
④Tフォール中にもフラフラしない抜群の姿勢と安定の下部Vカット
⑤キャスティング時に適度に潮を受け絶妙なドリフトが展開可能な横フォルム
⑥門外不出の極秘な味付けPart1
⑦門外不出の極秘な味付けPart2

ざっと特徴を紹介したけど、この独特な形状により、初心者さんや年配の方にはパッと見の第一印象で、抵抗感があるかもしれない。

が、まだ使ったことがない人、少ししか使って良さに気づいてない人は、少しだけ先入観を捨てていただき、一度、船べりなどでエビをセットした「三笠テンヤシリーズ」をチョンチョンしたり、軽くキャストして巻いたり動きをチェックしてほしい^^

ただ、ロッドワークや糸フケを気にせずに釣りを展開すると、逆に「三笠テンヤシリーズ」は使用者に牙を剥く、、、

なぜなら、ちょっとした糸の張りや緩みなど、テンヤがその挙動を瞬時に反映し、動きが不安定になるから。ようは、それくらいレスポンスが良いテンヤということ。

特にナイーブな真鯛や活性が低いターゲットは、その違和感ある挙動をとても嫌う傾向にある。

しかし、ここを理解しながら丁寧なロッドワーク、糸フケのコントロールができれば、あなたにとって“鬼に金棒”なアイテムとなってくれると思う^^

まぁ、遊漁船などに乗ると様々な要因が絡み合い、いつも良い釣果になるとは限らないので、どんな状況でも楽しめるメンバーや船がマストかなと^^v

ちょっと長くなったけど、これこそが、極寒期のナイーブな真鯛に効く大きな理由である。

魚に見切られやすいので“ダート”はNG

これは賛否両論あると思うが、田中の経験から言うと、こと真鯛に関して「ダート」はNG!

たまにある落ちパク、入れ食い状態ならまだしも、臆病で繊細な真鯛はちょっとの違和感ある動きで口を使わない(見切る)。この状況、モロに極寒期に良くあるシチュエーション、、、

他のターゲットにも言えるが、なんでもありの状況以外、ジグザグ動くダートってすぐに見切られ再現できない場合が多い、、、、、

個人的主観ではあるが、陸っぱりのワインディングの太刀魚ゲームが良い例ではないだろうか。

以前はよく「三笠ってダートしますよね!」と言われることもあったが、上の全方位画像をご覧いただけると「ダートはしない」とご理解いただけるかな^^

魚を釣るためだけに厳選されたカラー

V.I.SOULのアイテムって、パッと見、ちょっと地味っぽい感じがするかもしれないが、、、

魚からの反応(スイッチの入り方)だけを指標に、厳選した8色のカラーを展開してるので、ご自分の好みなカラーからチョイスして、「色が持つ力」を意識しながらプラス3色くらい手持ちがあれば様々なシチュエーションに対応できると思う。

田中が「どれか一色だけ選ぶとしたら?」、クレイジーレッドかCRゴールドかな。理由は、シーズン問わず、海域問わず、どんなシチュエーションでもあらゆる魚から良い反応が返ってきているから^^

あくまでも個人的なイメージなので、あなたの独自理論を尊重して選んでください^^v

切っても切れない関係、相棒「エビズレン」

リアクションで必要な全ての動作を考慮して設計された「三笠テンヤシリーズ」

その能力をさらに発揮させてくれるアイテムが、エビのズレを圧倒的に抑制してくれるエビズレン

以下の画像、2023年2月にリリース(3月にズレました)される、限定カラー「ゴージャスピンクG」の孫針のアイに付いている、L型の金具がそれ。

どれだけテンヤの操作性が良くても、エビがズレると極端に潮受けが強くなり、まともに釣りが展開できないので、三笠テンヤとエビズレンは切っても切れない関係^^

おおむね、どのテンヤにも装着可能なのでお試しください^^v

エビズレンの詳細は、以下からご覧いただけます。

一種類のテンヤで「全局面」が攻略可能

さて、冒頭で紹介した通り、一つテンヤという枠からはみ出した領域で展開するカサスタだが、たった一種類のテンヤのみで完結できる。

船からのキャスティング、陸っぱりからのキャスティング、船からのバーチカル、桟橋や筏からのバーチカルなど様々な状況で^^

号数展開も豊富で、水深は1mから150m超を攻めれて、そこに魚がいればどこでもオールシーズン実践可能です^^v

それが、たった一種類の「三笠テンヤシリーズ」のみで完結できるという、、、また自画自賛するが、これめっちゃ凄い事だと思います。

普通、メーカーはあの手この手を使って売りたいので、「キャスト用」「バーチカル用」「ホニャララ用」と理由付けして増やすが、ウチはそんな事しません、、、以上です、、、、、

最後に

はい!最後までお付き合いいただいたあなた、未来を切り開く「変態ヒトツテンヤー」に認定ですw

意外と、そこまで突き詰めて考え、実践で意識しながら釣る人って少ない、、、感覚的には10人いて1人いるかいないか、いや、もっと少ないかな。

「このメーカーが好きだからこのテンヤを使う」「みんな使ってるからオレも」とか、結構、実績に裏付けられた根拠ではなく、ミーハー寄りというかなんというか、、、

まぁ、全然それで問題ないが、アイテムが持つ本来の能力を忖度なしに理解し、実際に現場で意識しながら魚を釣るアングラーの強さ。(魚をたくさん釣るとかではない)

どちかと言えば「三笠テンヤシリーズ」は後者寄りのアイテムです。

創業以前からこの釣りを心の底から楽しみ、そのワクワクを共有し続けてきました。

結果、それに共感してくれる方が少しずつ増え、貴重な資産を投じて、貴重な休日にウチのアイテムを使っていただき、記憶に残る魚を釣っていただく。

こんな仕事ができるなんて、本当にありがたいことです^^

今後もV.I.SOULは、そんなアングラーさんを応援し続け、繋がっている全てのアングラーさんに「新時代の釣りの世界観」を共有できればと思っています。

ということで、2023年もリアクション一つテンヤ「笠岡スタイルを全国で展開するべく、さらにギアを上げて行脚する予定です!予定で終わらないよう頑張ります!!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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