【日本海】「SUPER SUB」で甘鯛を狙った三日間の記録

ライトスロージギング

瀬戸内海特化型スロージグという名で、この世に誕生したSUPER SUB

ライトスロージギングという新たなジャンル?に位置付けし、太平洋でのテスト検証・撮影ではかなりのポテンシャルを発揮し、大成功の結果を残すことができ手応え十分だった。その時の様子は以下からどうぞ^^
▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼  ▼

そして、もう一つのフィールド“日本海”でのテスト検証をリリース前に予定(2021秋)していたが、運悪く時化で何度も中止となり、日本海での実績を残せずに発売されるという、、、

スポンサーリンク

【1回目甘鯛検証】記念すべき日本海デビュー戦

そんな中、2022年4月12日、広島で数店舗展開する中古釣具「パゴスのシャチョーにお誘いいただき、島根県仁摩に拠点を置く祥運丸へ!

ここから、怒涛の“日本海甘鯛ライトスロージギング検証”の火蓋を切る!!

去年のイカロケ以来で、少し懐かしさを感じつつ午前5時半の出船へむけ準備にかかる!!!

ワクワクとドキドキ、希望と不安が入り乱れる心境の中、凪の日本海にいざ出陣、、、

しかし、この日は潮が全く動かない状況で、みなさん苦戦される中、もれなく田中も大苦戦、、、噂ではシャチョーが潮を止める能力者だったとかw

みなさんジグを振ると思っていたが、フタを開けてみれば「タイラバ」「インチク」が多かったので、かなりビックリ、、、^^

水深約100mの砂泥地、本命の甘鯛をGETするべく、修行ジギンガー田中は、今までの培ってきた少ない引き出しを黙々と引き出す、、、、、

検証コンセプトは「上げて〜下げる〜」

瀬戸内海特化型のライトスロージギングの検証なので、いつも瀬戸内海でやってるイメージの延長線上。

日本海の甘鯛のセオリーは、底ベタメインでスイッチを入れてやるので、相反するのは重々承知の上。

「上げて〜下げる〜」を、タックルもそのまま実践する。要所要所、入力の加減、ピッチを調整しながらだが、基本、瀬戸内海と同じ。

朝から魚は釣れているが、良い魚がいないので写真は撮らず、、、

潮がないのでドテラで流してた昼前、少しずつラインを出しながら斜めに誘い中、フォールでサブ150gが止まり、初めて「エビスダイ」をGET^^v

ポロポロ魚が釣れるが、、、

打開策を見出せず「超三笠テンヤ」MAX

途中、集中が切れかけたタイミングで、超三笠テンヤ」MAX(30号)投入!

まぁ、落とせばアタリがあり、かなりの高確率で魚を運んでくれるので、気分転換と食糧確保にはうってつけだが、、、

今回の趣旨から逸れるので、少しだけおかずを確保して封印、、、、、

漁礁周りを狙ったりするも、いつも通り根魚は反応してくれるが、「う〜んリズムに乗れない、、、」と終始苦戦を強いられた。

この日、船中何枚かタイラバで甘鯛がでてたが、全く釣れる気がしないまま終了となった。

釣りでエネルギーを使い果たし、帰りの運転が睡魔との戦いで地獄だったこと、何回か◯っ込みそうだったことはここだけの話、、、w

【2回目甘鯛検証】予想だにしない連発劇?!

さて、1回目の検証で全くヒントもなく迎えた、5月11日。前回と一緒の愉快なメンバーさんと2回目の検証を^^

「このまま瀬戸内海のやり方でええんか〜?」と自問自答しながら、穏やかな海峡の中、いざ出撃!

朝一は「イサキ」を狙う

20m〜30mの岩礁帯でイサキを狙うとのことで、サブのプロト50gを用意。TG部長が作成してくれた孫針プレミアム」Lのアシストフックを実装。

見よう見まねでシャクリ、フォールで食わせようと意気込むも、イサキを釣ることはできなかった、、、それっぽいアタリがあるも、イサキの鱗だけ引っかかってきたw

そんな中、安定の根魚に心癒されるも、、、

「なんだかな〜」と悶々とした気持ちは、大きくなっているような気がした^^;

いきなり“甘鯛”ドーン!!

約2時間ほどイサキを狙い、迎えた2回目となる甘鯛チャレンジ。

いつもの砂泥地100mラインに着くと、良い潮が流れていると船長!?それを聞いた一同、「え〜こんな事もあるの〜」と奇跡みたいな展開に笑い転げながら開始!

サブ150gグリキンを投入、ハーフピッチで「上げて〜下げる〜」(ジャークをゆっくり目でフォールはしっかり)を繰り返す、、、

と、底から2回転目のフォールで「ドゴーン」と、今までにない衝撃が伝わりかなりの力でロッドが絞り込まれる!

中層で甘鯛特有の暴れもあり「間違いない甘鯛!」と、船長の太鼓判もありながら、喉から手が出るほど獲りたかった本命、捕獲成功!!

検証1回目の不甲斐なさが大きかったため、嬉しさもひとしお!3カットもの写真失礼しますw

記念すべきサブでの初甘鯛を、シャチョウーが撮影してくれた^^

2連チャンで甘鯛「ドーン!!!」

仕事がら、1匹魚を釣ったら証拠写真を撮るのにタイムロスが多いので、いつもイライラ、ソワソワする事が多い。ジアイが短かったら致命傷になるが、こればかりはどうしようもない^^;

この時も1匹釣れたので「もう1匹おる!すぐ落としたいー!!」と思いながら写真撮影w

そんな田中を見かねてか、海の女神様がご褒美をくれ、、、、、

1匹目と全く同じ再現により「ドゴーン」と、ロッドが絞り込まれ、中層で暴れる「私は甘鯛よ」の合図もあり!

2連チャン、2匹目の甘鯛を瀬戸内海と同じ釣法“ライトスロージギング”で捕獲成功!!まぁ運良く田中の真下に甘鯛がいたのかなw

2匹とも、完全にやる気スイッチオンでアタックしてきたリアクションバイト!!!

日本海らしいターゲットも遊んでくれ

中盤から序盤にかけて、サブで甘鯛にスイッチを入れることはできなかったが、スルメイカに大型レンコダイなど、日本海特有の魚たちが暇しないくらいアタックしてくれた^^

安定の根魚も釣れているけど、端折っているのであしからず。

みなさん「タイラバ」「インチク」で魚を寄せている中、ライトスロージギングでも勝負ができ、甘鯛含めた“良い魚”にスイッチが入れれた事が、今回の一番の収穫かなと^^

上記シチュエーションでジグで魚にスイッチを入れるのって、めちゃくちゃ難易度が高いみたいだけど、意外と再現できそうな気がした、、、

【3回目甘鯛検証】底から10m上で甘鯛!?

さて、2回目の検証途中「5月26日行きませんか?」とお誘いがあり、間を開けると感覚が薄れると思い、即断即決!

ということで迎えた3回目の検証も、朝一はイサキ狙いから開始。

なんとかイサキの顔を見たいと思い作戦を練っていたが、結局、サブ50gじゃなくて100gと150gをチョイス。

生涯初となるイサキGET〜

船はチャーターだったが、乗合のイメージで自分の中で制約を持たせ、バーチカルメインとちょいキャスでイサキを狙った。

100g(小さいイサキ)と150g(良型イサキ)で無事、捕獲成功!

もっと早く150gにチェンジしていれば、面白い結果になったような気がするので、今後の展開が楽しみである。

100gを使用中、根魚のサイズがめっちゃ小さいのに、50gを入れるとサイズアップしたので「どういう理屈?」と少し混乱。

そもそも、釣った根魚達は小さいカニを捕食していたので、50gのジグに反応するあたり「マッチザベイト」とはかけ離れているが、、、

まぁ、人が考える理屈はあさはかなので、ここは魚のみぞ知るで良いかなと。

10m近く上げて食わせた甘鯛!!

朝練のイサキも無事終了し、上半期最終となる甘鯛チャレンジへ!

この日もイージーにアタる状況ではない中、ポロポロ魚を拾いながら甘鯛の巣を探すイメージ。

そんな中、2回目検証と同様にハーフピッチでサブを10mほど上げてきて、そろそろフリーで落とし込もうとした矢先、、、

サブが落ちないので間髪入れず巻き合わせ!

重量感はあったが、引きがおとなし目だったので「甘鯛じゃないです!」と余裕のやり取りをしていたが「甘鯛でした!!」と船上へとブチぬき!!

「そんなに上で食ってくる!?」とみんなビックリ(田中はもっとビックリw)、予想より遥か上でスイッチが入った良型甘鯛GET^^v

そして、初のマトウダイやなんやかんやで、3回目の検証が終了した。

今回のゲストたち

今回の全釣行分なので、いつも以上にボリューミーだけど、よかったら参考にしてね^^

硬骨魚網:キンメダイ目:イットウダイ科:エビスダイ属「エビスダイ」(恵比須鯛)
硬骨魚網:スズキ目:メバル科:カサゴ属「ウッカリカサゴ」(うっかり笠子)
硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:マハタ属「キジハタ」(雉子羽太)
硬骨魚網:スズキ目:アマダイ科:アマダイ属「アカアマダイ」(赤甘鯛)
頭足網:ツツイカ目:アカイカ科:スルメイカ属「スルメイカ」(鯣烏賊)
硬骨魚網:スズキ目:タイ科:キダイ属「キダイ」(黄鯛)※レンコダイ
硬骨魚網:スズキ目:イサキ科:イサキ属「イサキ」(伊佐幾)
硬骨魚網:キンメダイ目:マツカサウオ科:マトウダイ属「マトウダイ」(的鯛)

この時のタックルデーター

★【ロッド】
オシアジガー∞(インフィニティ)モーティブ#1

★【リール】
1500番

★【メインライン/リーダー】
PE1.2号300m〜/フロロ5号4m
★【ジグ】
SUPER SUB 150g(大活躍)プロト50g
アカキン、グリキン、パロット

最後に

はい、3回にわったて検証した“日本海の甘鯛ライトスロージギング”いかがだったかでしょう。※ライトスロージギングとは、ライトタックルを使用し、スロージギングの概念がない瀬戸内海(潮無し+激浅)でも戦えるべく進化した釣り方。ライトタックルを使用し、スローの概念が浸透している外洋で“スレたキッカーフィッシュ”にリーチすべく進化した釣り方

「タイラバ」「インチク」の中でもそれなりに魚が獲れたこと、本命の甘鯛を瀬戸内海特化「上げて〜下げる〜」でスイッチを入れれたこと。しかも、3回とも魚の活性は低い方だったことを加味すると、、、

日本海でもライトスロージギングは、面白い可能性を秘めているのではないかと。

まだまだ秘密(攻略法)があると思うので、今期の秋に再検証しようと思う。その時は、底1m付近(砂塵を巻き起こしながら)を徹底的に攻める「甘鯛セオリー」で攻略しようかと思う!

もし機会があったら、サブを数個持って日本海でぜひぜひ!まだ見ぬ展開が待ち受けているかも^^v

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました