今回の記事は、V.I.SOULの「現場主義」を体現した1,000kmを超える巡業から得た記録と知見を、余すことなく紹介します。
2022年もすでに1/4が過ぎ、V.I.SOULは怒涛の業務に追われる日々が続いている。
それでも我々が「現場」を重視し、かけずり回る巡業を繰り返すのには理由がある。
それは、魚や自然からのフィードバックを直接得ることで、アイテム開発や実績作りに活かすためだ。
なぜ、これほど長い過程を経るのか。その行動から得られた「釣れない時に結果を出すためのヒント」を、時系列に沿って紐解きます。
1,000kmという距離は誰でも真似できるものではないが、その巡業で得たヒントは重要なマインドセットになる。いつもと違う視点ですが、ぜひ最後までお付き合いください!
地元で釣り番組の収録
さて、そんなV.I.SOULだが、地元のケーブルテレビ「笠岡放送」で、月一ペースで釣り番組の制作に携わっている。
そのテレビ番組の名前は、春夏秋冬「釣りしませんか?」というタイトルだ。
番組のコンセプトは、釣果に関わらず、一人でも多くの方に釣りの楽しさを伝える。季節を通してワクワクする釣りをお届けする、少しゆるい雰囲氣の釣り番組である。
自慢ではないが、今年で4年目を迎えた長寿番組で、非常に評判も良いようだ。手探り状態でチャレンジしてきたが、ここまで続くとは思ってもみなかった。
穴テンヤ「あどちゃん」で根魚ポンポン♪
そのロケで、穴テンヤ「あどちゃん」を使用した撮影に行った時の話だ。
困ったときは「あどちゃん」を使え!というくらい、撮影クルーには絶大な信頼を寄せているアイテムである。あどちゃんの全貌がわかる記事はこちらをクリック。
31日の朝、地元の秘密のポイントにご案内したが、若干足元が悪い場所だったのでまともにロケになるか心配していた、、、
しかし、フタを開けてみれば、カサゴにムラソイが乱舞。そして上げられなかった大物まで、過去最高レベルで魚が反応し、良質なアドレナリンが出まくった!
画像のようなサイズばかり、落とせば釣れる状況で無事撮影が成立し、幸先の良い1,000キロ超え巡業のスタートを切ることができた!!
愛媛県宇和島のとある島へ
そこから中一日空けて(間の日は次々と段取りが)、秘密の案件とYouTube撮影を兼ねて宇和海へと向かった。
この案件は、非常に釣り好きである「海道丸」の酒井船長からのオファーだ。
地元を昼に出て、夕方から夜にかけて釣りをしてそのまま帰るという、暴挙ともいえる撮影釣行だった、、、
開発中のアイテム「小三笠」で撮影
常夜灯周りに集まる“ある大物ターゲット”を狙った、ライトテンヤの撮影に挑んだ。
博打要素が非常に高かったので伸るか反るかの検証撮影になったが、そもそも魚の氣配がなく撮影は不成立となった、、、
しかし、行動しなかったら絶対に後悔していたので、挑戦して本当に良かったと思う。
既存の「三笠テンヤ」2号(写真上)は、エビを使用するテンヤとしては重要なアイテムだが、ライトな釣りで小さいワームなどを使用するには、親鈎が大きいため不向きだ。
そんな悩みを解消したアイテムが、この撮影で初投入された「小三笠」1号と2号(写真中と下)。
2023年にはリリースする予定だが、また新たな展開に繋がるという手応えは十分であり、このチャレンジはまさに大成功であった!
三笠ジグヘッド1.5gで良型アジ連発!
撮影が不成立であったことから「アジ釣りに行きましょう!」と酒井船長から再提案があり、同島のとある漁港へ移動した。
この場所に精通している船長は、エントリー直後から尺絡みのアジを連発!
パターンを聞いて理解はしたものの、脳内のイメージとリンクしないため苦戦を強いられたが、、、
プロトタイプ「三笠ジグヘッド」1.5g(発売予定なしの遊び道具)で、15カウント沈めてレンジをキープするイメージで手前に寄せていると、「スコーン」と良いバイトがあった!
画像のような良いアジ(ギガアジもいる)が連発し、パターンが成立。
灯りから外れた場所でも、再現性高く釣りが展開できたため、「小さいけどヘッドの形状、ワームとのバランスは重要である」ということが勉強になった。
そして、深夜にかけて休む間もなく岡山へと帰路についた、、、、、
今年初!一つテンヤ行脚ショア編の撮影に
さらに、また中一日空けて、今度はショア「笠岡スタイル」の検証撮影のため、地元界隈のとある島へ向かった。いろいろと事情があり、これから「とある」ばかりになるけど、ご了承ください。
いつから「ショアテンヤ」のシーズンイン?検証撮影
1回目の撮影では、全くのノーバイトで魚の氣配なく終了。
フカセ釣りをしている地元のおっちゃんいわく「去年は3月からチヌや真鯛が釣れた」「けど今年はアタリもない」とのことで、辻褄が合った。
検証動画として成立させるには、2回、3回と撮影しなければならない難しい状況だ。 しかし、これでこそ検証撮影だと俄然やる氣が出てきて、変態モードに突入したのはここだけの話、、、
イカナゴパターンの撮影にチャレンジ
1回目となる「ショアテンヤのシーズンインはいつ?」の撮影が終了し、その足で牛窓方面へと向かった。
そして、とある島でのオカッパリ半夜釣りで、イカナゴパターン撮影に挑んだが、「イカナゴの氣配は無」という結果が追い討ちをかけた。
事前情報とはかけ離れた状況に手の打ち用がなく、現実を受け入れることしかできない。
立て続けの撮影により、精神をすり減らしながらここまで走り続けたため、正直、みんなのダメージは相当なものであったと思う。
現場で美味しく温かい夕食を食べ、ひと時の安堵の瞬間を噛み締めた。
西のとある島で「イカナゴパターン」最チャレンジ!
普通なら、ここで一旦止まって一息つくと思うが、完全に病氣のオレは、また中一日空けて西に移動!もうすでに、一週間たらずで1,000キロ以上走破している。
広島発の「ミドルゲーム」の生みの親である、パゴス矢野駅前店の酒田氏との繋がりで、2021年のあの雪辱を果たすため、今回の釣行に挑んだ!
プロトタイプ「小三笠テンヤ」2号炸裂!!
広島発の「ミドルゲーム」と、V.I.SOULが提唱しているリアクション一つテンヤ「笠岡スタイル」には共通点が多い。(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)
特に、小さいワームを使った「小三笠」は「ライトゲーム」寄りであり「ミドルゲーム」寄りでもある。
しかし、ワームだけにこだわらず活きエサも使った展開も可能なため、「ライトテンヤ」と位置付けている。
少しややこしいが、そのあたりは今後シェアできればと考えている。
というわけで、ここからの新展開は次回以降、ガッツリと紹介するので楽しみにお待ちください。
1,000キロ以上走破して思ったこと
行動して結果が付いてこなくて後悔し、その行動を途中で諦めてしまうことほど、後に多くの後悔を生み出すものはないと思う。
会社員時代の後半あたりから、常にそのことを意識しながら行動してきた。
しかし、「そこに何があるかは分からない」。それが釣果かもしれないし、新しい発見かもしれないし、あるいは人との繋がりのような精神的な財産かもしれない。
「オレは全力で出し切った」という自己満足だけでも、後の財産になると考えています。
最後に
紆余曲折あり、念願のイカナゴパターンの真鯛に行き着いたのは、結局、行動した結果です。
良いことも悪いこともひっくるめて、川の流れのように自然と繋がっただけ。良悪は表裏一体で、悪が出ようとできるだけ感情を抑えて、平常心で進むんでいると「何かを掴める」瞬間がある。
そして、それをもたらせてくれたのは、いつも「人とのご縁」であるため、本当にありがたいことだと感じている。
この環境下で釣りができ、魚や自然と対話できる幸せを味わいながら、2022年の怒涛のハイシーズンを乗り切る所存です。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます!
これからも一緒に、「釣り魂」を燃やし続けましょう。
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