【2021年晩秋攻略!】一つテンヤの号数チョイスで迷ったらどうする?

船一つテンヤ

2016年、V.I.SOULを立ち上げて間無しの頃は、世の中にまだ一つテンヤアイテムはそこまで多くなかった。

一時的なブームこそあったが、ここ瀬戸内海では「は?一つテンヤ??」というほど、マイナーな釣りだった、、、

しかし、リアクション・一つテンヤ 笠岡スタイルという新たなジャンルと言っても大袈裟ではない、究極の一つテンヤを提唱した矢先、、、、、(「笠岡スタイルとは」リアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

そのシェアの大きさに気づいた各メーカーが本格的に参入してきて、瞬く間にアイテム数が増えた。(個人的には良い事だと思う^^)

似た様なモノから、個性的なものまで“ユーザー目線”からすると、迷いが生じるほど賑やかなラインナップとなった(タイラバと比べるとだいぶマシ)

「ぶっちゃけ何が使いやすいんじゃ〜!!」

という事で、日本第一号「ヒトツテンヤー」を名乗る田中が、高性能で評判の高い三笠テンヤシリーズの中でも、一番汎用性の高いモノをチョイスし、フィールド検証をおこなった!(「ヒトツテンヤー」とはこよなく一つテンヤを愛する釣り人のこと)

一切、売り込みなしの情報とはいえ、メーカーズブズブの人間なので話半分くらいでお読みください、、、^^

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「超三笠テンヤ」8号一択での検証開始!!

この検証が行われたのが、晩秋、11月17日。1ヶ月経ってから記事の公開となったが、、、

今年は異常で、夏から10月頃まで「地元から真鯛が消えた」と噂され、エキスパートさえ釣れない期間が続いた、、、、、

そんな中、いつも通り愉快なメンバーと、午前7時過ぎに久しぶりの地元笠岡から出船!

雑誌Boat Fishingのロケ、一つテンヤ行脚の動画撮影の幕が開いた!!

愉快なメンバーと共に笠岡港から出船

だいたい、ロケや撮影時は天候に恵まれ、この日も快晴の中、午前7時過ぎに出船!

船長のぶ君、やまちゃん、ケイ、はーちゃん(カメラマン)、田中の4名。

地元笠岡からの出船は、超久しぶりだったのでワクワクが止まらなかったw

いつもの流れ、とある島で活きエビを仕入れ徐々に南下。

一時、この活きエビすら入手困難な時期もあったが、エビが獲れるようになったみたいで一安心^^

舞台は香川県の「庄内半島界隈」

今回の舞台は、香川県の庄内半島界隈で、良く言われているのが「三崎沖」。

地元でもお世話になっている人が非常に多い、超メジャーなポイント。

開始からアタリが連発!

おのおの、ロッドとリールはそれぞれ違うけど、先述したとおり背負ってるテンヤは超三笠テンヤ」8号のみ!カラーチョイスは、今までの経験で自信があるそれぞれのカラーで!!

まだ、朝の上げが少し残るタイミング、水深が10m台の砂礫底の場所で、開始早々にヒット!

サイズこそ大したことはないが、小型の真鯛、イネゴチ、餌取り名人のカワハギが釣れ、撮影らしくなっていく!

下潮と共にあたりの頻度アップ!

去年に比べ数こそ少なくっているが、良型のカワハギが果敢にアタックしてくる!

そして、西からの下げが効き出した頃、魚の活性が上がりみんなのテンションもアップ!!

秋色に染まった綺麗な真鯛

夏とは違い、紅葉色に染まったコンディション抜群の真鯛が、気持ち良いようにリアクションに反応する!

秋の数釣りに相応しい状況に、みんなの顔が緩みっぱなしだったのは言うもでもない^^

3日間冷蔵庫で保存した40㎝ほどの真鯛を捌くと、脂がバチバチに効いていて旨味の極みだった!

岩礁帯のバーチカルで良型ヒット

同じポイントをしつこく攻めるのではなく、リズミカルに当て直すのぶ君船長。

少しずつ水深も深くなり20m前後、ちょっとした岩礁帯のお山を流すと、、、

これまた文句なしの良い魚が、「スコーン」と本気の吸い込みバイト!

10mから20m前後、シャローでのやり取りは、ダイレクト感がエグいので病みつきになる^^

サイズアップを狙うべく水深60m台へ

行くところ行くところコンスタントにあたりがあり、魚が釣れる状況が続く、、、

そろそろワンランク上のサイズが釣れれば「完璧!」といったシチュエーションで、、、、、

リアクションでスイッチが入った真鯛が!

30m、40mと反応を確かめるように入った、サイズアップを狙ったポイントで、、、

いち早く着底したのぶ君船長のテンヤに、スイッチが入った獲物が何度もアタック!

おそらく、三回か四回のチェイス後、ガッツリフッキング!!

絞り込まれるロッド、鳴り響くドラグ音に「60いった!」と思ったが、、、

掛かりがスレ気味だったため、通常の30%アップ盛られた引きだったみたい^^

同時に山ちゃんも真鯛をヒットさせ、最後に相応しい締めとなった!

午前11時、短い時間ではあったが、ワンサイズのテンヤでどこまで通用するかの検証撮影が終了した。

みんなの協力でとても貴重な検証となったので、マジでありがとう〜^^

今回の動画

一つテンヤ行脚Vol.28 in香川県荘内半島周辺 晩秋の一つテンヤ「超三笠」8号一択!

「超三笠テンヤ」一択でのポイント

①水深10m〜20m台はキャストして広範囲を探る
②潮が無い時もキャストで広範囲を探る

③30m以深はバーチカル主体がやりやすい
③掛け下がり岩礁帯はベイトでのバーチカルがやり易い
※シチューション別にキャストとバーチカルを使い分ける

今回のタックル

【キャスティングタックル】

・ロッド/VRKS-SLV1,VRKS-LV1,VR-Z 235S LV2
・リール/2500〜3000番
・ライン/PE0.6→フロロ2.5~3.0号
・テンヤ/超三笠テンヤ8号
(クレイジーオレンジ、クレイジーレッド、Bレッドゴールドなど)
【バーチカルタックル】
・ロッド/VR-Z 220B LV2,VRKS-SLV1
・リール/小型両軸リール、スピニング2500〜3000番
・ライン/PE0.6→フロロ2.5~3.0号
・テンヤ/超三笠テンヤ8号
(COゴールド、クレイジーオレンジ、クレイジーレッド、など)

最後に

今回、10m台から60m台、底質も砂地や砂礫、岩礁帯、掛け上がりや掛け下がりと、様々なシチューションでの検証となった。

それをたった一つ超三笠テンヤ」8号一択で、ストレス少なく攻め切れたことは、実践データーとしては十分かなと。

まぁ、ぶっちゃけイメージの中では分かってた結果だけど、それを証拠として残すことが田中の仕事なので^^

「サイズが多すぎて何号を使ったら良いか迷う」という方にとって、一つの指標になると思うのでお役立てください。遊漁船では船長推奨の号数があるし、同船者に迷惑がかからない範囲でお試しください。

いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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