いきなりですが、あなたは「穴テンヤ あどちゃん」をご存知でしょうか?
タイトルがちょっと過激!?っぽいが、今まで100%の確率(他の人も)で魚を釣り上げてきた、必殺の釣りがこれ。(2022年1月時点)
個人的には、宇宙一凄い釣りだと、、、
一般的に穴釣りの仕掛けといえば、「ヘッドに対して針がブラブラの仕掛け」が主流。
それをV.I.SOULは、ヘッドと針を固定させた、シンプルな縦型の「穴テンヤ」へと派生。
従来の穴釣りとは似て非なるものなので、個人的な見解で紹介させていただきます^^
「穴テンヤ あどちゃん」とは?
開発中やリリース後、知り合いなどに穴テンヤを実践してもらった結果、100%の人が「この釣りヤバイ!」「面白すぎる!」と大絶賛してくれた、かなりポテンシャルの高い釣り!
まぁ、田中はメーカー側の人間なので、いつものごとく話半分くらいで読んでいただければ^^
「あどちゃん」を閃いたきっかけ
従来通りのアイテムを使った穴釣りの経験・知識は、豊富ではないがいくらかあった。
気軽に楽しめる穴釣りに、魅力や可能性も感じていた。
しかーし、性分なのか、魚から反応があると、どうしても直ぐに体が反応し、フッキングしてしまう。
すると、従来型の穴釣りアイテムは、タイラバ(固定式)と同じ機構なので、フッキングしても魚が掛かりにくい、、、
成り行きに合わせられる釣り人は問題ないが、積極的に掛けていきたい釣り人は、かったるいでしかない(面白くない)、、、、、
で、掛からないのでイライラすると、悪循環にw
しかも、向こうあわせ的な釣りをしていると、主導権を魚に握られたまま、穴から出てこない事が多々ある。そんな魚に限って、デカいんだなこれが、、、
それを払拭したいが、形や色は違えど、世の中には根本的な機構が同じアイテムだけで、どうしようもない。
なので「ヘッドと針を固定したらえんじゃね?」と言う興味本位が、開発の原動力となった。
穴に入れる“縦型のテンヤ”の設計
幸い、一つテンヤ関連のアイテムを開発していたので、すぐに「穴釣り」と「テンヤ」が紐づいた。
「縦の穴」に入れても「根掛かりし難い」、なおかつ「フッキングが決まる」、この2つを大前提に、至極シンプルなヘッド形状に。
ヘッドに合わせる針は、負荷がかかっても耐えうる、掛け重視のオリジナルを実装。
三笠テンヤシリーズに標準装備されたワムズレンSSサイズを装着可能にし、様々なエサに対応できるように。
発案から一年後の2019年8月、V.I.SOULではスタンダードである、ハードな現場テストに導入され、可能性の大きさが次々と浮き彫りになった。
穴テンヤ あどちゃんは、ヘッドと針を固定させた「縦の穴」を攻める縦型のテンヤ。
形状(見た目)は地味かもしれないが、昨今主流の“人を釣る”ギミックはなく、魚を釣るためだけに開発されたアイテムだ。(漁具と言っても良いかも)
大まかな特徴は、
2.フッキング時にスライドしやすいよう下に向けてテーパー
3.号数が変わってもヘッドの1番太い直径は同じ
アピール度の高い原色の蛍光カラー
国内生産で品質の良い蛍光塗料を使い、色の三原色「赤」「青」「黄」のみを採用。
わずかな紫外線でもしっかりと発光し、穴の中でも魚にアピールできるこだわりのカラーを採用。
シンプルな釣りなので、カラーバリエーションが多すぎると迷ってしまうので、3色展開にした。
その他にも、天気の良い日には「アナレッド」が活躍しやすい。真冬の底水温時には「アナブルー」が効果的。など、釣行を重ねていくうちに新たな特徴がわかってきた。
意外と、カラーチョイスは自分の好みをセレクトすると、好釣果に繋がることが多いのも事実^^
「穴テンヤ あどちゃん」の使い方
これは至ってシンプルで、たったの3ステップで完結する「初心者さんも安心」な使い方!
STEP2 底に着いたらチョンチョン
STEP3 ゆ〜くり上げる(あたりが無かったら)
基本的な動作は、マジでこれだけ!
ポイントは、「ゆ〜くり丁寧に」!
魚があたってくるタイミングは、穴に入れている最中、チョンチョンしている時、上げている時、の3パターンがほとんど。
手元に「コン」「コツコツ」とあたりを感じたら、魚に重みが加わるように「クンッ」と瞬間的にフッキングしてやればOK。
使用するエサの種類
幾度とテスト・検証してきた結果、圧倒的に生きたエサが有利!
1番のおすすめは、シラサエビ。テンヤなのでエビとの相性も抜群で、魚からの反応も申し分ない!一年を通じてムラのない釣果が期待できる。匂いもなく、手が汚れにくいので初心者さんに使ってもらいたい代表的なエサ。※ワムズレンSSを装着し使用する
2番目におすすめは、アオムシ(アオイソメ)。全国どこででも手に入り、比較的管理も簡単。水温が低下し、魚の活性が低い時に有効な場面が多い。見た目、針刺しした時の体液などで手が汚れるので、手拭いなどあればベスト。※ワムズレンSSは使用せず縫い刺しにする
ワームでも釣れるけど、よっぽど魚影の濃い場所じゃない限り、同じ穴で1回ミスると、2回目以降のあたりが極端に少なくなるのが欠点。
その他にも、魚やイカの切り身など、アイデア1つ、あなただけのエサで楽しんでみてね。
裏技的なエサを紹介すると、現地で調達が可能な「カニ」!
カニを付けて穴に落とした時の、魚のスイッチの入りかたが尋常じゃないので、穴テンヤとの相性が抜群なのかもしれない。
もし現地でエサが切れて困ったときなど、カニを試されてはどうだろう。
あどちゃんが本領発揮する場所
基本、敷石(石畳)などの「穴」。
しかも、水深1m未満の、普通ならスルーするような浅い穴がメインになる。
理由は、フィールドテストで常に好釣果を叩き出したのが一番だし、ここだけの話、意外と良い魚がいる。理由は「そんな場所に魚がいるわけがない」と思っている釣り人が多い。
満潮時には隠れてて、干潮時に現れる敷石(石畳)もけっこうあるので、それを探すのも醍醐味の一つ。
様々なフィールドに行き続けた結果、今では、
●磯周りの岩の陰(他の釣りの合間におすすめ)
●水深がある波止のヘチ(上に同じ)
どんな魚が釣れるの?
主に根魚(ロックフィッシュ)、これには無類の強さがある!
瀬戸内海で釣れる根魚「カサゴ」「ムラソイ」「クジメ」「アイナメ」「アコウ」「タケノコメバル」など、ほぼコンプリートしたと思う。
その他にも、「ギンポ」「アナゴ」「石ガニ」「タコ」など、多彩なゲストが釣れる。※タコは張り付いて上がらない
根魚の魚影がすこぶる濃い北陸以北で使用すると、とんでもない釣果になるだろうな〜^^
ブラクリとの圧倒的な違いは
ヘッドと針を固定したことによる、ダイレクトに伝わってくる躍動感。これは、水深が浅い要素も強く関係している。
そして、魚がアタックしてきたら、自分のタイミングでしっかりフッキングが決まる。
ヘッドと針を固定しただけで、釣り人主体のゲームが展開でき、従来の穴釣りとは真逆な、“全く違う感覚”がある。
穴に入れた瞬間、下からアタックしてくる魚が足元で見えることもあるので、その時の興奮度合いは言葉では言い表せないほど。
もう一点、シラサエビを使用している時に多いのが、針が口に掛からず、魚の体に掛かって上がってくること。こんな時は、ジャレつくようなあたりが執拗にあるので、威嚇攻撃(ルアー釣り)の対象として、魚にスイッチが入っている証拠。
上記を体験した釣り人は、良質なアドレナリンが分泌し半興奮状態になるので、アドレナリンの“アド”を取って「あどちゃん」になった。
穴テンヤがおすすめな「特徴5選」
さて、今まで色々な要素を一つ一つ解説してきた。
ここまで読んで「なるほど面白そうだね」と思ったあなたに、もっと良さを分かってもらいたいので、この釣りならではをお伝えするね。
②空いた時間に1人でもフラッと気軽に
③風が強く沖に出れない時も可能
④少ないお小遣いで楽しめる
⑤今まで100%の確率で釣れている
「あどちゃん」の代表的な動画をどうぞ
「穴珍道中」DAY:6 in岡山県倉敷市「秘密の石畳」 【珍 VS ウッシー】初のバトルで仲間割れ?!
1ヶ月に一度のペースで、「穴珍道中」という動画を配信していて、あどちゃんを使って様々なフィールドに行っているので、お役立てください^^
だし、タイトル通り、かなり面白いと評判なので、チャンネル登録がまだのあなた、V.I.SOULのYouTubeチャンネルからぜひぜひ!
穴テンヤ あどちゃんのWEBページは、以下からご覧になれるので、詳細なスペックなどご参考に。
どんなタックル(装備)があれば良いか
我々がいつも釣行で使っているタックル、装備を全て共有します。
特殊な装備などなく、釣りがシンプルなのでタックル類の数も少ない。
ざっと9種類あるけど、身にまとってしまえば片手が手ぶらな状態で移動可能。この片手が空くって言うのが、敷石を歩く安全面でかなり重要。
バス用の小型ベイトリールを使用。リール自体が海水にさらされるシチュエーションがないため、バス用を使っているが、海用などで余っているモノがあればなんでも良いと思う。リールに巻いているラインは、ナイロンの5号一択。なぜなら、魚との距離感が近いので、ある程度伸びのあるナイロンラインで衝撃を吸収させるため。ぜんぜん根ズレにも強い。ベイトリールが苦手な人は、スピニングリールでも可能。
言わずもがな、生命を守るための大事なアイテム。何が起こるかわからないのが自然の中での遊びなので、着用する癖を付けておこう!
あどちゃんを収納するプラスチックケースは、底面の黒っぽいスポンジ部分(上記画像参照)にスリット(溝)が切っているもの。そのスリットにあどちゃんの針を挿して固定してやればOK。各メーカーからかなりの種類が販売されていて、正直、初心者さんは迷うはず、、、なので、おすすめを一点あげると、MEIHOのスリットフォームシリーズ。安価でホールド性が高く、サイズも豊富で頑丈と、個人的には完璧に近いかなと思う。
まとめ
穴テンヤ あどちゃん、いかがだったでしょう?
釣り方は至ってシンプル、必要なタックルも少ない(コスパ最高)。しかも、近場&自分軸で完結できる。しかもしかも、楽しめて美味しい魚が釣れる!(今のところ100%)
はっきり言って、非の打ち所のない完全無欠の釣りかなと。40年くらい釣りしてきたけど、こんな釣りは今のところ無いw
釣り方がシンプルゆえ、邪念が多い?玄人さんより初心者さんの方が向いてるかもしれないw 釣ってやろうと殺気立てばたつほど、向こう(魚)の思う壺なのでww そこが逆に、玄人さんも楽しめる要素かなと。
我々の年代だと分かるかもしれないが、小さい頃に楽しんだザリガニ釣りの延長みたいな感じ。それを更にパワーアップしたのが、穴テンヤ あどちゃん。
だから時間を忘れて没頭できるだろうな〜と思うw 忖度なしでワクワクできる釣りなので、機会があればぜひ^^v
いつも最後までお読みいただきありがとうございます〜^^
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