今回の記事は、“アートの島”として知られる香川県・直島でのショアテンヤ真鯛攻略。
観光地のイメージが強いこの島が、実は真鯛の宝庫でもあることをご存じでしょうか。
今回は、そんな直島で挑戦した「笠岡スタイル」ショアテンヤのポテンシャルを、撮影本番→プラクティスの順に時系列で共有します。
興味がある人は、ぜひ最後までお付き合いください。
香川県直島「アートの島」でショアテンヤ攻略撮影!!
時系列は逆になるが、まずは撮影当日から。
岡山県玉野市・宇野港からフェリーで直島へ向かうため、早朝5時に集合場所を出発。
本来は2便目の予定だったが、思いのほかスムーズに進み、ギリギリ始発の「宇野ー直島(宮浦)」航路6時10分発に乗船!
(フェリーの最新ダイヤ・料金はこちらからチェック👇)
出典先:四国汽船株式会社
船旅はわずか20分ほど。季節は夏真っ盛りの7月下旬。
島が近づくにつれ、静かな港とアート作品が見えはじめ、「この島で真鯛を獲るのか…」と自然と気持ちが高ぶっていく。
しかし、朝イチからすでに気温は高く、照り返しで肌がジリジリ…。釣りはしやすいが、暑さは容赦なし!

季節的にはかなり厳しい状況だったが、始発フェリーに乗れたことで撮影を早くスタートできた。
そのぶん「早く終われるかも?!(暑いので)」と、全員のテンションが少し上がるw
もう一つのメリットは、早朝で観光客が少ないこと。
この時間帯なら、撮影にも集中でき、直島の静かな空気を感じながら準備が進められる。
ちなみに意外かもしれないが、日中は外国人観光客がかなり多い。
宮浦(みやのうら)岸壁「赤かぼちゃ」
という事で、世界的に有名なアート作品「赤かぼちゃ」を横目に、我々3人は一目散に岸壁へ直行。

この日、潮周りが小さいという事が懸念される、、、(プラは大潮)
直ぐに海の状況(潮の流れ)を確認すると、真鯛が釣れるであろう潮流だったのですぐにタックル準備。

激流では無かったので、私が「三笠テンヤ」4号。ケイが「超三笠テンヤ」5号で撮影開始!!ロッドは2人とも「VR-X 92S LV2」。
開始早々、下げ潮で真鯛のアタリ連発!
下げ潮の流れは、左から右へ。
まずは基本のアップクロスから組み立てると、すぐに「コッ」と魚からの反応!
ただ、流れが少し緩く、魚のスイッチが入りにくい。
その影響か、小型の真鯛(チャリコ)や餌取りが頻繁にアタってくるものの、なかなかフッキングが決まらない。
それでも、トレースコースを微調整しながら、真鯛へのプレッシャーを分散。
チャリコ、チャリコと軽快にキャッチを重ね、ついに、みなさんにお見せできるサイズの本命真鯛をGET。

サイズは選べないが、イメージ通り「赤かぼちゃ」と記念撮影成功^^v

そして、超三笠を使用していたケイが、潮に逆らいながらの展開でなんとか1枚追加。


アタリは頻繁にあるものの、大型真鯛の気配はなし。
前述した通り、潮周りの小ささが影響していると思われる。
そこで、下げ潮が少し緩んだタイミングを見計らい、第二ポイントへ移動。
しかし――
第二ポイント、第三ポイント、エンディング…
第二ポイントへの移動と、着いてからのヒットシーンが――まさかの未収録…
気づいてカメラを回すも、時すでに遅し。下げ潮は完全にストップ、「チーン」…
やはり、潮が小さい日は潮止まりの時間も長く、第三ポイントでは釣りをせずポイント紹介のみに。
とはいえ、そこそこ撮れ高も確保できたので、転流(上げ潮)を待たずに撮影終了。
サクッとエンディングだけ撮って、11時10分発のフェリーで早上がりとした。
この季節は短時間勝負がセオリーなので、むしろちょうど良かったのかもしれない。

今回の動画
潮のタイミングを見計らってエントリーすると、かなりポテンシャルがある島なので、ぜひ動画をご参考に楽しんでください。
ショアテンヤ最大の敵 「根掛かり」 を激減させる方法を解説しています。
動画と記事の両方を公開していますので、ぜひ参考にしてください。
👉根掛かりを回避する動画はこちら
👉テキストで読みたい方はこちらの記事へ
撮影前プラクティス絶好調!30〜60真鯛多数!!
プラクティスに訪れたのは、7月19日。
朝の上げ潮から各所を巡り――
「ポン!」

「ポンポン!!」

一汗かいたところで、フェリー乗り場のカフェでひと休み。
お客さんはほぼ外国人で、「ここどこ?!」と錯覚するほどの異国感…
休憩後も各所をチェックしながら、うどん屋で昼食を挟み、そして迎えた本命の下げ潮(まぁまぁの激流)――
クロスからダウンに差し掛かった矢先「コツ」と、素直な吸い込みバイト!


そして、「超三笠」5号で激流を攻めていた仲間に「ガッ」と強烈なバイト!
潮に逆らって泳ぐ真鯛に苦戦しながら、何とか寄せれてネットイン!

久しぶりに60サイズがとれ、感無量!
この時、観光中の外国人の方3名が「0h〜!Beautiful〜!!」と大興奮しながら写真を撮っていたのが、とても印象的だった^^

どのポイントも、ほぼ根掛かりなく「この島のポテンシャルやっば!」となり、撮影する事となった…
猛暑の夏でもすぐに休憩場所があるし、観光がてらゆる気で来れるのもオススメです^^v
今回のポイント(本番&プラ)
直島は、真鯛の魚影が本当に濃い島。
潮のタイミングをしっかり見極めてエントリーすれば、かなりの確率で良型真鯛をGETできるはず。
上手いこと休憩を挟みつつ、上げと下げを攻略できれば、タイミングによるがヤバい釣果になる?!
②潮流に合わせてテンヤは「鉛」と「タングステン」を使い分ける
下げ潮を狙うなら「赤かぼちゃ」周辺が断然おすすめ。
「三笠」は4号〜6号まで揃えておくと、潮の速さや水深の変化に柔軟に対応でき、攻略の幅が一気に広がる。
この時のタックルデーター(本番&プラ)
★【一つテンヤロッド】
ショアテンヤ専用機スピニングモデル
「VR-X 92S LV2」
★【リール】
スピニング4000番(XG)
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ3号1.5m
★【一つテンヤ】
「三笠テンヤ」4号、5号「超三笠テンヤ」4号、5号
「COゴールド」「クレイジーレッド」「ブライトグリーンゴールド」「Bレッドゴールド」
最後に
新たに浮上した「ショアテンヤの楽園」――アートの島・直島。
岡山・香川どちらからもフェリーで行け、真鯛をはじめ魚影が濃く、飲食店や宿も充実していて、不自由なく楽しめる“釣り人のオアシス”。
ブログでは伝えきれない魅力がまだまだあります。
ぜひ現地で、直島ならではのポテンシャルを体感してください。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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また、今回登場した「三笠」の仕様については[公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、[公式ECサイト]からご覧いただけます。※現在一部のみ販売中です



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