「暖冬みたいですが…」水温8℃!シャローの一つテンヤって案外釣れる

フィールドテスト

2024年に入って大きく調整局面(良い意味で)に突入したV.I.SOUL、、、

という事で、現場より陸での仕事が圧倒的に多かったが「ちょっとだけ遊びに行きませんか?」とTG部長から悪魔の囁きがあり、珍しく日曜日の1月28日に海へ。

沖に出ずに手前(出船5分圏内)で、しかも短時間で「何か釣れないか?」との事で、「無理ゲーじゃろw」と思ったが、久しぶりだったので快諾w

暖冬とは言え、年間水温が最低になる極寒期に魚を釣るのは、かなり至難の業ではあるが、今までの経験則から導き出した最適解で挑むことに。

極寒期、出船5分圏内(死の海)、浅場、短時間、不利な条件オンパレードの中、一体どんな結果になったのか?ぜひ最後までお付き合いください^^

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極寒期のシャロー「笠岡スタイル」検証

さて、前述した条件で選択した釣り方は、リアクション一つテンヤ笠岡スタイルだ。厳選「活冷凍エビ」使用。(「笠岡スタイルとは」ショア・オフショア問わずリアクションで魚に反応させる唯一無二の一つテンヤ釣法)

一番の理由は、再現性が高くタックル類が少ない(シンプル)事。短時間なので活きエビを用意するのは面倒。ワームやルアー系の釣りは厳しいと判断。

そんな中、日が登り暖かくなってきた8時半に港を出船し、フラフラしながら目的地の死の海へ、、、

暖冬とは言え「水温8℃」の厳しい局面

例年より2℃ほど水温が高いと言っても、8℃、、、(表水温)

水温が乱高下せずに、最低水温付近で推移すれば比較的安定するが、まぁどう考えても厳しいに変わりない、、、、

ある程度上げ潮が効いており、水深がトップ8m、15mくらいまでを適当にドテラで流す展開。なので、できるだけテンヤの重さを軽くして、キャストで対応するイメージ。

バーチカルの展開が強いと思っていたので、選択したロッドはフラッグシップモデルのVRKS-SLVに、三笠テンヤ」3号のCOゴールド。※この状況ではVRKS-LV1が最適解

それに、厳選「活冷凍エビ」をセットして、極寒の海に挑む^^; 田中、TG部長、ユッピの3人だったが、短時間だったのでワンパックで十分遊べるイメージ。

真冬なのに思いの外アタリ連発で!

「なんか釣れますかね?」そんな半信半疑満載の中、「あっアタった!」とのっけから意外な展開に!

田中以外の2人は、ある程度テンヤに重さがないと難しいとの事で、8号をキャストしながら小さなバイトと格闘w

そして、「食った食った!!」とTG部長が口火を切り、冬色をした寒そうなチヌをGET!

そこから一気にみんなの集中力が高まり、小さなアタリに全神経を尖らせる。

船はトップの8m付近、キャストして手前てまえに寄せてき、テンヤが船下に差し掛かった矢先「コツ」と小さいバイトがありフッキング!

夏前のブリブリ個体を彷彿とさせる、コンディション抜群のアコウ(キジハタ)降臨!!この一匹はめちゃくちゃ嬉しかった^^

立て続けに、沖目にキャストしていたユッピが、パープルピンク色をしたキビレをGET!!

このキビレをキャッチしてすぐ、微妙に効いていた上潮が終了し、魚のアタリがパタリと途絶えた。往生際の良い我々は、満場一致で終了することに^^

という事で、厳しい条件だらけの中「近場で何か釣りたい」というお題を、見事クリアしたのであった^^v

いつもの如く、陸にあがってから至福のラーメンへ!釣りの後のラーメンって、なんでこんなに美味いんだろう?和風チャンポン超最高〜!!

今回のポイント

とても地合いが短かったので、潮が効いている事を前提にしたお話し。※検証結果意外の可能性も加味

①できるだけ軽いテンヤをキャストした方が優位性がある
ボトムを意識した「チョン」と控えめのリアクションがおすすめ
③極寒期の短時間釣行は冷凍エビだけで十分楽しめる

2022年に、極寒期の中で大鯛を狙った検証結果もご参考ください^^

今回のゲストたち

硬骨魚網:スズキ目:タイ科:クロダイ属「クロダイ(チヌ)」(黒鯛)
硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:アカハタ属「キジハタ」(雉子羽太)
硬骨魚網:スズキ目:タイ科:クロダイ属「キチヌ」(黄茅渟)

この時のタックルデーター

★【ロッド】
フラッグシップモデル「VRKS-SLV1※メーカー在庫なし
エントリーモデル「VR-Z 235S LV1

★【リール】
スピニング3000番

★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2.5号1.5m

【一つテンヤ】
三笠テンヤ」3号、8号
COゴールド、グリーンゴールド

★【餌】
厳選「活冷凍エビ」

最後に

おそらく、冬の地元の状況を理解している釣り人は、ほぼスルーする局面。最盛期ですら、今回やってるポイントは「釣り場」として認知されない場所。

まぁ、だからこそ検証として相応しかった訳だが、意外やいがい、、、流れが効いている短い時間だけアタリが集中し、3人とも魚を釣ることができた。

瀬戸内海の極寒期で、沖ではなく内湾部付近の死の海でも、きちんとアジャストすると魚が釣れるという事実。

例えば、波風ない小春日和の日、大きい潮周りにタイミングを合わせるなど、できるだけ良い条件を揃えたら「こんなに釣れるの?」というのも、夢ではないかなと。

もしその様なタイミングに合致したら、しっかり動画に収めて共有するのでお楽しみに^^v

いつも最後までお読みいただきありがとうございます^^

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