【2023年最終テスト】根魚!超レア魚!!寒波到来中にヒラスズキ調査

フィールドテスト

2023年は、6月にリリースされた岩礁帯上等裏三笠を酷使し、瀬戸内海を皮切りに宇和海などでかなり良い魚と巡り合うことができた。

その分、地元瀬戸内海でのショアテンヤが手薄になった感は否めないが、まぁ今年はそういうタイミングだったのだろう、、、^^

そんな中、12月下旬に差し掛かってすぐ、今年最後となる遠征フィールドテストの様子をシェアするので、最後までお付き合いください^^

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【初日】真冬に移行したロックフィッシュ調査

前日、早めに就寝するも、午前1時頃に目が覚めたのでいそいそと自宅を出発w 初日は9時集合だったので、途中仮眠をとったりゆっくり目的地へ向かった。

ノラノラさんと根魚調査と思っていたら、集合場所でスノーボーダー風の見たことある人が。という事で、ドーン君も参加し3人でランガン開始となった^^v

例年より暖かい感はあるが、朝晩寒くなり水温も下がっているので「まだ根魚釣れるかな?」程度で、ゆる気に挑んだ調査だったが、、、

巻き巻き「カン!」「まだ普通に釣れる!!」

開始早々から「あっアタる!」という意外な展開に。

リールを握る右手がキンキンに冷えてきたので、たまらず車にガチの手袋を取りに行き両手に装着。

海からは湯気が立ち上っていたので、ある程度、水温は高かったのだろう。巻き巻き巻きで「カン!」とアグレッシブな根魚特有のバイト!!

サイズは小さかったが、やる気満々のオオモンハタを早い段階でGETできたので、幸先よし^^

ただ、ハイシーズンの巻きスピードでは追いきれないと思い、半分くらいのスピードに抑えてスイッチを入れてやるイメージで。※ハイシーズンは1秒に2回転くらい

これが功を奏したのか、同じサイズのオオモンハタを追加しながら、立ち位置をズラして再現を狙う。

6号で着底までのカウントが40ほどだったので、8号にチェンジしロスを少なくすることに。

沖にはシモリが点在し、手前は岩礁帯の掛け上がりなので根掛かり多発ポイント。従来の固定一つテンヤ、ジグヘッド、トレブルフックを使用したルアーやジグでは、ロストが怖くて攻めきれないシチューション。

1秒に1回転をイメージしながら巻き、手前の掛け上がりに差し掛かってすぐ「グン!!」とひったくりバイト!

で上がってきたのは、この海域ではレアなアコウ(キジハタ)^^ 今年は瀬戸内海で非常にお世話になったので、親近感が半端ないw

両手にガチな手袋をしてても、操作性や感度を損なわずにゲーム展開できるタックルは、手前味噌で恐縮だけど素晴らしすぎるなと^^v

そして、ほぼ同じ展開で再現でき、ちょっとサイズアップしたオオモンハタをGET。

獲れはしなかったが、イカやタコ(目の前でバイバイ)もヒットしたので、結構お腹いっぱいで小移動することに。

ラインブレイクから超レア魚!新魚種追加!!

ここは、8号でも40カウント以上かかるドン深ポイント。朝イチのポイントもそうだが、魚影の濃いオオモンハタ以外にも、マハタ、チャマル、スジアラ、クエなどが狙える規格外の陸っぱりポイント、、、

知ってる人だけでも、数名、推定10㎏オーバーの根魚に悪戯され、トラウマになっているという、、、、、そうなりたいw

ここも状況は良さげで、フッキングしないがアタリはあり、十分あるワンチャンに心の準備をしながら「巻き巻き」を繰り返す。

そんな中、巻きからフォールに移行した時、明確に「コン」とバイトがありフッキング!その瞬間、今までの魚とは違う重量感で「グングン」とヘッドシェイクで抵抗する獲物を、85Bのパワーを活かしてリフトにかかる。

が、数秒後、痛恨のラインブレイク、、、完璧なやりとりだと思ったが、リーダー6号が見事に切られていた、、、、、一部始終見ていたノラノラさんが「あのロッドがバットから曲がってましたよ!あれクエですw」と。数分間、冷静さを取り戻すために余韻に浸るw

そして、再開したすぐの数投目、沖側のラインを巻きで攻めていると「カン」とアタリ、フッキングしてからテンション抜けしながら引く魚に「なにこの魚?」状態。

引きはそうでもなかったので、すぐに手前に寄せれたが、そこから魚が高速浮上しエラ洗い!「え?ヒラ??」と一同困惑するも、、、

うっすら見えた魚体は、一度だけオーストラリアで見たコビアだったので「あっコビア?!」「スギやー!!」と大騒ぎ!!!

船からでもレアなのに、まさか陸っぱりからスギが釣れるとは思ってなかったので、プチ写真撮影会が勃発w

感覚的には、高額宝くじが当たったくらいの確率かなと。もちろん、今後、死ぬまで釣れないだろうし、再現するなんて到底無理な話、、、

だが、こんな超絶レア魚に出会えたので「オレ持ってるわ!」と思ったことは内緒^^

さらに新魚種「ヤミハタ」追加!2目達成!!

さて、釣りをしてたら時間経つのが早く、あっという間に昼食の時間。近くの市場食堂へ行くも休み、、、ちょっと時間をずらして昼食に行くことになり、初のポイントへエントリー。

この日、2目となる新魚種「ヤミハタ」をノラノラさんがヒットさせ、十分すぎるという事で昼食に^^

昼食後は、宿に帰りながら数カ所ポイントをチェックし、翌日に備えた^^v

【2日目】新規場所開拓&「陸っぱり甘鯛」調査

2日目からはソロでのランガンとなる。この前来た時と同様、2日目は本格的な雨模様になったが「雨だからお休みです」なんて甘えは許されない、、、w

という事で、レインを身にまとい真冬の凍てつく海と対峙することに。手袋が付けれるのでまだ雪の方が良い。案の定、早々に手がかじかむ始末。

本日のテーマは、「陸っぱり甘鯛」を想定した現場検証だったので、三笠を先鋒で、根掛かり多そうだったら裏三笠にシフトする戦略で。

甘鯛を狙うには十分な水深だったが、思いのほか手前の掛け上がりがキツかったので、数投で「裏三笠」にチェンジ、、、

前日に続き、この日も気性の荒いオオモンハタが「ガン!」とチェイスし、良型捕獲!

翌日から大荒れ予報だったので、北寄りの風が正面から雨混じりで直撃、、、その後アタリがなかったので次の場所に移動した。

ここも先鋒は三笠」8号だったが、かなりのガチャガチャだったので「もう変えよう」と思った矢先、、、「巻き巻きドーン!」で40アップのオオモンハタGET!!

波止からこのサイズが釣れ、海の中はまだ秋を引きずっている感じがした。

その後、根掛かりを回避するため裏三笠にチェンジし、一通りキャストするも無反応で各所をランガン。

本日のテーマ通り、「陸っぱり甘鯛」を視野に入れたポイントを見て周ったが、常に“根掛かり”が付き纏うので「ショアテンヤ甘鯛」の道のりはそう容易くないなと。

かなりのポイントをチェックするも、次に繋げられたらラッキー程度で終了となった。

【3日目4日目】絶賛鬼門中のヒラスズキ修行

さてさて、この日から大荒れ予報で、北寄りの風が13mとかエグい状況、、、

ぶっちゃけ、3日目4日目のヒラスズキ修行が今回の遠征の最大の目的、といっても過言ではない。

朝、宿泊地から一気に南下し、一応、風表からチェック。しかし、立って釣りをするのも困難で、ゆうに瞬間最大風速15mを超えているレベル、、、

なので、風裏で打てそうな場所をランガンし、念願のヒラスズキがヒット!するも、手前5mでエラ洗いされ痛恨のフックオフ、、、、、

その後もランガンを繰り返し、「ヒラおったら食う!」というピンに何度も入れ込んだが無反応、、、撃沈、、、、、

4日目、北寄りの風が非常に強く、体感温度もかなり低い中、素人には手厳しい展開が続く。

ちょっと北では猛吹雪?状態だったし、ここもチラチラ雪が舞いだしたので、足止め食らってもあれなので正午前に終了とした。風速も危険なレベルだったので、この判断は正解だったなと。

あと少し、ちょっとした入るタイミングなどを調整すれば、良い感じでヒラスズキを獲れると思うが、、、

2023年最後に一本、ヒラスズキを獲るという目標を達成することはできなかった。まぁ、まだまだ圧倒的に経験値が乏しいので、これも今後に活きる糧でしかないと納得、、、、、

今回のポイント

①年によりムラはあると思うが12月下旬でも十分根魚を狙える可能性あり
ハイシーズンよりは活性が低いので巻きスピードは遅めに調整
※ハイシーズン1秒に2回転、ローシーズン1秒に1回転を目安に
この海域ではライン設定を太めに見直す必要があるなと痛感した
※次回はPE1.5号リーダー8号くらいでテストするかも

今回のゲストたち

硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:マハタ属「オオモンハタ」(大紋羽太)
硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:アカハタ属「キジハタ」(雉子羽太)
硬骨魚網:スズキ目:スギ科:スギ属「スギ」(須義)
硬骨魚網:スズキ目:ハタ科:ユカタハタ属「ヤミハタ」(闇羽太)
硬骨魚網:スズキ目:メバル科:カサゴ属「カサゴ」(笠子)
初日に思わぬ魚「スギ」が釣れ、今後数年の運を全て使った感は否めないがw 遠征先だったので、ドーン君に持って帰ってもらい、後日報告が!
噂通り、上品なカンパチのような味で、非常に美味しかったそうな^^v あ〜もう二度と食べれない可能性高し、、、

この時のタックルデーター

★【ロックフィッシュロッド】
ショアテンヤ専用機ベイトモデル
VR-X 85B LV2

★【リール】
小型両軸リール

★【メインライン/リーダー】
PE1.2号200m/フロロ6号2m

【仕掛け(リグ)】
裏三笠」(I型固定&II型遊動(多用)8号(多用)
「グリキン」「クレイジーレッド」「ガンツウ」
※「三笠」も少し投入したが割愛で

★【オフセットフック】
3/0太軸

★【ワーム】
4インチ前後のワーム(シャッド系多用)

最後に

2023年を締めくくる4日間にわたるフィールドテストも、何だかんだで根魚がメインとなり、今年のウチの展開通りなオチとなった。

2024年は、ショアテンヤの可能性をさらに広げつつ、根掛かり必須のガチャガチャ岩礁帯は裏三笠で攻略する2つの軸を、さらに精度を上げて価値共有できるよう頑張ろう!

そして、V.I.SOULアイテム必要としているけど手に入れられないアングラーさんに、お届けできるよう仕組み化する予定!!

今年一年大変お世話になりました!2024年も引き続きよろしくお願いいたします^^

コメント

  1. ゆうた より:

    初めまして、突然すみません。
    いつも楽しみに拝見させてもらってます。
    私はちょうど一年前から三笠テンヤの魅力にハマり、この一年笠岡スタイルしかしていません。
    私事ですが、明後日の12/29から伊豆半島へ釣り遠征に向かいます。
    もちろん、笠岡スタイルオンリーで攻める予定です。
    今後とも更新を楽しみにしております。

    • makoto-tanaka makoto-tanaka より:

      コメントありがとうございます!
      いつもブログをお読みいただき感謝です🙇
      笠岡スタイルを楽しんでいただきとても嬉しいです!
      伊豆半島でカサスタするなんて羨ましすぎます😆釣果がめちゃ気になりますが楽しまれてください😊
      今後ともよろしくお願いたします!

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