【世界初公開動画】カワハギを一つテンヤで掛けるカワハギ「カケテン」

カケテン

カワハギ「カケテン」の一連の情報をブログで公開し、ほっと一息ついたのも束の間、、、

秋シーズン真っ盛りの中、なんとか撮影のタイミングを探っていたが、まぁ〜時化が多くて調整に難航、、、、、

土日は他船が多く、思う様に撮影できないのは分かっていたので、平日を狙っていたがバッチリ調整完了!

という事で、船が少ないであろう平日の11月5日、世界初公開!?となるカワハギ「カケテン」の撮影決行!!

その時の様子を時系列に沿ってサクッとお伝えするので、最後までお付き合いください^^

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遅めの出船で上げ潮で予行演習が、、、

さて、当日は諸事情あって遅めの9時集合。そこからチャチャっと積み込みを終え、9時過ぎに笠岡港の出船場所を出発。

今まで数々の「カケテン」テスト検証で苦楽を共にしたKAIHAのぶ君、田中とカメラマンの3人でノンプレッシャーの中南下する。

意外とコチ(東風)が吹いていたが、無事、上げの予行演習場所に到着。

カワハギ「カケテン」のタックルセッティング

今回の撮影はバーチカル主体なので、ロッドはVRKB-LV1で、リールは小型の両軸リールにPE0.6号、リーダーは2.5号。実は前日の準備中、メインリールの巻きが重く、イライラしてる時に急遽オーバーホールしたが、逆に悪化しサブリールにて、、、

テンヤは三笠テンヤ12号一択で、水深が10m台でも12号の重さで根掛かりを外しやすくするため^^v

掛け鈎はプロト(ほぼ市販仕様)に変更し、エサは厳選「活冷凍エビ」と冷凍ロールイカ。

一つテンヤ同様、親鈎にエビをつけ、ロールイカをちょん掛け。この付け方の愛称は「エビ先イカちょん」w

予行演習のはずがトラブル続発で中断w

無事導入部分の撮影を済ませ、いざ実釣となってすぐ、普段あまりしない根掛かりで一個ロスト。

その後すぐ、アタリがありフッキングすると「スパッ!」と得体の知れない魚にリーダーぶち切られ、、、サワラ?タチウオ??

「いつも根掛かりしないから」と貴重なプロト掛け鈎を3セット用意していたが、開始1時間ほどで残り1セットのみに、、、、、

のぶ君もカメラマンも「え?3本だけ??」と口をあんぐり驚いていたが「無くさん自信があった!」と開き直りw

という事で、下げの本命タイミングまでグダグダとのんびり過ごしたのであ〜る^^; 内心「キョウハモウオワター」と思ったことは内緒。

尺の問題で動画内では端折っているが、隠すつもりはなくここで暴露しているのであしからず。

下げの本命ポイントで「カワハギ」パクパク

「あー掛け鈎あと1セットかー」と心の中は生きた心地がせず、むかえた本命の下げポイント。

出船時は余裕のノンプレッシャーだったが、窮地に追い込まれた田中は脇汗かきながら平静を装い撮影開始w

アタリがあったラインを重点的に攻め、落ちればアタル、アタれば掛けるを撮影することに成功。これが「カケテン」のサーチ能力の高さ。

といえばカッコいいが、下げポイントでも数度、根掛かりを回避しながらヒヤヒヤの展開で、針の穴を通すような難しい撮影だった事はここだけの話、、、w

ここ最近のパターンで、着底後にシャクリ(空合わせ)、フォール中に「モゾモゾ、コツコツ」とアタリがあるも掛からない展開が続き、、、

テンヤを底に置いた状態で3秒ほど待ち、シャクってやると掛かるパターンで全数を稼いだ。この宙で掛けにくい現象は最近の傾向なので、今後も注視して検証を続けようと思う。

早々に窮地に追い込まれた田中も“窮鼠猫を噛む”火事場の馬鹿力?を発揮し、世界初公開!?のカワハギ「カケテン」の撮影を完遂させたのであ〜るw

お二人さん、ご心配をおかけいたしました、、、

今回の動画

今回のポイント

アタリが頻発しても宙では掛からず、アタリがあったらテンヤを底に置いて3秒ほど待ち掛けるパターンが有効だった。
ある程度、根掛かりリスクは上がるかもしれないが、戦術の一つとして非常に有効なので引き出しのひとつとして覚えておきましょう。

今回のゲスト

硬骨魚網:フグ目:カワハギ科:カワハギ属「カワハギ」(皮剥)
硬骨魚網:フグ目:フグ科:トラフグ属「コモンフグ」(小紋河豚)
硬骨魚網:スズキ目:コチ科:イネゴチ属「イネゴチ」(稲鯒)
下の写真は釣った次の日に食べた、カワハギの刺身。肝醤油ワサビで過去一といえる美味さにより、みんなで瞬食でした!基本、お皿も盛り付け(見栄え)は関係なく、モリモリに盛り付けてパクパク食べるスタイルですw
そして、まる1週間寝かせた(冷蔵庫で放置されてた)イネゴチ。身体半分、骨のない尻尾部分を炙って食べたが、意外やいがい!しっとり熟成された口当たりと、イネゴチの甘みと旨味、香ばしさが相まって超美味!!我が家の一軍メニューに選出されました!!!
熟成させるポイントは、捌く時、水を極力少なく使い、保存前に魚に付いている水気をよく拭きます。頭とヒレはカットし、本体だけトレーに乗せてラップをかぶせ冷蔵庫へ。大きい魚は柵にして柵をラップでくるみ冷蔵庫で魚にあった日数、熟成させます。大敵となるのは水分なので、それをいかにコントロールするかが、熟成の鍵を握ると思います。

この時のタックルデーター

【ロッド】
VRKB-LV1

【リール】
小型ベイトリール

【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2.5号 1ヒロ強

【一つテンヤ】
三笠テンヤ」12号
クレイジーオレンジ、プレミアムホワイト

【掛け鈎】
カケテン用4本錨(プロトタイプ)

【餌】
厳選「活冷凍エビ」冷凍ロールイカ

最後に

このカワハギ「カケテン」は、一言でいうと「手っ取り早い」。タックル類やエサの用意、釣り方など全てにおいて。

そして、卓越した技術力がいらないので、素人さんレベルの方にも十分釣果をもたらせてくれる。

アタリがあってから「どう掛ける」かはその時々の状況で変わるけど、カワハギとのハッキリとしたせめぎ合いが病みつきになります。

ぜひ熱狂的なヒトツテンヤーさんで、カワハギ「カケテン」ご挑戦ください!めちゃ楽しいですよ〜^^v

最後までお読みいただきありがとうございます〜^^

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