【鹿島灘 午後便】厳しい状況を突破!固定テンヤ×カラーチェンジで掴んだノッコミ大鯛

一つテンヤ

今回は、春の鹿島灘で挑んだ午後便釣行の記録です。

午前便で見せ場を作った後も、さらなる大鯛を求めて午後便へ。風とウネリで状況は一変し、糸フケのコントロールが難しい展開となりました。

そんな中でも、固定テンヤならではの「ルアーとエサの融合」によるリアクションを信じ、リズムを少し落とした展開で粘り続けました。

そして最後に頼ったのが「カラーチェンジ」。その一手が見事にハマり、ノッコミ大鯛を捻り出すことに成功。

厳しい状況下で掴んだ“価値ある一枚”と、固定テンヤの再現性・安定感。その実際の釣行の流れを時系列に沿ってお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。

午前便の展開はこちらの記事をご覧ください

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一つテンヤ鹿島灘ノッコミ大鯛狙い!は激渋展開

タイトなスケジュールの中、午前便と同じ船、第十五 幸栄丸に乗り込み、ダブルヘッダーの午後便の幕が開く!

午前便で釣り過ぎエネルギー枯渇で現場へ

午前便で集中しすぎたため、午後は船中で仮眠しながら現場へ。

午後のメンバーは同じく3人。

ウネリはやや治まったが、午前とは違い厳しい雰囲気が漂っていた。

好釣果を生んだタックルを継続

使用タックルは午前と同じ超三笠テンヤ8号グリーンとVRKS-LV1。一応、バーチカル用のベイトも持ってきていたが、出番がない雰囲気が濃厚に^^

午後便の釣り座は、右舷トモ(船尾)。船が超デカくお隣さんとの距離が広いので、田中的には集中するのに良い環境だった。

午前はドテラ流しだったが、午後はシーアンカーでの流し釣りだったので、「シャクリとフォール」のリズムは少しゆっくりな展開に。

払い出し気味の潮なので、ベリーまでしっかり使ったシャクリを意識

案の定、午前中のイージーな感じはなく、とてもアタリが少ない状況。10人以上乗ってるので、たまに誰かは魚を上げているが、、、

そんな中、開始早々オモテ(船首)ら辺がザワザワとして、風に乗って真鯛の香りがトモに流れてきた。「誰か真鯛を釣ったんだな〜」と思っていたら「8キロがでたみたいです!」とHさん。

ゲストに続く予期せぬ大物の正体はサメ

それでも我々は淡々と「チョンチョンス〜」を続けていると、引ったくられバイトでワラサ捕獲。

時折、ゲストがポロポロと釣れていた時、「ゴツ」と超弩級のヒットがあるも、正体はサメ。

タライは埋まらなかったが、ここから本領発揮となる。

アタリが少なく厳しい状況だからこそ、軸となる「チョンチョンス〜」をブラさずに繰り返す。

超三笠テンヤ×カラーチェンジ!ノッコミ大鯛捕獲

午後3時過ぎ、困った時のクレイジーレッドにカラー変更。

そして、力強い「チョンチョンス〜」でフォールに全集中し、大鯛のアタリを待っていると、明確な「コツ」という気持ち良いバイト!

ヘッドシェイクとダッシュで暴れるも、冷静にやり取りして6.2kgのノッコミ大鯛をキャッチ。午後便の勝負を決める一枚となった。

リアクションで良い感じにスイッチが入り、テンヤを瞬時に吸い込み瞬時に噛み砕く、大鯛の明確な「コツ」というバイト。親鈎が完璧に刺さり孫鈎プレミアムもしっかりサポート。

その後は休憩しながら力を抜きつつ、ポロポロと魚を釣りながら、噛み締めるように鹿島灘を満喫した^^

午後6時の終了まで少し時間はあったが、コロッコロの真鯛をイメージ通り獲ったところで、早めに片付けに取りかかった。

「午前便と午後便余裕〜じゃろ〜」と思っていたが、声も出ないほど気力と体力が枯渇していたことは、ここだけの話。

【午後便】攻略ポイント

厳しい状況だからこそ「チョンチョンス〜」を基本に
②午前便に引き続き「超三笠テンヤ」8号が安定感抜群
③シーアンカー流しのためリズムより少し落とす
④困った時はカラーチェンジで集中力が保つ

午前と午後で状況は大きく異なったが、基本を変えずに愚直に続けることで結果に繋がった。最後は「カラーチェンジ」という一手が光った。

この時のタックルデーター

★【ロッド】
VRKS-LV1
★【リール】
3000XG
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2.5号1.5m
★【テンヤ】
超三笠テンヤ8号
COゴールド、ブライトグリーンゴールド
クレイジーレッド、ブラックダイヤモンドG
この難局を打開したのが、「クレイジーレッド」にカラーチェンジした事。
今までの経験で、「クレイジーレッド」はあらゆる局面でアタリを誘発する力があるので、最後の切り札的に投入。

最後に

午後便は午前便以上に厳しい展開でしたが、基本を守りつつ小さなアジャストを加えることで、価値ある大鯛を掴むことができました。

固定テンヤの「ルアーとエサの融合」が生むリアクションは、こうした状況下でも安定感を発揮。

今回の体験から学んだのは「諦めず基本を継続し、最後の一手を信じること」が結果に繋がるということです。

関東屈指の一つテンヤフィールド鹿島灘。──次はあなたの番です。挑戦の先に、きっと記憶に残る魚との出会いが待っています。

午後便の様子はこちらから 👉午前便の記事を読む

いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^

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