【瀬戸内海ロックフィッシュゲーム】ボートロック撮影で良・大型アコウ連発

ロックフィッシュ

今回の記事は、瀬戸内海の岩礁帯を舞台に裏三笠で挑んだボートロックフィッシュゲーム撮影の様子をお届けします。

固定ヘッドの「一つテンヤ」では、一発でロスト——。

「魚がいるけど攻められない」そんな永遠のジレンマを解消し、キッカーフィッシュへもアプローチできるよう誕生したのが、

“一つテンヤ × ロックフィッシュ”という異色の融合モデル「裏三笠」。

今回は、シーズン真っ盛りの瀬戸内海アコウ(キジハタ)を狙い、現場で得た“リアルな結果”を共有します。

ロックフィッシュゲームに興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

「一つテンヤ」×「ロックフィッシュ」という世界観

ロックフィッシュゲームでありながら、リアクション一つテンヤ「笠岡スタイル」の要素を融合させたのが「裏三笠」。

“ヘッドで水を押す”“カラーでスイッチを入れる”“適時適切なワームと共鳴する”——。

この3要素を一つのメカニズムとして機能させ、魚の本能を刺激する。

それが「ロックフィッシュ新戦略」の核である。👉詳細が知りたい方はこちらをクリック

「裏三笠」リリースと同時にボートロック撮影

4月予定だった「裏三笠」のリリースが少し遅れ、6月中旬にようやく始動。

そしてその翌日、シーズン真っ盛りの瀬戸内海で「アコウ(キジハタ)」を狙ったボートロック撮影を敢行!

メンバーは、田中とテストを共にしてきたTG部長(おなじみの動画メンバー)、そして要所ようしょでお世話になっている「KAIHA」のぶ君船長。

この3人で、記念すべき“裏三笠×アコウ撮影”がスタートした。

「裏三笠」I型(固定式)II型(遊動式)の全容

当日は17時に笠岡港を出航。

まずは本編撮影の前に、別エリアで「裏三笠」の仕様紹介を撮影した。

I型は固定式で、フックを装着し、ワムズレンLをセットする流れ。

下の画像は、ワームを装着していない状態のイメージ。

II型は遊動式。こちらも同じくフック→ワムズレンL→ワーム装着の順。

下の画像もワーム未装着のイメージ。

動画でもフックの装着方法を解説しているが、I型は慣れないと現場でバタつくので、釣行前に自宅などでセットしておくのがおすすめ。

本命ポイントが潰れサブポイントにて撮影開始!

導入パートの撮影を終え、いざ本番へ――と思いきや、まさかの緊急事態発生。

本命ポイントが使えなくなり、急きょ移動を余儀なくされることに……。

船上には一瞬、微妙な空気が漂い「今日はもう終わったかも」と苦笑いしながら、予定外のサブポイントへ向かった。

前日の雨による“濁り”と、“潮周り”のタイミングは良いのが唯一の救い。

狙うレンジは7〜15m前後。トップ付近は、まさに“要塞”のようなガチャガチャ岩礁帯。

まずはエンジンを切り、ドテラ流しで流れるラインを把握するつもりだった…

一流し目からまさかの“ダブルヒット”!!

私が「裏三笠」6号ガンツウ(I型固定式)、TG部長は6号グリキン(II型遊動式)をセットし、ロッドはともにVR-X 85B LV2

風上に軽くキャストし、リフト&フォール → スライド&フォールでテンポよく探る。

強くシャクると根掛かりの原因になるので、あくまで“スーッと”持ち上げて、“スー”と落とす――この繰り返し。

「カサスタ」同様、リズム良いリフトで魚にスイッチを入れ、フォールで喰わせるのが肝だ。

そしてわずか2分後――

「ゴンッ!」と強烈なバイト!その直後、TG部長にもヒット!!

一撃でまさかのダブルヒットに、船上は想定外のパニックにw

二流し目も“ダブルヒット”お化け根魚に瞬殺

二流し目、やや遠投気味にキャストし、岩礁帯の周り付近を丁寧にトレースしていると――

「ドゴンッ!!」一発目を凌ぐ強烈バイト!

完璧にフッキングしたはずが、想定外のパワーで体勢を崩され、ドラグフルロックでも止まらず無念のフックオフ…。

後に確認すると、フックが完全に伸びており勝負はその時点で決していた。

まさに“未知の怪物級根魚”との一瞬の攻防――油断が命取りだった。

ちやみ同時ヒットしたTG部長は、マゴチだ…

止まらないランカーアコウ!威嚇スイッチ発動

私がラインを組んでた三流し目、TG部長が調子良く良型アコウを追加。画像はないが動画は撮れていると思う。

濁り潮の影響で、まだ明るい時間帯にも関わらずアタリが止まらない。

本命アコウが次々とバイトしてくる状況に、船上は興奮の連続!※こんな展開も珍しい

徐々に日がかたむき、獲物を狙っているランカーアコウが牙を剥く、“ボートロック本番”の時間がやってきた。

良型で規格外の個体ばかり

四流し目。

本来なら8号に上げて手返しを良くしたいところだが、6号ガンツウの操作感が気持ちよかったので、フックだけ新品に交換し再現を狙う。

もう必要すらいらない、同じ展開で釣れる…

今まで各地のアコウと対峙してきたけど、ここの魚はポテンシャルがヤバい…

画像・動画では伝わり難いかもしれないが、ドーピングしたみたいにブリッブリの個体が多い!

この日最大魚がリアクションバイト!

そして五流し目――。て言うか、毎回アタッてる…

まさにボートロックのゴールデンタイムに突入し、ボトムをリフト&フォールしていたその時「ガツ」と強烈バイト!※岩礁帯の外

引きのトルク、ヘッドシェイクの重圧、全てがこれまでとは別格だったが「85B」の前では大型アコウ(キジハタ)もなすすべなし…

まさに“V.I.SOULのロックフィッシュ戦略”の真骨頂を証明する一尾だった。

もう何もいう事はないという事で、私はここで完全スイッチオフ…

六流し目、TG部長が良型アコウで締める

撮影開始して約一時間、あたりもすっかり暗くなり、ここからがロックフィッシュゲーム最高潮!

という時間帯に、TG部長が中型サイズを捕獲し、動画撮影の幕が閉じる…

爆発力のある釣りではあるが、撮影というタイミングでここまで当てれたので、やらせと思われても仕方ないが、まぎれもない事実。

冒頭でも説明した通り、シンカーにフックにワーム。そんな単純な話ではないという事が、少しでも伝われば嬉しく思う。

今まで信じてやってきた事が、動画で実証できたのが何より嬉しい。たぶん、一緒にやり込んだ仲間みんな、嬉しいんだろうな…

どんな状況でも優位に立てれるとは思ってないが「やってて楽しい!」のが一番の正義だと思うので、今後のロックフィッシュ新戦略」同行をお見逃しなく^^v

今回の動画

今回のポイント

リアクションが理解できる人、できてない人でも比較的簡単な操作なので挑戦してみてください。

①裏三笠を「リフト(スライド)&「Tフォール」で操作する
②抑え気味に「スー」と誘い「フワー」でバイトを誘発させる
③一定のリズムで刻む事がキッカーフィッシュを獲る極意
④バイトはハッキリしているので焦らず糸フケ取りながらストライクで!
⑤デカイ魚がいる海域はオフセットフックを強い物(太軸)に!!

この時のタックルデーター

★【ショアテンヤロッド】
新作ベイトキャスティングモデル
VR-X 85B LV2

★【リール】
小型両軸リール(HG)

★【メインライン/リーダー】
PE1.2号200m/フロロ5号2m

【リグ(シンカー)】
裏三笠」6号I型(固定式)、II型(遊動式)
「ガンツウ」「グリキン」

★【オフセットフック】
1/0〜2/0太軸

※魚が大きく強いのでワームとのバランスは無視して2/0を多用した

★【ワーム】
「ハイパースパイダー」出典先:ケイテック
※裏三笠との相性がとても良いワーム

V.I.SOUL「ONLINE SHOP」

今回使用した裏三笠は、下のオンライショップでご購入できるので、よろしかったらぜひ^^

最後に

一つテンヤとロックフィッシュが融合した、新たな「ロックフィッシュ新戦略」。いかがだったでしょうか。

V.I.SOULが「裏三笠」を作った理由は、流行でも需要でもなく――現場で本当に必要だったから。

誰かにウケるためじゃない。「これがあれば、もっと本気で魚と向き合える」その想いを形にしたのが、このアイテムです。

これからも“魚にスイッチを入れる本質”を追い続け、我々が現場で見ているその先の景色を、一人でも多くのアングラーに届けたいと思っています。

不器用極まりないでしょう…

いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます^^v

あわせて読みたい関連記事

今回はボートロックの実践法をお伝えしましたが、陸っぱりでも同じ戦略でランカーアコウを狙えます。共通点が多いのでぜひこちらもあわせてお読みください👉「なぜランカーアコウ(キジハタ)が口を使うのか?」ロックフィッシュ新戦略

今回登場した「裏三笠」の仕様などは、[公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、[公式ECサイト]からご覧いただけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました