今回の記事は、最近(2022年)公開したショアテンヤ動画の中から、人気の高い作品と、まだブログで紹介できていなかった「カサスタ」実践動画をまとめてお届けします。
業務多忙につき、まとめ紹介という形になりましたが、どの映像も“現場でリアルに挑むV.I.SOULの原点”そのもの。
撮影で狙って真鯛を釣るのは簡単ではなく、制約の多い環境での挑戦となりますが、そのハードルを越えた先にこそ、言葉では表せないご褒美がある——。
だからこそ、オレ達はバカの一つ覚えのようにショアテンヤを続けています。
ショアテンヤ動画で一番人気のモノと、未だブログでご紹介できていない動画を、一挙5部作ご紹介します。
みんな驚愕「ここで真鯛釣れるん!?」
今回まず紹介するのは、V.I.SOULのYouTubeでも大きな反響を呼んだ一本。
舞台は、広島県尾道市「向島」と「岩子島」のあいだを流れる、まるで川のような水道——「御幸瀬戸」。
「ここで真鯛がショアテンヤで釣れるの!?」と、釣り仲間も驚いた超極秘ポイント。
しかし、この浅場の水道筋にも確かに真鯛は潜んでいる。
それを「カサスタ(笠岡スタイル)」でリアクションを誘い、高確率で再現できる“唯一無二の一つテンヤ釣法”で挑戦しました。
この動画のテーマは「固定観念の破壊」。
一見“釣れなさそうな場所”で本命を仕留める、その瞬間をリアルに収録しています。
「ヒトツテンヤー」(一つテンヤをこよなく愛する人たち)必見の内容で、実践をイメージしやすい動画のひとつだと思います。
まだ観ていない方は、ぜひ下のリンクからご覧ください👇




一つテンヤ行脚Vol.34後編 in広島県尾道市向島
川のような激浅“御幸瀬戸”で本命真鯛を狙え
一つテンヤ行脚Vol.34「一言ポイント」
大きい潮周りの潮流でリズムに合わせた展開で攻略。根掛かりが少ないので初級者さんにも練習場所に最適。(上げ潮がおすすめ)
② タックルの不安要素はゼロに。一発大物が潜むエリアなので、古いPEラインや甘い結束は即リスク。少しでも不安がある箇所は、釣行前に必ずチェック&交換!
「ウサギ島」でレンタサイクル!やる気ショアテンヤ!!
7月中旬、まだ酷暑が続く真夏のなか——
舞台は広島県竹原市沖に浮かぶ「大久野島」、通称“ウサギ島”。
この日の撮影は、正直“ネタっぽい”企画ではあったものの、実際に竿を出してみるとポテンシャルの高さを強く感じた場所でもあります。
「ズッコケてもアップしよう!」と、ゆる気プランのぶっつけ本番で挑んだ現場。
結果、予想外に濃い時間となり、記憶に残る撮影となりました。
潮は朝の下げ残りから上げに転流するタイミングでエントリー。
この潮変わりの瞬間こそがショアテンヤの醍醐味。現場でその変化を感じてほしいところです。
良い季節にのんびり観光がてら、ウサギたちと戯れながら“ゆる気テンヤ”を楽しむのも最高の休日スタイル。
「休暇村 大久野島」ではレンタサイクルも借りられ、昼食もとれるので、釣り+癒しのセットで訪れてみてください^^v





一つテンヤ行脚Vol.35 in広島県竹原市大久野島~ウサギ島~
 たまにはゆるい気分でショアテンヤ
一つテンヤ行脚Vol.35「一言ポイント」
②南面は根掛かりロストのリスクが低め。「三笠」「超三笠」4号をメインに組み立てよう!
油断すれば熱中症!過酷な真夏のショアテンヤ編
7月下旬、広島県尾道市沖に浮かぶ「細島」で撮影を決行。
おそらく過去一と言っていいほどの灼熱地獄のショアテンヤロケでした。
ここ「細島」は潮通しがすこぶる良く、真鯛が好む砂礫底の好フィールド。
一年を通したベストシーズンかは断言できませんが、可能性という視点では非常に面白いポイントです。
事前のプラでは下げ潮メインの印象でしたが、実際にやってみると上げ潮でも十分勝負できることが分かりました。
シーズナルパターンをしっかり読み解けば、真夏でもビッグチャンスが訪れるポテンシャルを秘めています!


以下の画像全て、プラクティスで獲った魚。この日は雨模様で涼しかったのに、撮影本番は…





一つテンヤ行脚Vol.36 in広島県尾道市細島
夏枯れ?!激ムズ真鯛!!灼熱地獄のショアテンヤ
一つテンヤ行脚Vol.36「一言ポイント」
②水深もあり潮流が効いてると圧倒的に「超三笠テンヤ」優勢!ゲーム展開がぐっと有利に!
岩礁帯上等!V.I.SOUL的ロックフィッシュという概念
今回お届けする「第4部作」は、これまでとは少し毛色が異なる動画です。
ショアから「三笠テンヤ」「超三笠テンヤ」で“カサスタ”を展開していると、どうしてもガチャガチャすぎてスルーせざるを得ない局面が多々あります。
「ここに三笠を通せたら絶対釣れる!」──そう分かっていながらも、根掛かり必至で攻めきれないジレンマ。
そこで、なんとか攻略したいという想いから、**岩礁帯を攻め切るための高性能モデル「裏三笠」を開発。
イメージとしては、「三笠テンヤ」のオフセットフックVerです。
撮影に挑んだのは、トラブルで予定がズレ込んだ7月下旬。アコウ(キジハタ)がアフター期に移行し、正直、一番やりたくなかったタイミング。
それでも「裏三笠」+ベイトロッドプロトで「VR-X 85B LV2」挑みました。
初の“V.I.SOUL的ロックフィッシュ戦略”動画、ぜひ温かい目でご覧ください。


一つテンヤ行脚Vol.37 in愛媛県岩城島某波止
初公開!岩礁帯上等!!“ロックフィッシュ攻略
一つテンヤ行脚Vol.37「一言ポイント」
下げ潮で姿を現す「砂ノ洲」で真鯛に挑む!
8月下旬。一昨年から温めていた構想をついに実行——
広島県・尾道沖に下潮のタイミングで現れる砂州「細ノ洲」へ渡っての撮影を決行しました。
予定時刻を過ぎてもなかなか現れない砂州。
焦るどころか、逆にワクワクが膨らんでいくという不思議な高揚感。
“この瞬間を待っていた”という気持ちが自然と笑顔に変わる時間でした。
撮影当日は一発勝負のぶっつけ本番。
潮やタイミングは完璧とは言えませんでしたが、それでも夕暮れまでのわずか2時間で複数回のチャンス。
最高のロケーションとポテンシャルを肌で感じることができました。
この場所は、条件さえ揃えば間違いなく「真鯛が差してくる」特別なフィールド。
“ヒトツテンヤー”さんには、ぜひ一度チャレンジしてもらいたい場所です。





一つテンヤ行脚Vol.38 in広島県尾道沖細ノ洲
大潮の下潮で突如出現“砂州”で真鯛を狙う!
一つテンヤ行脚Vol.38「一言ポイント」
②急流かつブレイクが近いので深く立ち込みは厳禁です!
③複数人でライフジャケットを必ず着用され楽しんでください!!
④気になる方は「こだま観光遊漁船」に問い合わせを
この時のタックルデーター
フラッグシップ「VRKS-LV1」(行脚Vol.34)
「VR-X 92S LV2」(行脚Vol.35,36,38)
「VR-X 85B LV2」(行脚Vol.37)
★【リール】
3000番(行脚Vol.34)
4000番(行脚Vol.35,36,38)
小型両軸リール(行脚Vol.37)
★【メインライン/リーダー】
PE0.6号200m/フロロ2.5号2m(行脚Vol.34,35,36,38)
PE1.2号200m/フロロ4号2m(行脚Vol.37)
★【テンヤ】
「三笠テンヤ」4号(行脚Vol.34.35,36,38)
「超三笠テンヤ」4号,5号,6号(行脚Vol.35,36,38)
クレイジーオレンジ、ブラックダイヤモンドG
ブライトグリーンゴールド、ゴージャスピングG
★【シンカー】
「裏三笠」15g~22g(行脚Vol.37)
ガンツウ
★【ワーム】
クロー系4インチ
ショアテンヤで全局面を戦えるタックルが揃い、これまで敬遠していた岩礁帯も攻略可能に。
その時、釣りの世界観が一気に変わりました。
状況に合わせて最適な組み合わせを選べるようになり、不安やストレスがほぼ解消。
フィールドでの判断も速くなり、狙える魚の幅も大きく拡がりました。
限られた時間や釣行回数の中で、自然や魚と向き合える“良い釣り”が増えたことが何よりの収穫。
いまは本当に、釣りがもっと楽しく、穏やかになっています^^
最後に
ということで、5本のショアテンヤ動画を一気にご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
動画だけでは伝えきれない部分も多いですが、少しでも「ショアテンヤ」に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
季節ごとに変わるシチュエーション、その中で磨かれていく“カサスタ(笠岡スタイル)”の魅力。
体験すればするほど、その奥深さと可能性を感じます。
これからも、現場でのリアルな気づきやワクワクを共有していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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今回は、オーソドックスなショアテンヤ真鯛の記事でしたが——
エントリーが簡単で、真鯛に匹敵するターゲット。しかもその難易度と引きの強さは、真鯛以上…!?
そんな意外な魚をテーマにした記事も公開しています。ぜひあわせてご覧ください👉【ショアテンヤの好敵手】干潟のスーパーシャローで真鯛に匹敵する魚が…
また、今回登場した「三笠」の仕様については[公式ページ]にまとめています。
ご購入を検討される方は、[公式ECサイト]からご覧いただけます。※現在一部のみ販売中です。

 
  
  
  
  


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